ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0255_神々の戦い(024)裕也の冒険-時の魔法人の門③-

2020年10月19日 22時56分54秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)

0255_神々の戦い(024)裕也の冒険-時の魔法人の門③-

扉が開く。
「ぎぃぃい。ぎぃ。」

--(1)勇気の試練①--

扉を開け、一歩踏み出すと、そこは崖であった。
「ヒュー」
風が吹く。
天空に声が響く。
「ここは、勇気の門である。
 お前の勇気を試そう。
 崖の中腹に花が咲いてる。
 その花を取ってこい。」
確かに中腹に赤い花が咲いていた。
しかし、崖は高く底は深く見えない。
(掴む物は、少しはあるみたいだ。
 出っ張りがある。)
若者は、手探りで崖の壁を触ってみた。
そして、そろりと足を崖に降ろす。
出っ張りの岩を探りながら降りていく。
赤い花には、そうとう深くまで下りないと届かない。
「ツルリ」
足を滑らせた。
だが、右手はしっかり岩を掴んでいた。
(ふぅ。命拾いした。)
そうしながら、やっと赤い花に辿り着いた。
赤い花弁(はなびら)は、暖かかった。
そして、真ん中の胚珠(はいしゅ)は、赤い宝石で出来ていた。
若者は、それをもぎ取り手にした。
そして、懐(ふところ)に入れた。
「ゴォォォオオオ!」
すると、掴まっていた岩が沈みだす。
若者は、諦(あきら)め覚悟した。
悲鳴一つ上げない。
静かに崖底に落ちて言った。
(俺は死ぬのか?試練に負けたのか?)

つづく。 次回(時の魔法人の門④)

 

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0254_神々の戦い(023)裕也の冒険-時の魔法人の門②-

2020年10月19日 21時24分40秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)

0254_神々の戦い(023)裕也の冒険-時の魔法人の門②-

5人の若者は、それぞれの洞窟を進んだ。
洞窟には、ヒカリゴケが生えていた。
暗いがそれが道しるべの役割をしていた。
裕也は、道しるべに従い進んだ。

大きな門に辿(たど)り着いた。
それは、頑丈な扉で塞(ふさ)がれていた。
その扉には鍵穴がある。
5人の若者は、それぞれ扉に辿り着いた。
しかし、押しても引いても開かない。
(何か鍵があるかもしれない。)
若者たちは、伝え人の心に声を伝えた。
(伝え人。門には、扉があり、鍵がかかっていて開きません。)
それぞれの若者は、伝え人にどう対処したら良いか尋ねた。
伝え人は、未来人に尋ねた。
(未来人。みんなが門に扉があり、鍵がかかっていて開かないと言っています。
 どうにか出来ませんか?)
裕也も同じ問題にぶち当たっていた。
少し考え、そして、自身に宿る気持ちの妖精に問いかけ、
鍵に手をかざした。
(妖精さん。扉の鍵を作れますか?)
手から、小さな光の粒が現れ鍵穴に入っていった。
(ちょっと複雑だね。
 出っ張りがある。
 ここは、へっこんでいる。
 でも、普通の鍵じゃん。
 魔法もかかってなさそうだし、
 後は、形の問題じゃない。)
妖精は、手のひらで鍵の形に成った。
(妖精さん。
 後、四か所に鍵の扉があるのだけれど、なんとか出来ますか?)
 裕也は、4人の若者と意識を合わせた。
 そして、手を出した。
 若者たちも自然と手を出した。
 手のひらには、鍵が現れた。


つづく。 次回(時の魔法人の門③)

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0253_神々の戦い(022)裕也の冒険-時の魔法人の門①-

2020年10月19日 20時25分27秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)

