老夫婦の退屈な日常 そしてお遍路の事など

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歩いて繋ぐ遍路道―23 寄り道しながら海部駅までノンビリと!

2018年05月14日 | 楽しく歩こう遍路道
5/9(水) 晴

今日は内妻から海部駅迄の11.4キロのウォークでした。

途中海陽博物館をゆっくり見学しても明るい間に家に帰る事ができました。

朝からまったりな宿の将軍様にバイバイして、すっかり晴れ上がった空の下を歩き始めました。



内妻トンネル 古江トンネルを抜けて、福良トンネルの入り口手前にある山道に入り、15分ばかり歩くと鯖大師本坊の裏に出ました。短いが昨日の雨でぬかるんで滑りやすい急下り坂もありました。









大砂海水浴場


国道から県道196号線に入り、浅川港


小高い山の裾に沿って歩けば海陽町立博物館に着きます。広くて静かな気持ちの良い施設でした。
同じ敷地に幼稚園があり、園児達の可愛い様子も見る事ができます。







民具いろいろ


大里古墳のジオラマ


刀づくりの様子


お染 久吉、お染久松なら有名だけど、違うのかな?


浅川天神社の関船、舟形だんじり 実際にお祭りで引いている所を見てみたいですね!




大きい餡ころ餅のような岩石、貴重で珍しい物らしいです🔍


博物館を見終わり海陽町の街並みを歩きましょうか。
昨日は雨で海から離れた山の間を歩いて1日中 薄暗いイメージでしたが、今日は明るくキラキライメージで気持ちいい。

阿波海南駅の近くにあるお遍路休憩所


海部大橋を渡ってきて振り返る、329㍍もあったんだ。


今回のお遍路を振り返りながら小一時ゆっくり間海部駅でおにぎりを頬張りながら座った。

これから先 土佐と伊予の遍路道は今まで歩いてきた讃岐と阿波の倍以上の距離がある。これからが大変なんだ!
再びこの駅から歩き始めるのはいつになるかしら?楽しみ!








歩いて繋ぐ遍路道-22 牟岐線に沿って歩く 雨でも楽しい田舎道、

2018年05月12日 | 楽しく歩こう遍路道
5/8(火) 曇りのち雨

7時前に宿を出発!
日和佐の町を後にして今日は牟岐まで、国道55号線を歩いて遍路道を繋いで行きます。

雨は今のところ大丈夫……
でも心配☁️☁️☁️

日和佐トンネル(690㍍)の手前の休憩所、トンネル内は思ったより明るいんだ!でも一応 用意していた反射タスキをつける。






歩いて二時間の所に やまがわち の駅があります。

駅 手前にある真言宗打越寺、人懐っこいワンちゃんが案内してくれた。
無人のお寺のようだが?せっかくだからお参りしなくては。





案内書によると、400年前初代 蜂須賀家政候が、街道にあった八ヶ寺を当時 困難を極める山道を歩くお遍路や旅人を助けるためにこのお寺を制定された。ご本尊弘法大師をおまつりしているそうです。



駅で🚻を済ませ55線に出る手前に樽に書かれた〝七転八起〟その後に何やらスクラップ状態のバスが?ここは何?面白そう!
庭の隅に一人のおじいさんがいたので声かけたがイヤホンで音楽を聞いていた。「あのぅー面白そうなので足が止まってしまって、お庭を拝見させて頂いてもいいですか?」
快く応じてお茶のお接待までしてくださいました。🍵
「定年になってボチボチとな……腰が痛くてよそにも行けんし」と穏やかな口調で話された。



庭には昭和時代をテーマパークにしたような小物大物があちこちに設置してある。













「本当に色々見れて良かったです。子供の頃を思い出しました。ありがとうございます!お元気で……」

再び55号線を歩き始めて30分もしない間に雨が降り始め、カッパを着て、足カバーやザックカバーを着けた。
10時半頃 牟岐町の標識を見る。

辺川駅🚻に着いたのが11時半頃、持っていたパンをかじりながら、止みそうにない空を見上げる



下り電車が着き、数人の乗客の注目の的に!
その中から 何やら見馴れた人が降りてきた。

「あれ?何処かでおおたな」が彼の一声!旅館吉野と鍋岩荘で一緒だったNさんだった。

彼も区切り遍路です。ポンチョを着ながら「今回高知県に入るで」
さっそうと歩いて行った。写真を撮ろうと追いかけたがもういない。

あるき出して国道に出るとすぐ小松大師がありました。



牟岐町警察署の前付近にあるお遍路休憩所



そしてちょうど3時くらいに今日の宿 内妻荘に着きました。とにかく濡れている物を拭いたりごそごそしていたら写真を撮るのも忘れた。

気温が低い1日だったのでカッパを着てても蒸し暑くなくちょうど良かった。2時間後にもう一人の女性お遍路さん到着!彼女もポンチョだ、次回は私もポンチョを入れておこうかな!

