おじさんの人生はB級

想いは着実に現実となる。B級の結果の場合もあるけど。

TW−E3Aを聴き比べて

2020年10月17日 | オーディオ&ビジュアル
YAMAHAのTW−E3Aを使い始めてしばらく経った。
ジョギングの友として、十分期待に応えてくれている。
片耳になったPanasonicのRZ− S30WKとの比較ができないが、自分のヘッドホンのレギュラーモデルと聴き比べてみた。
よせば良いのに。
SONYのMDR−1000Xオーバーヘッドタイプと、WI−1000Xネックバンドタイプと較べた。
YAMAHAのTW−E3Aのリスニングケア機能で、ちょうど良い感じに思えていたが、聴き比べると結構な差に気がついた。

低音は、オーバヘッドのMDRが優れていることは当然だが、低音の定位感まで感じられるのはすごい。
次はネックバンドタイプのWIだ。さすがに1000シリーズを謳うだけあって限られたサイズの振動板だが、バスブーストをさせているわけではないのに十分豊かな量感で聴かせる。しかしMDRとは土俵が違うと思う。
TWで聞いてみると、リスニングケア機能の効果か、悪くないと感じていた低音が物足りなく感じる。この違いは大きい。

高音は、繊細さと伸び、再生周波数の違いを感じさせられた。圧縮音源だからいずれのモデルの高音再生能力の範囲内のはずだが、MDRには余裕が感じられ金属楽器のリアル感が頭一つ抜けている。WIはDSEE HXの効果かMDRと遜色無い。TWは健闘したが濁り感があるのと伸びが一つ足りない。

使うシーンがそれぞれ異なるので直接比較できないが、接続の安定性も音質の満足度に準じているように思える。
完全ワイヤレスイヤホンは、接続安定性に欠けると思う。
先に購入したRZもデュアル接続で高い安定性を謳っているが、横を向いただけで途切れるシーンがある。
完全ワイヤレスイヤホン同士ではRZよりTWの方が安定性は高く、切れる頻度は少ない。

これら3モデルはクラス・タイプ・世代が異なり、目的別に揃えたので同じ土俵で比較すること自体意味がないけど、使われるシーンで求められるスペックは違うので優劣がついたわけではないよ。

コメント
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