0035_魔物の誤解⑰(呪いの子③)裕也日記
呪いの子「エジェ お帰り」
呪いの子は、右手の像に剣を突きたてた。
「ギリギリ」
メンディア「うぅぅ」
呪いの子「像が傷つかない
う
なぜ
傷つかないの」
メンディア「イエス様は、呪いなんかに
負けないわよ
うう」
呪いの子「なぜ なぜ
小娘に痛みを与えても
しかたない」
呪いの子「エジェ
あなたなら
出きるはずよ
突き刺して
傷つけて
聖なる試練
私たちの役目」
エジェは、考えた。
(少し前の私と同じ。)
(そう、己の姿、運命を恨んでいる。)
(そうだ。私と血の縁を結べば…)
「分かった。私が聖なる試練を達成する。
ただ、儀式に参加するには、私の血を飲まんければいけない」
呪いの子「うふ 美味しそう
分かった」
エジェは、呪いの子から剣を受け取った。
小指を少し傷つけた。
呪いの子の口に血を垂らす。
(裕也 私に力を そして、血の縁を)
「あ ぁ ぁ グォォ」
呪いの子の体が青い炎に包まれる。
(ジュワー)
「エジェ 何をしたのぉお」
呪いの子の体は、肌色の皮膚に覆われ、
普通の肌にもどり、目の光が収まった。
エジェ「解放の時が来たのよ」
呪いの子「普通の肌」笑顔がこぼれる。
「解放されたの
試練の役目は?」
エジェ「役目は終わりよ」
青い3つの光が浮かび上がり、エジェの右手に着いた。
つづく 次回(閉ざされし魔者)
呪いの子「エジェ お帰り」
呪いの子は、右手の像に剣を突きたてた。
「ギリギリ」
メンディア「うぅぅ」
呪いの子「像が傷つかない
う
なぜ
傷つかないの」
メンディア「イエス様は、呪いなんかに
負けないわよ
うう」
呪いの子「なぜ なぜ
小娘に痛みを与えても
しかたない」
呪いの子「エジェ
あなたなら
出きるはずよ
突き刺して
傷つけて
聖なる試練
私たちの役目」
エジェは、考えた。
(少し前の私と同じ。)
(そう、己の姿、運命を恨んでいる。)
(そうだ。私と血の縁を結べば…)
「分かった。私が聖なる試練を達成する。
ただ、儀式に参加するには、私の血を飲まんければいけない」
呪いの子「うふ 美味しそう
分かった」
エジェは、呪いの子から剣を受け取った。
小指を少し傷つけた。
呪いの子の口に血を垂らす。
(裕也 私に力を そして、血の縁を)
「あ ぁ ぁ グォォ」
呪いの子の体が青い炎に包まれる。
(ジュワー)
「エジェ 何をしたのぉお」
呪いの子の体は、肌色の皮膚に覆われ、
普通の肌にもどり、目の光が収まった。
エジェ「解放の時が来たのよ」
呪いの子「普通の肌」笑顔がこぼれる。
「解放されたの
試練の役目は?」
エジェ「役目は終わりよ」
青い3つの光が浮かび上がり、エジェの右手に着いた。
つづく 次回(閉ざされし魔者)