今日は17キロのウォーキングでした
明日こそハレルヤ❗️

雨が降っても気分は晴れ晴れで、明日は海がいっぱい見えるよ!

南無大師遍照金剛🙏










歩いて繋ぐ遍路道―21 小雨の山道に海岸道路やっと着いたよ亀の町

2018年05月11日 | 楽しく歩こう遍路道
5/7 (月) 雨 宿を出る時は小雨が降っていたが、カッパを着る程でもなく、今日は1日 傘をさしたり畳んだりして歩いた。

田井の浜、明山荘7時半頃 出発

白浜休憩所から遊歩道を歩いて山座峠を越えれば、近道だが雨で山路は滑りやすいので、くねくね曲がったコンクリートの道を選んだ。県道25号



遊歩道を歩けばここにでる


峠の休憩所、この横から下れば近道だがここも遠回りしました。




二時間程で海にでました。




県道25号線ゆるやかな坂が続く海岸ぶちを歩いて、やがて恵比須洞につきます。岩をも砕く波の力は凄い!





日和佐の街中はそこからすぐです。
残念ながら うみがめ博物館は休館日でした。



薬王寺までの途中に呼び止められたお接待所、文楽人形が置いてあり興味をそそられました。舞台ではこれをどうやって動かしているのか、人形の後側を見てみたい?





日和佐の町はこんなに綺麗だったの?車で何度か来たけど町を歩かないから気が付かなかった!
今夜の宿の前を通りましたが、そのまま薬王寺へ!



やはり瑜祇塔からの景色はすばらしい!日和佐城方面


この日の最後に道の駅に寄り、今夜と明日の食糧を仕入れる。そして家に少しばかりお土産を宅急便で送った!

〝お宿日和佐〟ここは御家族で経営されているゲストハウス。英語 フランス語に対応されているから外人お遍路さんも多い。ご主人がフランス人。

何といっても築100年を迎える広い古民家で、昔の面影を大切に残されて使いやすくリフォームされています。

浮き彫りの壁はお洒落ですね!




こんな感じのいい広いお部屋でした


共同のキッチン、洗濯機。
今夜の仲間は外人ギャル二人と日本人ギャル一人、そして私おばはん一人の計四人かな。









裏庭


玄関にあるこの木は全面に穴ポコがポツポツあり、川底にあった物らしい。こうして飾ると岩の様にも見え、初めて見る私は引き付けられました。



本日の移動距離は14.2キロでした。このくらいの距離が私にはちょうどいい 、スローペースで疲れない😅

明日はやっぱり☂️雨かな?なんて考えながら休みました。南無大師遍照金剛🙏






歩いて繋ぐ遍路道―20 山の中からひたすら歩いて太平洋

2018年05月10日 | 楽しく歩こう遍路道
5/6(日) 曇りのち時々雨

少し鈍よりと曇った空の下 阿瀬比休憩所から繋いで行きます。



「車で回った時にわからない事が、遍路道を歩いてみると、少しずつ解りかけてきて楽しいです。」
「本当の〝へんろ〟になったんですね」
と太龍寺に向かって歩いて行った逆打ちのワイルドな男性お遍路さんに励まされた!
何よりも嬉しい言葉に元気が出て私は大根峠に向かって歩きました。ちょうど10時に出発!





こういう道が歩きやすく癒される


ユニークな形の休憩所まで約一時間


そこからいろんな古い石碑を見ながら歩き11時半頃平等寺に到着しました。









父が 身体が不自由な息子の為に作った箱車です。子を乗せて回復を祈りながら巡礼の旅に、2年後には松葉杖で歩けるようになりました……大正時代のお話です。


お寺で手持ちの軽食をとり歩き始めましたが、少し風が吹きだし、若干 空が暗くなりました。雨よ降らないで!

月夜御水大師の一本杉です。枝が一度下に向いて生えてから、上に伸びているので逆杉と呼ばれているらしい。珍しいですね!


月夜水からの県道284線は地元の人も殆んど使わないらしく、誰とも会わなかった。くねくね曲がった樹々の間を歩く事40分くらいで国道55線にでました。やがて鉦内トンネル!





そして県道25線に入る道を見つけて、あとはその道を南に向かってひたすら歩きます。美波町の標識を見つけたら嬉しくなりました。由岐坂峠です。





時おりパラパラと降りだしましたが雨具を着る程でもありません。新芽が眩しい山の中を気持ち良く歩く事に幸せを感じました。🌱🌲



そして4時過ぎに民宿明山荘に着きました





夜は大雨が降り、朝には晴れる事を祈りながら1日を終えました。南無大師遍照金剛🙏

この日の移動16.4キロ