僕はとても親戚が少ない家系なのだが、おばが二人いる。
一人の叔母は東京に住んでいて、臨床心理学の先生をしているのだが、
鹿児島や博多に、教室を持っていて、毎月飛行機で出かけて行っては、
教えるついでに美味しいものを食べて、飲んで、楽しんでいるようだ。
もう一人の伯母は、若い頃にアメリカ人と結婚して、以来ずっとボストンに住んでいるのだが、
今は高齢のため、向こうのホームの様なところに住み、悠々自適の生活を送っている。
JALがボストンへの直行便を就航させたのを機会に、会いに行こうか、と叔母と相談していたら、
どうせならコンサートをホームで、と言う話になった。
さらに、昭和女子大のボストン校でもコンサートを、と言う話も起きる。
ボストンの伯母には僕の演奏を生で聴いてもらった事が無い。
Ayakoのチェロと、永島さんのギターとのトリオで行こうと思ったのだが、何せ予算が無い・・
おまけに計画を立てた時には、ボストン便は週二便しか飛んでいなかったから、日程的にも永島さんは無理で、
叔母とAyakoと三人で行く事になった。
こうなると困るのが、いつもの事だが伴奏だ。
バイオリンもチェロもメロディー楽器で、和音を奏でる楽器が無い。
向こうのミュージシャンと共演の話も出たのだが、今回は伴奏を永島さんや、西本さんに録音してもらい、
それを流しながら演奏する事にした。
つまり、カラオケですな・・
そのアレンジや録音に時間がかかり、やっと本日永島さんにギターを入れてもらう。
基本僕のオリジナル曲に、伯母が好きだったと言う「ドナウ川のさざ波」
ディズニーから「星に願いを」、日本の曲として、季節は合わないが「赤とんぼ」などを混ぜ、演奏する。
「ドナウ川のさざ波」なんて、知ってはいてもちゃんと聴いた事も無ければ、演奏した事も無い。
永島さんも始めて弾いて「楽しいねえ~」と言っていた。
写真はボストンではなくニューヨーク・・
「Turtle Bay」という呑みやさんだ、今は改装されてしまっているが、雰囲気は残ってるみたい。
ボストンの写真もあるんだけど、PCに取り込んでないんだよね・・