初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

スズメノカタビラ    魔法のことば       千葉県市川浦安アスファルト脇植物園

2020-03-21 00:05:55 | 魔法のことば

 

春は降りてくること、

やがて初夏がふりそそぐこと、

スズメノカタビラは、

南極大陸でも生きていること、

つぎの春にはこの公園に、コゴメホシノヒトミがたくさん咲くこと、

 

世界中のヒトが戦っていること、

 

君のこと、ずっと大好きなこと、

 

覚めることのない、

ずっと胸の奥であたたかい、

魔法のことば。

 

(雀の帷子)イネ科イチゴツナギ属。1~2年草。

原産地不明。世界中に分布。

花期は年中。草丈、20cmくらい。

農業地や緑地での繁殖がすさまじく、ヒトには害草の代表のひとつ。

名の由来、スズメはちいさいことを、

穂のようすを一重の着物を指す帷子に例えた説。

 

 

今日のイノチ。

すこしもらって、そばにおいて。

三人の姫からのプレゼント♪

ヒメオドリコソウ、ミチタネツケバナ、

オランダミミナグサ、スズメノカタビラ。

 

 

ショカ ヒト科ミンハナホシノヒトミ属。


マメカミツレ    いじわるおおかぜに負けない      東京都江東区都立の森

2020-03-20 00:04:39 | みんなの花図鑑

 

キク科の多様さは植物の中でも特別なようです。

オーストラリアから来たこの子、キク科にありがちな、

何かに似てて同定困難ではなく、

もしかしてキク科?

原産地のようすは分かりませんが、

いじわるおおかぜに負けない進化をしたのではと想像。

 

(豆加密列)キク科タカサゴトキンソウ属(マメカミツレ属)。

オーストラリア、ニュージーランド原産。

1940年ころに確認された。本州以西に野生化。

花径、4~8mm。花期、通年。

高さ、5~25cmくらい。

名の由来、カモミール(chamomileキク科シカギク属、

和名カミツレ)に似ていることから。

カミツレ(加密列)は、オランダ語名のカーミレ(kamille)が訛ったと。

 

 

 

アーカイブ。

3月中旬。

 


ネンジュソウ(野沢菊)   植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで     東京都江東区都立の森

2020-03-19 00:02:14 | 植物の名前

 

うつくしいなまえ、

うつくしいにほんご。

 

植物たちへの感謝をことばにする、

できるだけうつくしいことばで。

 

(年中草)キク科キオン属。

ヨーロッパ原産の1年草。明治初めに確認。

花期、ほぼ周年(で、年中草)。 草丈、30cmくらい。

標準悪名ノボロギク(野襤褸菊)。

ボロは使い古しの布、ぼろきれのことで、

全くいい意味はない。

白い冠毛のようすを表現したつもりなのでしょう。

提案。

ボロギクとは、サワギク(沢菊 キク科サワギク属)の別名。

ならば、野をつけて、ノサワギク(野沢菊)がふさわしい。

別名、ネンガラグサ、オキュウクサ(お灸草)、タイショウクサ(大正草)、

ネンジュソウ(年中草・ゲンペイコギクにも使われる)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーカイブ。

2月上旬。

 

2月下旬。

3月上旬。

4月中旬。


キュウリグサ    時空を超える、薄藍色のちいさなドア     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2020-03-18 00:05:09 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

地球を何周しても、

宇宙の果てまで行けたとしても、

時空を越える日がきても、

この子のうつくしさを知らずに生きてしまったのなら、

ホントウは、

どこにも行っていない。

 

 

(胡瓜草)ムラサキ科キュウリグサ属。越年草。

アジアの各地に分布。

別名、タビラコ(田平子)。春の七草のそれとは異なる。

花期、10~7月、真夏以外(一般的には3~5月)。

花径、2mmくらい。草丈、15-30cmくらい。

名の由来、葉をもむとキュウリの香りがすることから。5点。

属の違いを越えて、ヒメワスレナグサ(姫勿忘草)とか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アーカイブ。

12月中旬。

 

1月下旬。

 

2月中旬。

 

 

2月下旬。

 

3月中旬。

 

4月初め。

 

4月下旬。

 

 

 

仲間。

ハナイバナ

(葉内花)ムラサキ科ハナイバナ属。1〜越年草。

日本全土、アジア東部温帯に分布。

花期、3~11月。花径、2~3mmくらい。

草丈、15cmくらい。
名の由来、葉と葉の間に花がつくことから。

 

 

ワスレナグサ

(勿忘草)ムラサキ科 ワスレナグサ属。多年草。

原産地、ヨーロッパ。

花径、5~10mmくらい。花期、3~6月。

草丈、50cmくらいに。

名の由来、ドイツ名「vergissmeinnicht(私を忘れないで)」。

英名「forget-me-not」と、直訳。

ドイツ、騎士ルドルフと乙女ベルタのドナウ川での伝説から。

 


ヤブチョロギ     太古の森      東京都江東区都立の森

2020-03-17 00:24:05 | みんなの花図鑑

 

遠くから呼ぶ声に屈むと、

太古の森にワープ。

巨大にみえるヤハズエンドウが雰囲気。

 

(薮長老喜)シソ科イヌゴマ属。

ヨーロッパ、北アフリカ原産。戦前に長崎で確認、

主に関東以西で野生化。

花期]3~4月。花長3~6mm。

草丈10~60㎝。

名の由来、チョロギに似ていることから。

長老喜はシソ科カッコウソウ属で塊茎が食用。中国原産。

中国語<朝露葱>にたいし縁起のよい漢字をあてた説。

ヤブは食べられない。

 

 

 

アーカイブ。

12月末。

 

 

2月中旬。

指先の花、見えますか。

 

 

ともだち。

ヒメオドリコソウ

(姫踊り子草)シソ科オドリコソウ属。

ヨーロッパ原産の越年草。明治時代に渡来。

ホシノヒトミと。

  

 

オドリコソウ

(踊子草)シソ科オドリコソウ属、多年草。

日本、東アジアに分布。

花期、4~6月。シロとピンクの花色。

草丈、30~50cm。

 

 

ホトケノザ

(仏の座) シソ科オドリコソウ属。越年生。

別名、段々な茎から、サンガイグサ(三階草)。

アジア、ヨーロッパ、北アフリカに分布。

 

   

 

シロバナホトケノザ 

(白花仏の座) シソ科オドリコソウ属。越年生。