老夫婦の退屈な日常 そしてお遍路の事など

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足慣らしを兼ね半日プチ遍路

2016年06月28日 | 四国遍路

いつものウォーキングコース、多少マンネリぎみで変化が欲しい時に、10キロ位離れた場所まで車で送ってもらい歩いて帰る事も楽しい。

この間は満濃池、そして今日は72番札所萬茶羅寺から家まで歩いた。その間主人はバイトです(笑)

私が歩く目的は健康作りだけど、最終的には歩き遍路だ。今すぐには行けない事情があるので‥‥多分2年先頃には区切りながらでも歩こうと思っている。

萬茶羅寺から見える捨身ガ岳 http://www.ku-kai.org/shashin.html

 



出釈迦寺から見える捨身ガ岳

 



このシールを見つけると嬉しくなる



善通寺境内の蓮の花

 


善通寺赤門前では白バイお巡りさんが見張っていました。



善通寺では12月のイベントに五岳山縦走、空海ウォークがあります。距離は大した事ないですが、岩場あり まっ立てありの獣道の様な所を歩きます。自衛隊のお兄さん達の危険箇所でのサポートが頼もしいし安心です。2年前に参加しました。今年も挑戦したい! 去年の空海ウォークの様子、善通寺HPより➡︎ http://www.city.zentsuji.kagawa.jp/site/zentsujitoday/kuukaiwalktoday.html

下は五岳山の一部です。我拝師山 火上山 中山



とにかく、約1200キロの道のりを歩くからには人に迷惑かけたくないし、家族に心配かけたくないしね。
それに若くないからね
その為には足腰鍛えておかねばって事で、地域のウォークイベントに率先参加して、毎日の歩きがお四国参りに繋げてくれると信じて歩いております。

半日プチお遍路、歩きながら信心深い亡父の事や 親不孝して泣かせた母の事、昔曾祖父の兄が遍路途中に生き倒れたと聞いてた事を思い出し、善通寺でお経を唱えていたら泣けて泣けて






「四国遍路1200」キャンペーン

2014年12月22日 | 四国遍路

 NHKがこれまでに放送してきた遍路関連の番組や、遍路の歴史や文化を紹介している展示会に行ってきました。

私が生まれた頃の遍路の様子、移り変わりなど古いニュース映像、お遍路さんにちなんだNHKの過去のドラマ、遍路出で立ちの今昔、空海の生涯、眞稔さんのこと、数々の伝説、そして遍路文化を守り伝える人々のこと、

興味ある人には再発見もあるかもしれませんね。

私は遍路超初心者なのでいろいろ再認識するうえでも面白かったです。

 

 

 


家宝です 捨てられません

2014年11月26日 | 四国遍路
去年、実家の仏壇を処理した時に捨てないで置いていた古い書物。

いつ頃、誰が書いたのかわかりません。印刷技術もまだあまり広まっていない明治時代~大正時代に使われていた物だと思う。

私の曾祖父の兄が昭和の初めごろ、お四国参りをしていて、行き倒れになり亡くなったと聞いたことがある。彼の持ち物だったのかもしれない。

今ではその事実さえも知る人がいない、闇の中。




今の時代の↓↓ これと同じでしょうか?

これ、何故か捨てられません。





父の無念

2014年11月08日 | 四国遍路

 父の命日が近づいた。

子供四人育てて長男は若くしてキリスト教にのめり込み、仏事一切かかわらず、世間で言う出世意欲も全くなく、布教活動にその身を捧げている。その家族も同じ道に進んだ。

次男は関東で活躍を終え定年を迎えた。恵まれてはいても、子供がおらず夫婦二人寂しい晩年になりそう。

三男もあちこち移転勤務を終え、同じく関東で落ち着いている。その娘二人は近くに嫁いで、ここも夫婦二人になった。

一人娘の私はずっと親の近くで住み、嫁いでからも介護ができ、二人の最期を看取ることができた。

父母は今、子供たちがみんなそれぞれの連れ合いと共に穏やかに暮らしている事をきっと喜んでいるだろう。

父は生前元気だった頃から、お墓を建て替え、仏壇を買い替え、それを三人の息子のうち誰かに託すつもりだった。

でも旨くいかないものである。男の子に恵まれた長男家は宗教の違いでお墓や仏壇を引き継いでくれない。

次男、三男も、引き継ぐ子達がいない。

父はそれを非常に嘆き悲しみながら旅立った。もう十四年も前の事です。

車で何度も何度も母と共に、お四国廻りをしていた。よっぽど好きなんだな…としか思っていなかったが後になり、こういう家の後々を思い、意地になって回っていたような気がする。

十八回の結願を終え、もう落ち着いたかなと思ったのも束の間、また回り始めました。

糖尿病、腎不全で、腹膜透析をしていたにもかかわらず、そんな時夜中に一人で高知に向かって車を走らせ、中村市で正面衝突、一命を取り留め翌日高速救急車で掛かり付けの病院へと帰ってきた。

それから半年後に帰らぬ人となってしまった。

母も他の病院に入院していて、その時凄く忙しかった。それから七年後に母も逝った

父の御朱印帳や頭陀袋、金剛杖、お珠数の行方が気になったのは随分後だった。

事故を起こす寸前に身につけていた遍路装備物は諦めるしかなかった。探しようがなかった。

そんな両親の位牌は先祖と共にお寺に永代供養し、世話する人のない仏壇は去年処分した。

両親の故郷にお墓だけは残っている。こんな両親の無念を慰めたい。

 

 


歩いてみようか!

