つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

東北のゆべし

2010-10-07 | わが家
 夫の教え子のSくんの来訪があり、東北みやげのゆべしを頂きました。仕事で岩手に出張したのだそうです。その後の会社生活についても話してくれました。

 30年くらい前、岡山のゆべしを頂いたことがあります。それには柚子が使われていましたが、東北地方のゆべしには柚子が入っていません。形も全然違います。
 柚子の産地から距離があり、材料として使われにくかったからでしょう。また、胡桃が入っていますが、これは胡桃が材料として入手しやすかったから・・・その良質で豊富な油脂分(江戸時代以前はクルミは山村にとって貴重な蛋白源と脂肪分でもある)のためか店頭では「油べし」と表記されることもありました。

 味付けは醤油ベースであり、砂糖・黒砂糖の甘みにより、甘しょっぱいです。東北地方のゆべしは、本来の柚子の菓子ではなく、餅菓子となっています。ボリュームもあり、美味しかったです。胡麻味も醤油味も・・・
 
コメント (4)
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