老夫婦の退屈な日常 そしてお遍路の事など

ジャンルは気にせず何でもかんでも
お遍路 花 メダカ 編み物 ドラマ…

歩いて繋ぐ遍路道―19 歴史の道「かも道」下りは「いわや道」

2018年04月17日 | 楽しく歩こう遍路道
4/16(月) 7時前に今日の出発点、一宿時に入る道まで碧の奥さまに送っていただいた。
お休み大師です。お大師様が修行中に一泊されたとか!



かも道の登り口です。ここから4.8キロ 南北朝時代の丁石が残る歴史の道を歩きます



鶴林寺のお山が見えるポイントまで約一時間、ベンチもありお天気のいい日は鶴林寺の三重塔が見えます。最初見渡したときは気づきませんでしたが、少し上に行くと朝日に照らされているような……あれだ!とすぐわかりました。いいカメラだとバッチリ撮れるでしょうね!スマホでは無理



ベンチにはこんな説明文が書かれています。



険しい登りや狭い道幅の場所もありますが見所もあります。

下を流れる川は那珂川ですね。



南北朝時代の丁石



こぶし石 弘法大師の拳🤜のあとが残っているという伝説、どこに拳跡があるか実際に行って見て下さいね



そして にじり石 太龍寺へとにじりなが移動しているという伝説があります。



充分楽しんだ後は歩きやすい道になります。





水井橋からの登山道と、駐車場から登ってくる合流点です。ここからはコンクリだが急坂、どっと疲れたのはここを登る時だった😩



本堂です。清々しい緑と空気で心地よく、もう下山したくない。





隣のベンチで休憩していた男性は、これから平等寺へ、そして今日中に太平洋まで歩くらしい!20キロ以上ありますよね、びっくりです。健脚だな‼️

さて私もボチボチ腰を上げないと……
舎心ヶ嶽まで登らないと……

割りと急坂です。途中シマ蛇🐍と遭遇



お大師様の正面に⛓️鎖を伝って行きたかったが恐いから止めた。後から拝みました。



そして そこから岩場を少し登ると山を守る〝さきもり〟がある場所に行けます。思ったより大きかった。風が冷たく感じますが素晴らしい景色。綺麗に撮れてないのが残念💦





さて いわや道に入りますが、阿瀬比遍路小屋まで5.5キロ、2時間くらいだろうと余裕をこいていましたが、、思ったより長く下りに弱い私には後半厳しかった。









森林に囲まれていますから下界の景色は望めませんが、自然のままの古道で充分な装備もないまま歩いた昔の人の姿を偲びながら歩きました。

今回、かも道といわや道を歩き 長い歴史を経てもこうして残された古道を少しでも歩きやすく見守って下さる方々の存在に深く感謝の意を感じでいます。私のようなお婆ちゃんが一人で歩けたんだからね!

焼山寺 鶴林寺 太龍寺 と阿波の三大難所を越えても、残されたお四国遍路道はまだまだ長いです。時間がかかっても一歩ずつ歩いて行けば、やがてひとつの輪になる。それが今の私の目標です。
2016年9月に讃岐路から歩き始めた遍路道、あと何年かかるやら 🗨️ 🤔















歩いて繋ぐ遍路道―18 小雨混じりの山門時折霧が立ち込め幻想的でした

2018年04月15日 | 楽しく歩こう遍路道
4/15(日) 鶴林寺には自動販売機がないって聞いてペットボトル二本用意した。

それぞれバラバラに宿を出発



すぐに茅葺き小屋に到着、そこから見える生名の町





水呑大師に到着、ここで標高180メートル。ここからがキツかったです。




高い木から不定期にパラパラと水滴が菅笠に落ちる。あとから来た男性に「雨が降ってきたようですね」と訪ねると「木が揺れて落ちてくるのと雨が降ってるのと両方だよ」
でも暑くて雨具は着る気がしない

