私はこの赤ポストに恋しまして
鯨雪となってパックリと
紅白で割とお似合いと思いますわ
若干重いとポストが言うのですが
それは「恋の重さ」かと・・・(笑)
日頃から素通りされる存在で
年末年始のみ忙しく開け閉めされ
たまに犬にひっかけられ
嘆くことなく愚痴ることなく
ただただ突っ立てる寡黙な君
空でずっとみて正直私のタイプです
大雪になる事は毎年ではありません
丁度良くこんな形になるとは限りません
ですから溶けるまで鯨雪のこの身の中で
恋して君の傍に居させてください
私が言うのも横着かもしれませんが
僅かな時間一本足で踏ん張ってくれませ