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BASICでプログラミング フリガナの必要性 INPUT命令 PRINT命令 計算 番号整理

2011-04-01 17:46:57 | Weblog

4月になりました。
今月からBASICでプログラミングをはじめたいと思います。

まず、住所録を作ることを目標にしてみます。

住所録に必要なものは名前、フリガナ、住所、フリガナ、電話番号です。
なぜフリガナが必要かと言えば、パソコンでは漢字の読み方まで書かなければ
住所ごとに揃えたり、名字で揃えたりすることができません。

そう考えれば、データベースで漢字を使うのは人間のインターフェイスの役割かもしれません。
やはりカタカナだけでは同音異義語という事にもなります。
アキタケンより秋田県?秋田犬?アキタ ケン?となってしまいます。
パソコンにはフリガナ、人間には漢字と
この2つがないと日本語にならないということになります。

INPUT命令は入力した文字をメモリの変数エリアに入れます。
?の後に文字か数字を入れます。

INPUT I$
INPUT II$

でもよいですが、

INPUT III$などはINPUT II$に数字が入ったことになります。

また、カンマ区切りにすることで

INPUT PF$,CT$

? yokohama,tsuduki

と入力するとPf$にyokohama,CT$にtsudukiと入れることができます。
カンマも入れたい場合は

INPUT PF$,CT$をLINEINPUT I$に変えると
yokohama,tsudukiという文字列がI$に入ります。

このようにメモリに入力をすることができました。
入れた文字を見る(出力)するにはPRINTを使います。

PRINT I$を実行させるとI$に文字が入りました。

PRINT命令で計算することができます。
「今日はあそこで、120円のコーヒーを買って、スーパーで180円の牛乳を買って」
という具合にやってみます。

PRINT 120+180
300
Ok

と出ます。これをC=120+180で計算結果がCに入ります。
+-×÷が+-*/になります。

電卓と何が違うかと言えば、電卓で入力を間違えるとACで修正したりと
使いにくいところが多くありますが、このように入力した数値が表示されるので
間違えても、訂正がよく効きます。さらに、括弧を加えた計算もできます。

PRINT 300+(360*2)
1020
Ok

「この合計した結果をCに入れて、この結果はDに入れようかな。」
という感じで進めていけば数値をクイックセーブするような使い方でいけます。

「CとDの合計をEに入れるなら、E=C+Dかな。」
変数を合計して異なる変数に入れることもできます。

もし、Cを使っている場合はC1でもC0でも2文字であれば別のCを使うことができます。

「5000円おろしたから、今日の分を引くと」
? 5000-C
4700

というふうにできます。

これでも変数が足りない場合は1次元の配列変数を使います。
初期の状態で0から9までできます。C(0)=Cというふうに
C(0)~C(9)まで数値を入れることができます。

これは整理番号1番の人が12、整理番号7番の人が18と
C(1)=12とC(7)=18というような保管場所の番号整理ができるかもしれません。

DIM命令でDIM c(100)とすれば、配列変数を100にしたりできます。
再設定できませんので、これはあらかじめ最初に設定する必要があります。

まだいろいろなサンプルがありますが、このようにパソコンのBASICは便利なものです。

電卓とBASICの違いはBASICは入力した命令が残っているので、
数値を訂正することや再計算しなおすことがカンタンにできます。
これを発展させると数値から予測したりすることができるのです。

例えば、「こんな出費で30日間過ごすとどうなるのか?」などわかります。
電卓で面倒な計算もパソコンを使えばラクになるでしょう。

計算は正確さが必要になりますので、
今のところは計算結果を紙に書きながら、パソコンを電卓のように使ってやってみてください。

 

コメント
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