一番奥の雲がかかっているお山↓が明日登る太龍寺ですね



あと一息 がんばれ


到着です。標高500メートル



本堂



団体さんが足早にお参り納経してる間に濡れた菅笠やザックを拭いた

降ります。勾配キツいから多少恐怖感ありワクワク感ありで letgo





濡れて滑りやすいので、一段ずつ足場を確かめながら降りました。怪我でもすれば「もう止めとき」って言われる。転んでなるものか😠

四時間半くらいで休憩所に着き「もう皆は太龍寺から下っているやろな」なんて考えながらお昼御飯 快晴だが風強い


「😱💧さっきトイレを借りた近くの小学校跡にお杖を忘れた」

急いで走りました。

午後は19号線を東に歩き、那珂川の水の流れを眺めたりしながら十八女大橋を渡りました。明日の一宿寺の入り口辺りを確認してお松権現へ!このあたりで昨日と同じ足の痛みがキター







そして今夜のお宿 碧に到着
囲炉裏がある とても静かなアットホームでステキなお宿







さて明日は かも道 いわや道 大根峠から平等寺まで行きたいな🤔
距離的には行けそうだが無理っぽいなら阿瀬比辺りで止めるが足と相談します

歩いて繋ぐ遍路道―17 風が爽やかな勝浦川 お山が生き生き萌えだす季節です

2018年04月14日 | 楽しく歩こう遍路道
4/14(土) お山の向こうにお山が見えて、そのまた向こうにお山が見える。私はそんな景色が大好きです。勇気がでてきます。↓勝浦川沿いからの景色



今日は朝7時に民宿ちばを出て直ぐ上にある恩山寺にお参り。静かな山寺です。すでに数人の参拝客がいました。



そこからほんの少し下って牛小屋の横から竹林に入ります。源義経が馬で通った山路。義経は随分前にタッキーが演じましたけどあんな男前だったのかな?





竹林を抜け林道を下り街中を歩きますが、この辺りで足に違和感が……立江寺まで普通に一時間で行けるところを二時間もかかった😂



境内は牡丹が見頃でいい香りが漂っていました。2つのお寺 以前お参りしたが全く境内の様子は記憶にございません。何しろスタンプラリーでしたから



団体客も二組 入れ替り立ち替りすぐ去っていきました。

暫く足を休めた後 門前にある薄皮まんじゅうを購入!途中の神社で三個ペロリ😋

足をいたわり二キロに1度は適当に腰かけて様子を診ながらのノロノロあるき!私はハードな日程は無理かな?

こんな材木置場は香川では見たことないな!



生比奈の街並みに入ると民家に人形が展示してあり、上がって見せていただきました。人形好きな私 これにはワクワクでしたね!





道の駅横の人形交流館のイベント、ビックひな祭りは終わりましたが片付けしてる様子を見せてもらった。
次は武者人形のイベントが控えています。



明日は鶴林寺、7人の宿泊者のうち私だけ一山だけの登山。皆は一気に先へと進みます。それが普通なんですけどね😥私はマイペースよ🤗

今日もそんなこんなで歩いたキロ数昨日とほぼ同じ17キロ、いつ頃太平洋の海に会えるだろうか?🌊 1歩づつ前進しよう!




歩いて繋ぐ遍路道―16 府中と書いて〝こう〟と読みます。今日はここから歩きます

2018年04月13日 | 楽しく歩こう遍路道
4/13(金) 今日は移動のため歩き始めたのが10時前でした。先月歩き終わったこう駅から出発!



お天気がいいし地蔵越遍路道を歩きます。距離が短いし木々の間を心地よい風が吹いてあっという間でした。途中ウグイスが鳴いていましたが、それに負けない上手なオカリナを演奏しているご婦人とお会いしました。
山の中だと誰にも遠慮ぜずに吹けるし、素敵ですよねオカリナ、私も挑戦したい!







園瀬川沿いの道を挟んだ斜面には芝桜が綺麗でしたよ🌸


そして潜水橋を渡ります。


192号線の歩道橋、スマイルしながら渡ります 八南スマイル歩道橋


右おんざ...で、あとは埋もれてる道しるべ。随分古いみたいですね!


勝浦川を渡り


休憩所で一休みして

ここで103歳になる花子さんのポチ袋をいただき勇気と元気もいただきました。早速小銭入れにして一緒にお参りします。


義経上陸の地 の手前にあるお豊とお君の墓って?説明板がないからわからない。暇なときググル


今日のお宿と夕飯




17キロ歩きました。明日はもっとゆるく歩きます。薄皮まんじゅう買って、人形館寄って、道の駅で旨いもん食べて、えっ?もちろん恩山寺と立江寺にお参りするのがメインです……明日は夕方から雨かな……