四輪交換

話し相手が・・・

 

昨日、帰ってきたニコニコさん。

定位置におってくれることに安心します。

 

右側後輪側面がグサグサ状態。

走れなくもないのですが側面は弱いと聞きます。

傷があれば交換した方が安心です。

ということで午前中に４輪とも交換・・・

１輪換えてもバランス悪いし２輪だと前後違うパターンのタイヤになってしまうので思い切って。 

ピレリーP４のスタンダードタイヤ。

軽い感じで気持ち良く走れそうです。

これからこの４輪にすべてを預けて北に南に走って行きます。

 

夕方、空を覗き込むと曇り空ながら雨が落ちてきません。

「よっしゃ～！」って気合い一発外に出ます。

昨日、納車の時に洗車してくれたものの所々汚れていたり、今日は昼過ぎまで雨だったので・・・

一か月ほど触れていなかったしウズウズしながら洗車に取り掛かります。

 

流石に色を塗られたところは同色なれども斑になっています。

経年変化で褪せてしまっている所ですのでちょっと目立ちます。

しょうがないのです・・・

辛いですけど・・・

 

愛しく、労わるように洗車します。

声には出しませんが対話するように・・・

もうボロボロです・・・

なのに、願生ってくれる。

コイツを支えてくれます。

 

よく見る光景にトラックの荷台に重ねられ運ばれる廃車の姿。

タイヤも外されています・・・

錆も見えます・・・

どう見ても遥かにニコニコより年式の高い車でまだまだ走れそうな車たちの無残な姿。

事故なのか、故障続きなのか、価値がなくなったのか・・・

事情は分かりませんが切ない声が聞こえそうな光景です。

いろんな人の日常を運んできた車たちの姿。

その度にハンドルをぎゅ～って握るコイツがいます。

ギュ～・・・って。

 

今、娘がいますのでとても賑やかです。

自分自身も車に乗っているので興味を持ってくれます。

今日も暫く洗車しているコイツの話伽にわざわざおってくれました。

話しながらの洗車もいいものです・・・

こんな今日のニコニコ・・・

 

一緒にドライブしながら話したり、

洗車しながら話したり、

 

言葉数の少ないコイツに付き合ってくれることに感謝です。

勿論家族

帰ってきました・・・

 

約一ヵ月程の入院でした。

結構、痛い思いをしていますこの相棒。

 

夕方、引き渡しの連絡が入りました。

「迎えに行きますのでそこに置いといてください！」

一ヵ月もお世話になった代車に乗り込み、

助けていただいたお礼を伝えつつルンルンで迎えに行きます。

 

いました、いました・・・

「お～っ、良くなったか～！！！」

直していただいた箇所を確認しつつ擦ります・・・

痛かったね～・・・

 

家までのドライブ・・・

「お～ッ、これこれ！やっぱ、これじゃなきゃ！」って独り言。

ハンドル擦りつつ帰ってきました。

 

駐車場に車を止め出ると、

「お～っ！帰ったかな！」ってコイツの洗車師匠。

駆け寄ってきておっしゃる、

「やっぱいいな～！愛着あるもんな～！きれいになってよかったな～！」って労ってくれるのです。

「ありがとうございま～す！長かった～！」

「また、大事にせんといけんな～」

「そうです、そうです」

 

うれしいものです。

一緒に喜んで下さるのですから・・・

 

家族も勿論同じ反応！

皆、明るい笑顔になります。

「ニコニコ見に行こう！」って外に出る坊守と娘。

「ニコニコ帰ったんやね、よかったね～」って部活帰りの息子。

 

コイツも嬉しいです。

 

さあ、一ヵ月一緒に走れなかった分、取り戻すぞ！

（写り悪いですが宇和島城です。助手席からですよ～・・・）

 

山之桜花

山が明るくなったね・・・

 

桜がきれいに咲いています。

もう満開になっている状況でしょうか・・・

 

居間から見える桜も夕方には賑やかになっていました。

何気に思ったことに、

「あ～、山が明るくなったね～・・・」ってつぶやくと

娘が、「なかなか風情があるやん！」って即答。

「それくらいは言うやろ・・・見たまんまやけど・・・」

 

気持ち的にもそういうテンションなんでしょうね・・・

昨晩、坊守が帰ってきました。

我が家で一番明るく優しい方ですので空気が変わります。

娘や息子の表情も明るくなります。

すごいもんだな～・・・

 

儚きいのちのかがやき。

それぞれがそれぞれのいのちのかがやきを放ちお互いを照らし合う。

そして・・・一つの色となる。

山の色となる。

 

温か～い空気・・・好きです。

 

長寿之里

ピンコロ・・・

 

日本で長寿一の県は男女ともに長野県になったそうです。

その映像には「ピンピンコロリ地蔵」なるものがあるらしく参詣される方が多いとか・・・

元気でぴんぴん動いてある時コロリって亡くなることを願うのです。

分からんでもありません・・・

周りの者に迷惑を掛けたくないと思うし自分も辛い・・・

だから・・・

 

いろんな不安を抱えます。

 

コイツもそうでして・・・

最近、自分の歳をよくよく思うと結構生かさせていただいてるんだって思うのです。

昨日いただいた娘の写真には若いコイツがいます。

髪も黒々ですし顔にも張りがある。

「お～、若いな～！」って思わず言葉が出ます。

昨日、今日とその当時のアルバムを娘が出し見ているのでコイツも横から見てしまいました。

「懐かしい～ね～」って言いながら・・・

それでも１７年程前のことです。

たかが１７年・・・

されど１７年・・・

 

いろんな不安を抱えながらもなんとか生かさせていただきました。

これからも・・・

これからも・・・

 

患えば

嫌ですけど、辛いですけど・・・

しんどさを抱えながらも支えて下さるあなたの温もりに感謝させて頂こう。

 

グチグチ言いながらも

イライラあたりながらも

やっぱりここにいてくださるあなたにありがとうを伝えよう。

 

ちょっと余裕のある今・・・

 

阿弥陀さまは今ここにおってくださる・・・

今ここに・・・

娘之写真

これ・・・

 

ご縁をいただきお参りになられたご門徒。

お母さんは法要には必ずお参り下さっていたお方でした。

ここ何年かはお身体を悪くされお参りが叶わなくなりました。

そんな方の娘さんがお参り下さったのです。

 

自坊に帰るともうお参りになられていました。

「すいませ～ん、ようお参り下さいまし～た。」

って、挨拶するなり、

「これあげます。」ってニコニコ微笑まれながら出してくださった数枚の写真。

 

そこには愛しき娘の幼少の頃の姿。

法要の時に御衣御袈裟を着けさせていただいて出勤させていただいたのでしょう。

お参りくださっている方々に向かって挨拶している写真・・・

大好きなママにベッタリ寄りかかりながらVサイン・・・

そして、合掌している姿・・・

予想していない懐かしい写真に思わず、「可愛い～」ってつぶやいていました。

親バカです、コイツ。

 

大きくならせていただいています。

当時と変わらずの表情・・・

「なんちゃ、変わってな～い・・・」

 

そこには若かりしコイツの姿も・・・

かみ黒々でして・・・

「お～、若いね～！染めたらちっとは違うかな～・・・」なんて笑ったことです。

 

時、流れています・・・

間違いなく・・・

 

大切にさせていただきます。