不思議なハートの力00042電子の世界⑫
--救出(3)--
暗い。光が差し込まない。
妖精さんが光った。
(何とか回りが見える)
「ゴォォォォゴ」
一歩進めた足の床が沈んだ。
「危ない。止まって」妖精が叫んだ。
真奈美は、踏み出しかけた足を引っ込めた。
(危なかった)
ギリギリ床と一緒に落ちずに済んだ。
「真ん中を避けて、壁の端によって進んだほうがよさそうね」
雅美も真奈美の後に続いて端に寄った。
「もう。きづかれているね。
どんと来いだ」真奈美は元気付けに言った。
「私も気を付けるね」
そう言って妖精は、1メートル前を進み壁とか床、天井を触り始めた。
天井が落ちたり、壁から槍が出たり、
でも、二人は、何とかかいくぐり進むことが出来た。
「あ!螺旋階段」雅美は言った。
「下に行けるね」真奈美は返事した。
二人と妖精は、階段を静かに降りた。
そして、地下に着いた。
そこには、廊下があり、
両脇に無数の扉が並んでいた。
つづく 次回(救出4)
--救出(3)--
暗い。光が差し込まない。
妖精さんが光った。
(何とか回りが見える)
「ゴォォォォゴ」
一歩進めた足の床が沈んだ。
「危ない。止まって」妖精が叫んだ。
真奈美は、踏み出しかけた足を引っ込めた。
(危なかった)
ギリギリ床と一緒に落ちずに済んだ。
「真ん中を避けて、壁の端によって進んだほうがよさそうね」
雅美も真奈美の後に続いて端に寄った。
「もう。きづかれているね。
どんと来いだ」真奈美は元気付けに言った。
「私も気を付けるね」
そう言って妖精は、1メートル前を進み壁とか床、天井を触り始めた。
天井が落ちたり、壁から槍が出たり、
でも、二人は、何とかかいくぐり進むことが出来た。
「あ!螺旋階段」雅美は言った。
「下に行けるね」真奈美は返事した。
二人と妖精は、階段を静かに降りた。
そして、地下に着いた。
そこには、廊下があり、
両脇に無数の扉が並んでいた。
つづく 次回(救出4)