0253_神々の戦い(022)裕也の冒険-時の魔法人の門①-


伝え人は、光の神が攻めて来きて、
この古(いにしえ)の洞窟に逃げて来たことを話した。
そして、未来人の裕也にお願いした。
「この洞窟には、5つの入り口があり、
 その奥には、時の魔法人の門があります。
 その扉の向こうには、時の魔法人が居り、
 その者は、時を超え、
 光の神を倒す力を与えることが出来ると伝えられています。
 それには、5人の若者が、
 それぞれの門に挑戦しなければならいと言われています。
 門は、一つ勇気の門、
    一つ慈愛の門、
    一つ知性の門、
    一つ闘屈の門、
    一つ欲望の門、5つの門があります。
 今、4人の若者の勇気のある者、
 愛することに優れた者、
 優れた知性を持つ者、
 格闘に秀でた者が各門に挑戦すると名乗り出ました。
 しかし、一番難解な欲望の門に挑戦する者がいません。
 欲望の大きい者を選ぶべきか、欲望を律する人を選ぶべきか分かりません。
 未来人よ。
 欲望の門に挑戦してくれませんか?」
洞窟の入り口の足元には、それぞれの門の名前が示されていた。
裕也は、少し考えたが迷ってる余地はなかった。
「分かりました。
 私にやらせてください。」
5人の挑戦者は決まった。

つづく。 次回(時の魔法人の門②)

 

 

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眠たい。

2020年10月19日 18時51分11秒 | 宗教と私と仕事

なんか眠たい。

少し寝ました。

CDライブ見ながら起きてます。

それより、佐々木希かなぁ?

今日は、もう小説の投稿は終わります。

 

(^^)

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0252_神々の戦い(021)裕也の冒険-アクストラの星②-

2020年10月19日 17時46分32秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)

0252_神々の戦い(021)裕也の冒険-アクストラの星②-

洞窟の奥から老婆が近づいて来た。
首から、木で作った球の数珠を下げている。
裕也は、その出で立ち(いでたち)から村長かなと思った。
「私は、古の理(ことわり)を伝える伝え人です。
 あなたは、先ほどアクストラの分身と言いました。
 アクストラは、2人の娘を取り返しに
 光の神の元に行き、帰ってきません。
 王妃も捕らえられました。
 あなたは、何かご存知ですか?」
老婆は言った。
(ここは、アクストラが去った過去の星。
 また、そうゆう役目か。)
裕也は、自身の役割を悟った。
そして、自身があの本に伝えられている者だと感じた。
「伝え人。私は、未来から来ました。
 光の神に攻め立てられているのですね。
 私は、あなたがたを助けれるか分かりませんが、
 手助けするために送られてきました。」
裕也は、魔族の民を助けたかったので、
意を決してそう答えた。
「そうですか。
 未来人。
 今、やろうとしていたことがあります。
 是非、協力してください。」
伝え人は、そう裕也に告げた。

つづく。 次回(時の魔法人の門①)

 

 

 

 

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「裕也の冒険」ストーリー2020年10月。001

2020年10月19日 16時30分06秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)

「裕也の冒険」ストーリー2020年10月。001

闇を使う魔法。
・闇に飲み込み、動きを止める。


光を使う魔法。
・気絶させる。光を放ち。

発動のきっかけ。リレーション。

王のネックレス。と腕輪。
時の魔法人の門。

5つの入り口。

5人の若者。

勇気、慈愛、知性、闘屈、善←欲望に変えました。

気持ちの妖精。

門の鍵。

五つの試練。

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45分歩いて来た。

2020年10月19日 15時49分05秒 | 宗教と私と仕事

裕也のストーリー考えながら、

歩いて来ました。

少し、ストリーが浮かびました。

(#^.^#)

急いでお茶を飲んだら、舐めてた飴を飲み込んでもうた。

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集中できた。

2020年10月19日 13時47分51秒 | 宗教と私と仕事

小説は、少し待ってね。

考えてるねん。

裕也が如何いう方法で戦うか?

考えています。

ただ、勝つんじゃなくって魔族の能力、光の能力は、どういうものなのか

考えています。

1時間祈りました。

渋子が勝つと良いけどなぁ。

(^^)

HELLBOY見てた。

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歩いて来ました。

2020年10月19日 08時43分18秒 | 宗教と私と仕事

45分歩いて来ました。

ゴロフの渋野日向子の応援だ。

祈るぞ、…

集中力が落ちてきた。

がんばるぞ。

 

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