自作の表計算ソフト(仮称)の日本語入力操作の改良をやっていました。
MSX2では日本語入力ソフトがないと動作できないので、
自前から始めて数年かけて作っています。
今回は入力操作の改良をやってみました。
一見すると表計算ができるような感じがしますが、
まだ、入力モードの切り替えが20秒もかかってしまって
数秒で切り替えられるようにはなっていません。
これは表の入力画面と漢字の入力画面のデータが
別になっているためで、
このあたりを何とかしようとやっています。
考えているのは10行20桁のデータを
20行20桁のデータにして11行から漢字の入力画面のデータにして
画面も2画面のページ切り替えで画面を高速に切り替えて処理することです。
初期設定に時間がかかりますが、今のままでは入力にかなりの時間がかかります。
プログラムは1000行から始まりますが、一方を10000行にしてマージさせます。
これで、見くらべながら不要な処理を消していきます。
操作中にはセルの移動をしてもボタン1つで切り替えられるようになりました。
入力モードに入って戻ることがシームレスにできるようになりました。
今まで入力した文字を保存して、このファイルを読み込むかの選択など
面倒なところがありました。
こんなことも★
現在は試作版の動作チェックを進めています。
実はこのプログラムでも配列変数にデータを入れることができるのです。
とりあえず、文字入力をやってみます。
BlueMSXなどMSXエミュレータでは漢字BASICを使うことができませんが、
このプログラムを使えばカンタンにデータを入れることができます。
これが、編集画面です。
ここでEnterキーを押します。
このように画面が変わります。
ここでは、指定された座標でEnterキーを押すと
各単漢字辞書を読み出したりといった
VBAのマクロのようなことをMSXでやっていたりします。
「東」の「と」を選んでEnterキーを押します。
すると単漢字変換モードに入り変換候補群が出ます。
このようにして入力していきます。
「東北関東大震災」という語句ができあがります。
取消の取でEnterキーを押すと、語句の全削除fができます。
ESCキーを押して前の画面に反映させます。
このように反映されますが、入力された語句は記憶されており
文字の位置が適当でない場合は
移動した座標からEnterキーを押して、再度ESCキーで戻ると
コピペされるようにもなっています。
ハンコのように各座標に「重要」「重要」というようにもできます。
また、1,2,3と各座標に表示させた後に入力して「日」を入力すれば
1日 2日 3日 というふうにExcelにくらべると若干手間がかかりますが、
こういうコピペもできます。
とりあえず、
このように0,1に14バイトの文字として入りました。
BASICプログラムですから、p$(0,1)="東北関東大震災"
というデータが入ったことになります。