初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

キンミズヒキ   サマーベイジュのカンバス      東京都江戸川区小川の辺

2020-08-16 00:25:24 | 東京都江戸川区小川の辺

 

川面がサマーベイジュのカンバスに染まるころ、

デュランタレペンスのブルーや、

キンミズヒキのゴールデンイエローがさわぎだす。

 

(金水引)バラ科キンミズヒキ属。多年草。

原産地:日本 東アジア ヒマラヤ。

花径1cmくらい。 草丈90cmくらいに。

開花時期:7~10月。 薬草。

名の由来、花をつける穂を熨斗袋(のしぶくろ)

につける金色の水引に見立てた。

水引は、和紙を「こより」にして、それに水のりを引いて固めた意。

ミズヒキ(水引)はタデ科イヌタデ属。

 

 

 

アーカイブ。

7月末。

 

8月初め。

 

8月末。

 

9月中旬。

 

10月下旬。

 

 

ともだち。

ミズヒキ

(水引)タデ科イヌタデ属。

原産地:日本 中国。

開花期:8月~10月。

 

 

 

ギンミズヒキ

(銀水引き)タデ科イヌタデ属。多年草。

日本全土、東アジア、東南アジア、インド東部に分布。

花期、8~10月くらい。草丈、80cmくらいに。

花色から銀と。

 

 

 


ヒマワリ    川に走る、熱く乾いた土の道     東京都江東区都立の森

2020-08-15 00:02:45 | 東京都江東区都立の森

 

太陽の花。

 

夏休み、

川に走る、熱く乾いた土の道。

 

風と、ヒカリと、ナツソラと。

草の香り、土の香り、水の香り、夏の香り。

 

はるか遠い記憶がそうさせるのか、

こどもの僕は、魚のように夏の水に焦がれていた。

 

(向日葵)キク科ヒマワリ属。

原産地は北アメリカ。17世紀に渡来。

花期、7~9月。

学名Helianthus annuusは、ギリシャ語で太陽の花。

種は食用、ひまわり油の原料にも。

紀元前より作物として栽培されていた。

ロシアの国花、食用ひまわりの生産量が世界一。

名の由来、太陽を追うように回ることから。

実際には、生育の盛んな一時期だけ。

 

 

 

 

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ベニニガナ   野生と知性と       東京都江東区都立の森

2020-08-14 00:02:57 | 東京都江東区都立の森

 

野の花なカタチに纏ったヴィヴィッドレッド。 

野生と知性と。

 

 (紅苦菜) キク科ウスベニニガナ属。一年草。

熱帯アメリカ原産。

花期5~11月。花径1~2cmくらい。    

草丈、60cmくらいに。

名の由来、ニガナ(キク科ニガナ属)は草液が苦いことからで、

その姿に似た紅の花色から。

 

 

 

アーカイブ。

8月中旬。

 

9月下旬。

 

 

 

 

10月下旬。

 

 

 

12月下旬。

 


オオケタデ   セミの歌が降る盛りの夏       東京都江東区都立の森

2020-08-13 00:02:06 | 東京都江東区都立の森

 

タデ種のうつくしさ。

野に咲くうつくしさ。

セミの歌が降る盛りの夏。

 

(大毛蓼)タデ科イヌタデ属。1年草。

中国原産。江戸時代に薬草として導入。

花径は1cm以下。

花期は8~10月。

草丈、2mくらいに。

名の由来、タデは、辛みが強く、口がただれるの説。

大毛は毛の多いようすから。

 

花も犬も、

ヒトの、たいせつなともだちだから、

イヌタデ属。

 

ショカの花図鑑。

 

 

 

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6月下旬。

 

 

7月末。

 

8月初め。

 

8月下旬。

 

 

仲間。アーカイブ。

 

イヌタデ

(犬蓼)タデ科イヌタデ属。

アジアの温帯から熱帯に分布。

花期、4~11月。草丈、40cmくらいに。

果実を赤飯に見立て、アカマンマと。

野趣に富むうつくしいスガタ。

 

 

 

オオイヌタデ

(大犬蓼)タデ科イヌタデ属。1年草。

日本全土に分布。

花序、7cmくらいに。花期、6~11月。草丈、2mにも。

 

 

 

シロバナサクラタデ

(白花桜蓼)タデ科イヌタデ属。

日本全土、東アジアに分布。

水湿地に生育。

雌雄異株。花径3~4mm。

花期、7~11月。

草丈、1mくらいに。

名の由来、花の形や色が桜(バラ科)に似て。

 

 


ハッカ      遠い夏、菓子器をみつめる少年      東京都江東区都立の森

2020-08-12 00:02:53 | 東京都江東区都立の森

 

幼いころからハッカといえばお菓子。

ふるさとのなつかしい味。

生まれながらのアマトウセイジンだけど、

大人の味、甘いはっか味は好物ではなかった。

遠い夏、

菓子器に見つけたときのがっかりした僕が見える。

 

こんなにうつくしい花だと知ったのはオトナになってから。

 

(薄荷)シソ科ハッカ属。

日本原産。ニホンハッカとも。東アジアに分布。

花期、8~9月ころ。花冠、5mmくらい。

草丈60cmくらいに。湿地環境に生育。

薄荷油、メントールの原料に。

化学合成メントール登場以前の戦前には

日本が世界シェアの70%だったことも。

ふるさと、新潟では、江戸時代からの郷土菓子。

「はっか糖」は新潟県南魚沼郡あたりが発祥地と。

幼いころから馴染み深い。

名の由来、葉からはわずかな薄荷油しか抽出できず、

荷が少なくなるで、薄荷の説等。

 

 

 

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8月上旬。

 

9月中旬。

 

 

 

ハナハッカ

 

(花薄荷)シソ科ハナハッカ属。多年草。

英名オレガノ(oregano)。

原産、地中海沿岸地方原産。江戸時代に渡来。

地中海風料理に欠かせないハーブ。

花期、6~9月。長さ、5~8mmくらい。

草丈、9cmくらいに。

名の由来、花は、薄荷に比べ華やかなことからの説。

 

 

 

アーカイブ。

7月上旬。

 

9月下旬。

 

 

10月上旬。

 

 

仲間。アーカイブ。

 

マルバハッカ

ショカ園で野生化♪

 

(丸葉薄荷)シソ科ハッカ属。

南、西ヨーロッパ原産。明治初期に渡来。

[別名] アップルミント。

草丈、80cmくらいに。花序、長さ5cmくらい。

花期、7月~9月。

青りんごの香り。