拝啓、真央さま

浅田真央　様

真央ちゃんを応援し始めたのは、いつごろからでしょうか。

年齢が足らずにオリンピックに行けなかったときからです。

金を取った時、この子は、何かを背負ってると思いました。

運命は、見方をしてくれる時もあるが、

試練を残す時もある。

人は、何かを望むのです。

しかし、手に入れるとは限らない。

一生は、長い。しかし、時は、待ってはくれない。

老いると分かることもある。

若いときへの欲望を望むこともある。

飛び方を変えた時、必死で応援しました。

なんとか飛んでほしい。

お母さんが亡くなって飛べなくなったときの競技。

観客の気持ちが重荷になったの。気持ちが伝わらない。

違う。真央ちゃんは、いつも観客と一緒に競技している。

雑多な思いを一つにしている。

今は、導いている。いや指し示している。

競技であり。生き方であり。メッセージであり。演技である。

私も今も戦っている。

私、自身と

死ぬまで終わらないかもしれない。

それが、人生かもしれない。

ソチ・オリンピック。

本当に金を取らせてあげたかった。

神様や仏様や異形の主に愛された人。

きっと、みんな、あなたを愛している。

試練。この子に何を望むの？この子に望むものを与えてください。

私は、彼女に何を与えられるでしょうか？

フリーの演技。

あなたは、望みを叶えられましたか？

それなら良いけど。

まだ、願いがあるなら

遠慮なく言ってください。

また、応援します。