夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

喧嘩の仕方

2016年01月06日 10時32分49秒 | 日記
学生時代の悪友が話した、あるゴロツキの事例:道で誰かと諍いになった、相手が『俺は柔道三段だぞ』と凄んだ。すると当のゴロツキは『何い、ワシャア喧嘩五段ぜ』と言って下駄を脱いで相手の顔面を殴りつけて逃げた、と言う。

自営業の仕方を教えてくれた表面紳士、中身ゴロツキの娑婆暮らし大先生の教え:自分だけ無傷で勝とうと思うな、自分も相応に傷着くが相手には致命傷を与える覚悟でやらんと勝てない。

薩摩の剣法、野太刀示現流は相手を斬る鍛錬しかしない。受け太刀がない。自分が傷つくことが念頭にない。だからこれを相手にすると始末が悪い。段もなければ試合もない。試合をすればどちらかが死ぬ。

どんなに正論でも勝たなければ無意味である。歴史は勝者が作るのだ。勝ち方に正否はない、勝たなければならないのだ。

これらの事を勘案すれば昨年末の日韓合意は私は支持する。正論に拘って問題を長引かせるのは下手な方法である。戦線膠着、長期化は必ず失敗する。ドイツ軍の東部戦線、ベトナム、アフガン、イラク、皆失敗している。電光石火の早業で一気呵成に殲滅、戦意喪失を起こさせる、或は敵内部のかく乱を図る・・・
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