3301_0003人間の本位(大悪)自作小説
--大悪①--
真は、思考を巡(めぐ)らした。
(疫病は、なぜ起こったのだろう)
(私が師を諌暁した答えだろうか?)
(時代が変わろうとしているのか?)
(大善とは何か?)
(私の意志なのか?)
(元初を認めるためなのか?)
(なぜ、世間はこんなに平穏でないのだろ)
(仏法に違背している者がいるのか?)
(仏子が悪に落ちたせいか?)
(中国、韓国、…)
(インド大丈夫だろうか?)
つづく 次回(大悪②)
3301_0003人間の本位(大悪)自作小説
--大悪①--
真は、思考を巡(めぐ)らした。
(疫病は、なぜ起こったのだろう)
(私が師を諌暁した答えだろうか?)
(時代が変わろうとしているのか?)
(大善とは何か?)
(私の意志なのか?)
(元初を認めるためなのか?)
(なぜ、世間はこんなに平穏でないのだろ)
(仏法に違背している者がいるのか?)
(仏子が悪に落ちたせいか?)
(中国、韓国、…)
(インド大丈夫だろうか?)
つづく 次回(大悪②)
3301_0002人間の本位(大悪)自作小説
--縁の拒絶②--
真は、いつも、キリスト教の人や
イスラムの人や念仏の人に祈りを伝える。
全世界に祈っているのである。
生命は、無辺である。
熱ぽい感覚は、数日で収まったが、
また、熱ぽさとだるさを感じた。
手のひらを額にあてるが熱はない。
(誰か助けがほしいのか?)
尋ねてみても返事がない。
真は、意を決した。
そして、御本尊にむかって両手をかざす。
世界地図を思い浮かべて、
助けを求める者を引き寄せる。
「バキ!」
両腕に音が鳴る。
熱ぽさは一瞬でやんで遠のいた。
(リレーションするしかないのか?)
真は、難を受け入れる決意をした。
つづく 次回(大悪①)