そこにいるだけで・・・
息子のバスケの南予新人戦がありました。
何事を差し置いても観に行きたい坊守は布教の為に行けません。
後ろ髪ひかれるように出掛けました。
その代わりと言っては役不足なのですが、坊守の代理というのは言い訳で息子の姿観たさに午前のご縁を済ませて速攻で行って来ました。
2年生の先輩の技量は凄いようであれあれという間に点差を広げます。
十分以上の点差を貰って一年生が出てきます。
家にいる時の姿しか知らない私は、釘付けになるように息子の姿を目に焼き付けます。
小学生の4年頃まではよく肥えていてドタドタしていましたが、こんなハードなスポーツを出来るほどに肉体改造を繰り返してきました。
ひたむきに・・・
そんな息子の生き方が眩しく見えることです。
緊張するのか前半動きの悪かった息子に先輩が寄り添うようにアドバイス(?)して下さる。
いいな~、こういうの大好きです!
いい先輩がいるというほど、いい環境はないですもんね。
技も心も育てられます。
今日もガンバってボールを追いかけていました。
相手のチームは人数ギリギリ・・・
そんななか、試合中に相手チームの一人の選手がしゃがみ込みます。
どうやら、足が攣った様子・・・
タイムがかかりベンチに帰るがその選手を誰一人助けてやらないのです。
「お前ら、何しよるんや!連れて帰ってやらんか!」って喉まで出掛かっていたのですが息子に怒られそうなので呑み込みました。
足を引きずりながら一人で帰った選手・・・
勿論、声掛けもなければサポートすることもない。
それぞれが汗拭いたり、ドリンク飲んだり・・・
隣りで苦痛に耐え擦っているのに・・・
これじゃ、駄目だわ・・・って情けなくなったことです。
ダラダラしていた私の部活時代ですが、こうまで酷くなかったように思います。
技量で負けることがあっても気持ちで負けては最悪です。
青春時代、爽やかに駆け抜けろ!