先日は3人で「笠松トンボ天国」の立案をされた箕浦先生のお話を、笠松町歴史未来館の展示写真を見ながらお聞きすることが出来ました。詳しくは、一昨年2/25にも書いていますが、その時の講師の先生から直々にお話を聞けてラッキーでした。友人の一人は先生ご夫妻と親しいのです。あれからも継続して観測を続けられ、多くの貴重な写真を撮られています。トンボばかりでなく、野鳥の写真にも驚きました。ノスリやハヤブサやチョウゲンボウを300mmの望遠レンズで手持ちで撮影されるのです。
絶滅危惧種のアカイトトンボの写真も絶妙のチャンスを捉えておられます。極小のトンボをよく鮮明に撮影されたかと驚くばかりです。トンボの習性を知らないと写すことはできません。丁度交尾の一瞬を捉えられ、ハンゲショウの花に留まっていました。ハンゲショウは6月に咲くので、時期も捉えられたということになります。
チョウのように飛ぶチョウトンボはとても美しく一度は見たいものです。アカトンボの羽の色でいろいろ種類があるようで、これも知らなかったことです。撮影された写真は100万枚単位。トンボの飛ぶさまは連続写真で撮影されたようです。最下段の写真は孵化直後のカメムシ。微小な幼虫が卵の殻を囲み、殻からでる液体をなめているようです。企画展「笠松トンボ天国はいま」は、24日まで。
外来種でせっかくのトンボの湖沼が占拠されていて早く何とか退治してほしいと思います。凄い量のライギョとかカメが・・・
この日驚いたことは、亡父が昭和10年代に先生のご両親の仲人をしていたことでした。生きていたら110歳になります。不思議なご縁にどちらもびっくりです。聞くところに及びますと、先生のご子息も東大出。家の息子と4年違いでした。
1年遅れで開催されたショパン国際コンクールで日本の反田恭平さんが二位に入賞し、四位は小林愛実さんでした。日本人が二位を獲得したのは、50年前の内田光子さん以来の快挙です。なお、優勝したのはカナダのブルース・リウさんでした。
チョウトンボ
絶滅危惧種のアカイトトンボの交尾 花はハンゲショウ
アカトンボの一種
ハヤブサ
チョウゲンボウ
エナガの親子 雛も大きく育っています
カメムシの幼虫