夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

ライトワーカーとかインジゴ・チルドレンとかサナンダとか言う世迷言

2019年04月22日 09時55分26秒 | 日記

本気、大真面目に信じて発信している人々が居るらしい。合理精神の塊である私には世迷言である。爬虫類人類だの銀河連合だの母なる地球だの、地上世界は【愛がなければどうなるかの実験場だった】とか、よくまあ思いつく。

これら全てのファンタジーの根っこには【この人類の苦しみの世】から何とか逃れたい、脱皮したい、その確かな予想を得たい、との切なる思いがあるのだろう。・・・それを見てキツネの霊界とかタヌキの霊とか或はもっと質の悪い何モノかが【チャネリング】と称する手法で騙しにかかる。兼好法師の徒然草にあったと思うが、とある非常に信心深い坊さんの処へ毎夜観音菩薩が降臨する。それを聴いた猟師がある夜、傍で見ている。と、猟師にはそれが猪であると見えた。得たり!とばかり矢で居殺した。確かに大きな猪だった。・・・つまりその手のダマシ、騙されなんだろう。

イスラム教は知らない、しかし仏典、仏教が【個人】の苦しみからの解脱に集中している一方、聖書(キリスト教ではない)は人類の苦しみからの救いに集中している。私思うにこれを捻じ曲げて【実際に地上に計画されている天の王国、つまり創世の神が直接個人の内面に働きかけて人々の在り方を決める世界】を晦まし、空高い何処かに死んでから行く世界と言うファンタジーを作りその保証を得る為に成すべき事を民衆に刷り込み、以て坊さん階級が甘い汁を吸う体の巨大な砂上楼閣を築いた、それがキリスト教でありその根本原因となったのがパウロなる人物の晦渋辛気くさい論述書簡であった。

初期クリスャンを殺す事に加担していたサウロなる者が【回心】なることをするきっかけとなったのが強烈な光によって盲目にさせられた経験と言うが(使徒行伝9章)復活のイエスはペテロには姿を見せている。光で目くらましする何の謂れがあろうか。つまりあの時代から【何やら怪しいモノ】の騙しがあった。

マタイ伝24章23-26節には【旧世界が崩壊する前には『私がキリストだ』と言って現われ、選ばれた人々をも騙そうとする】と書いてある。『信じてはならない』とイエスさんは忠告している。

長く聖書を見て来たがそこに書かれている事だけで人類の救済スケジュールを知り、どう行動すればいいかは十分に解る。宇宙連合だの、ガイアだの、サナンダだの、人間は霊であるだの、ライトワーカーだのの雑多な出所不明の知識など騙されるだけで危険である。

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