有名なノースマーケット、サウスマーケットへ行く。
ノースマーケットには、たくさんの食べ物屋が並び、みんな思い思いの料理を買い、中央部分にあるフリースペースで、食べている。
フードコートの様な感じだ。
ボストンは、毎日よい天気なのだが、必ず夕方になると雨が降る。
それも半端じゃない降り方で、まさにスコール、と言う感じ。
アイリッシュパブや、有名なユニオンオイスターハウス辺りを散策していたら、ポツリと来た。
あわててノースマーケットに戻る。
あっという間に凄い雨に・・
1時間ほど閉じ込められる・・・
帰りもウッドランド駅へ。
ベテランタクシーが待っていた。
今日の夜は、タイ料理のカフェからテイクアウト。
これがとても美味しかった！
明日はいよいよニューヨークだ。
Irish Famine Memorial アイルランドの飢餓150年記念に作られた公園だ。
二つの像は、同じ家族で、アイルランドでの飢餓による苦しみと、アメリカに渡り、成功した喜びを表しているらしい。
そして、飢餓による苦しみを忘れるな、他人の苦しみをに無関心であるな、と言う事を投げかけているのだそうだ。
像の頭や指先にとまっている鳩は本物！
特に指先にとまった鳩は、写真では良くわからないが、羽の部分の柄が文字のように見えてとても不思議な感じがした。
裏通りを抜け、有名なマーケットの方に向かう。
目的地の、ガバメントセンター駅に着く。
やっと地下鉄といえるかな。
日本では見られないこの感覚・・線路とホームが一体化している・・
どこぞの遊園地のアトラクションと言った感じ！
お店も不思議だ・・・まだ改札内なんだよ。
でも好きな感覚だなあ・・
地下の不思議な感覚と打って変わって、地上に出るとそこは明るいボストン市内！
さて、どこへ行ったら良いのやら・・
何度も来ている弘子叔母頼りに散策開始。
観光バス、軍隊の水陸両用船を模しているのか・・この他にバイキングの様なバスもあった。
途中で見つけたバイオリンのオブジェ。
ニーダムから近い、Wood Landと言う駅まで送ってもらい、地下鉄に乗る。
地下鉄と言っても、地上を走ったり、地下を走ったりするのがボストンの地下鉄の特徴だ。
ホームの途中に、券売機がある。
料金はどこまで行っても一人2ドル、今だと160円ぐらいか。
電車がやって来たが、この駅は改札が無いため、車両の途中にある扉は開かない。
バスのように先頭から乗り、運転手の隣りにある改札機に購入したカードを通す仕組み。
市内に入り、改札のある駅では全部のドアが開き、勝手に乗り降りできる。
ボストンの地下鉄は、グリーンライン、レッドライン、イエローライン、と言った色別で路線が走っている。
僕らの乗った電車はグリーンライン、そう言うだけあって、緑が豊かで、美しい風景が車窓に映る。
途中の駅もいい雰囲気・・
ボストン市内までは30分ほどかかる。
ちょっとした素敵な旅気分だ。
ノースヒルの皆さんの朝は早いから、演奏は朝10時半から一時間！
日本だったら頭も身体も起きていなくって、良い演奏など出来なさそうなのだが、
幸い時差ぼけ中だ。
10時半からの演奏でも全然ok！
今日は二日目と言う事もあり、とても良い演奏が出来たと思う。
今日も来てくれていたチェロのお父さん、最後の曲が終わった後、涙を拭っていた。
アルツハイマーだと言うから、すぐに今日の事も忘れてしまうのだろうけれど、
でも、この瞬間に感動をしてくれたなら、覚えていてくれて無くても、それで良い気がする。
伯母を囲んで。
修了後、アパートメント層の、今度は最上階のレストランへ。
景色も良く、素敵なレストランだった。
ニューヨークから帰ったら、また来ると約束して、伯母と別れる。
今日はこの後、午後からボストン市内へと足を延ばす予定だ。
