YAMAHA RX-A2A
観念して、精算しました。
久しぶりのフルサイズAUDIOの購入。
最後に購入したのは、TC-K333ESLなのか、TA-F333ESLなのか覚えがないほどだ。
詳しい方なら、この型番を聞いただけで20世紀の買い物であることがお分かりだろう。
一人暮らしをはじめ、部屋のスペースをダウンサイジングした影響で、フルサイズコンポを必要としなくなった。
また、リスニング姿勢が変化したこともある。
実家生活で学生時代までは録音品質にこだわり、視聴して購入を決めていた。
SONY好きだったのでSONYのカセットデッキを購入しに電気屋に行き、持ち込んだカセットテープを視聴してみたら、当初検討の枠外だったAKAIのGX-F71をその場で購入してしまった。
スピーカーはPIONEERの売れ筋で5万円/本クラスのものに決めてAUDIOショップに行ったが、やはりたまたま聴いてしまったYAMAHAのNS-1000Mに心を奪われてしまった。さすがに予算が倍も違っていたので、いったん引き下がってその場で購入せず、後日分割払いで購入した。
おそらくこだわって最後に購入したAUDIOは、SONYのCDP-557ESDだったかと思う。
前述のSONYの333シリーズは、価格で決めたようなものだったと思う。
今回は、おそらくそれに近い選び方だ。
YAMAHAのNS-1000Mを鳴らすためには、SUNSUIのAU-D707Gextraの方が適していると思うけど、鳴らすソースは圧縮音源が主になることから、それほどまで気持ちが入らないのだろう。
今手元にあるこだわりのソースといえば、TRIOのKT-1100だけどエアチェックをやらない今、デジタルの圧縮音源で十分だ。
その前に、年齢の影響もあり、聴力の衰えを感じる自分の手に余る。
話を
YAMAHAのRX-A2Aに戻そう。
機能面では、最近の機能はもうわからない。多分十分で、使いきることもないだろう。
リビングのテレビボードに設置する条件が、高さ180mmだったのでこれより上のクラスは選択肢に入りようがなかった。
デザインは、AVアンプとしてディスプレイが目立たないプリメインアンプ風情が気にいっている。
BOSEのAM-10ⅢとYAMAHAのNS-1000Mを切り替えて鳴らすことができ、ネットワークオーディオに対応するモデルとして、十分期待に応えてくれそうなところが決め手になった。
そしてなぜ発売時にこだわったかというと、一つクラスが下のRX-V6Aがほぼ定価販売を続けているからだ。
ONKYO・PIONEERの新製品が途絶え、シリコンデバイスの供給不足の長期化の様相と、この市場の活性要素が乏しいと考えたからだ。
それより、実家から引き取ったNS-1000Mを早く鳴らしてみたいという気持ちが勝った。
おそらく来週末には、セッティングを終えているだろう。
現代のソースをどんな音で鳴らしてくれるのか、とても楽しみだ。