破十界・能見施三界抄
十界を破し、能く三界を見る。
現れるめまぐるしい行動を見るのではなく。
発露である三つの世界(感情)を見る。
三界とは、
有種種性(体、如是)
種種欲(方向)
種種行(導)
種種憶想(愛)
別に捉えると
欲とは、法であり。
行とは、自身であり。
憶想とは、民である。
常に三界を見る。
三つの感情を見る。
愛、支配、欲望。これを悪い方向にしてはいけない。
愛、導く、方向(善)でなければならない。
本尊に記す「身に神、魔、仏、人、在りて、善と一致する。」である。
界に訳すなら
仏界、神界、魔界の王である。
随自意である。
以上