2014年10月16日 | 四国遍路

 随分前からお遍路に行っていない。

仕事をしていたし、主人と休みが合わなかったり、娘の結婚~家新築~出産、その間に自分の病気入院。振り返れば、いろいろあって今年の夏には残っている札所を回ろうと思っていたが行けなかった。

今までのお参りは暇を見つけて車で回ったが、残りは歩くのもいいなと思っている。

高知県、30番 善楽寺~36番 青龍寺

愛媛県、41番 龍光寺~45番 岩屋寺

これら二つのルートが残っている。それぞれ公共交通機関で近くまで行き、歩いて回るのもいいかも。

まだ言ってないけど多分主人は反対するやろな (´・ω・`) 

「車で連れて行ってやるから暇ができるまで待っとけ!」って言うの間違いなしや。

正直、主人と回るの好きじゃない。次から次と急ぐから、ゆっくりお寺の中を散策できないし、近くの人気スポットも見学できないし、歩き遍路で受けるお接待も経験できないし、同じ年代の人とコミニュケーションもとれないし…

今回残っているコースが終わったら、2度目は全行程歩いてみたい。

1400キロ、来年65歳になる私でも歩けますか?

 

 


秋の室戸

2010年10月18日 | 四国遍路

       
秋晴れの一日、室戸までドライブしました。薄紫の可愛いききょうの花です。藁葺きの屋根は龍馬伝にでてくる岩崎弥太郎の生家です。 
 
最御崎寺の山門と境内です。いいお寺でした。 
 弘法大師が修行した洞窟、御厨人窟 中に入るとひんやりと霊気が漂っているようです。そこから外を眺めると正に”空と海”
  
室戸岬灯台と、秋の空、そして落日。


☆☆星の森

2010年09月29日 | 四国遍路

 

   

60番、横峰寺まで行ってきました。難所の一つだけれど車で有料道路を走れば、30分もかからなかったかな?道は狭い、対向車に注意  山の中にひっそりと建つ本堂は、これからは日の暮れるのも早いだろう。そこから歩いて30分登り、奥の院、星の森へ。なんかロマンチックな名前に惹かれた晴れていれば正面に四国最高峰、石鎚山が見えるのですが…残念 うっすらと雲がかかり10分程待ちましたが後から後から雲が湧き出てその姿を拝む事はできませんでした。

 


道の駅・ながおにて

2010年06月24日 | 四国遍路

 世の中、景気が悪くなると、お遍路さんが増えるとか?
今は、相当、山の中までも道路が整備されています。案内板もいたる所に設置されていて、お接待の方々に会えるのも、心強いだろう。
でも昭和の始め頃、地図もなく、道しるべもなく治安の悪い中、お四国参りをしていた人はどんなに怖かっただろうと思います。途中、行き倒れになった方も多いとか…。そこで香川県東部の87番長尾寺から、88番大窪寺に抜ける途中の道の駅ながおに行ってきました。お遍路の資料館があります。四国参りの歴史や、古い資料を展示してあり、写真は四国全体の各地札所位置をボタンで見る事ができます。なんと200回以上も廻って、遍路道を開拓して、道しるべを作った人がいたんです。 
私は10キロ歩くのでさえ、へとへとなのに、想像つかない、すごい。


四国遍路

2010年05月08日 | 四国遍路

今治には54番円命寺から64番前神寺までこじんまりとした、お寺が幾つかあり、歩くお遍路さんにとっては楽なコースになっています。この日もお天気が良かったので、多くの歩き遍路の方々に出会いました。写真は58番仙遊寺の仁王門と、そこからうっそうとした木立のトンネルや竹やぶを楽しみながら、15分程歩いて登りました。ちょっと寄り道したのは、今治城です。意外と美しかったので、感激


四国遍路

2010年05月05日 | 四国遍路

いいお天気が続き連休は何処も多くの人で賑わっていましたね。鶴林寺、太龍寺へとお参りに行きました。山深いお寺も白装束に金剛杖のお遍路さんで賑わっていました。

二羽の鶴が舞い降りて金色の菩薩を守ったと言い伝えられている、鶴林寺の仁王門です。

太龍寺にお参りする人々。

うっそうとした木立の中にある太龍寺の境内です。

納経所の右側にある大廊下の天井に描かれた龍です。迫力あるその絵は太龍寺の象徴ですね。

鶴林寺から太龍寺へと向かう途中に猫の神様がいるお松権現です。

一に焼山、二にお鶴、三に太龍、と言われた四国霊場の難所は徳島県にあり、この3箇所を巡り終えました。次は高知県に入るのですが、いつになる事やら・・・