典型的な・・・
娘のいない日常が再スタートしました。
慣れるのに又、暫くかかりそうです。
娘が帰る前にお重ねのお飾りを下ろしあられに切っていた坊守。
することがいっぱいですので、娘にHelp!
坊守の横でコットン、コットンお手伝いしていた娘。
「お~、偉いじゃん!」って褒め称え法務に・・・
「2倍とは言わないものの1.7倍くらいかな~」って坊守。
「1.7倍とか・・・」って不服な娘・・・楽しい会話があったことです。
「今日中には・・・」とあられ切りに励んでいる坊守。
そのリズミカルな音を聞きながらお茶をいただいていたところ、強力な助っ人を失い少々しんどそうだったので、
「手伝うよ・・・!」って思わず私。
「え~、いいですよ!」って速攻で言われましたが、娘がしてたんだからオレもって・・・
浅はかでした・・・
見るとやるとでは大違いです。
包丁なんて京都時代以来です。
それでもなんとか、「ギッシン・・・ギッシン・・・」
押し切りの手を止め私の方をじっと見ている坊守・・・
「危ない!危ない!もう典型的な子ども包丁ですよ!左手、気を付けて・・・」
本人はいたっていい感じで切っているのですが・・・
包丁に持ち替えた坊守の音がコットン・コットンと早いテンポで進みます。
一方、私はと言うと・・・相変わらず「ギッシン・・・ギッシン・・・」
「ギッシン」の間に「コットン」が3回も4回も聞こえてきます。
「ちょっとはお手伝いになったかな~」
「ん~、1.3倍ぐらいかな~」って割り合い正直な坊守です。
その結果に高笑いする娘の顔が浮ぶことです。
何をしても子どもです・・・
情けないかな、そんな現実をまた知らされたことです。
ここまでして大切に何事もして下さる坊守に頭が上がりません。
今年のお講さんの「念仏あられ」は一味違いますよ!
お楽しみに・・・