親鸞聖人750回大遠忌法要もいよいよ明日ご満座をお迎えします。
私たち門徒にとってたいせつな尊いご縁です。
なかなか遇えることではないのに・・・
このたいせつな年の報恩講のご縁を、御正当が始まる前日・・・1月7~8日の二日間、高知県土佐市の廣楽寺様にてお取り次ぎをさせていただきました。
お寺に到着し、まず前拝でお参りさせていただきました。
お内陣には、お灯り、仏華、大きなお餅やお砂糖のお供え・・・
この日を待ちに待っておられたように、にぎやかで明るくお荘厳されてありました。
仏教婦人会の会員の皆さまとご一緒にお飾りのお餅をつかれるのだそうです。
境内の親鸞聖人像にもご挨拶・・・
「ようこそ、尊いご縁をいただきました」
親鸞聖人の90年のご生涯を偲ばせていただきながら、750年の時の経過の中、ひとときの休みもなくはたらいてくださる阿弥陀様のお心と、その「南無阿弥陀仏」のお念仏を途切れることなく繋いでくださった様々なご縁を、お聴聞の皆さまとご一緒に慶ばせていただきました。
庫裡のお座敷で待たせている間ずっと静かに池に水が流れる音が聞こえていました
甲斐和里子様のお歌を思い出しました
岩もあり木の根もあれどさらさらとたださらさらと水の流るゝ
この境涯・・・いろいろなことに出遇います。
南無阿弥陀仏のたて糸に、出会い、別れ、よろこび、悲しみ、悩み、苦しみ・・・をつづれ織りながら、人生という景色が織りなされていくのですね。
いまが尊く、有難い・・・
親鸞聖人750回大遠忌法要の御正当を目前に控えての廣楽寺様報恩講の御勝縁ですので、本願寺の法要出勤の記念にいただいた中啓を初めて使わせていただきました。
私にとりましても感慨深いご縁となりました。
ご住職様、坊守様、ご門徒の皆様・・・このお出遇いに心から感謝させていただきました。
ありがとうございました。
追記・・・お土産にいただいた特産の「ごっくん馬路村」というはちみつ入りの柚子のジュースを風邪気味の時にいただきました。
柚子の香りも高く、さっぱりとした飲み心地、身体がほっこりするような感じがしました。
疲れているときや、風邪のときにいいなあと思いました。もちろん、美容にも・・・!