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恐怖の熱湯風呂、全身やけどで2人死亡――露

2010年03月09日 10時33分00秒 | 社会・経済
「露で大惨事 サウナ後の冷水プールが熱湯、全身やけどで2人死亡」
 至福の冷水天国が実は熱湯地獄だった。ロシア西部のキーロフで、サウナを楽しんでいた男性2人が、十分に吹き出した汗をイッキに水で洗い流すべく、備え付けのプールに飛び込んだところ、そこは熱湯。全身やけどで2人とも死亡する大事故が起きていた。
2人はサウナ室へ入る前にプールに水を張る作業を始めたが、ここで水温を確認しなかったのが“命取り”になった。
 蛇口から吹き出していたのは水ではなく、沸点にまで達していた熱湯。そうとは知らない2人は室温100度以上のサウナで十分に発汗した後、体を冷やすべくプールに飛び込んだが、そこはまさかの「熱湯地獄」。


最大の疑問は、なぜ「沸点にまで達していた熱湯」が出ていたのかということ。
日本でも、温泉などで蛇口を捻ると予想外に熱いお湯が出てきてビックリした経験がある人が珍しくないだろうが、それでも「沸点にまで達していた熱湯」が出てくることなど考えられない。
ロシアじゃ当たり前なんですかね?
旧ソ連時代に、軍事では世界一・二を争う技術力を持ちながら、市民の一般生活に関するテクノロジーは後進国並みと馬鹿にされた国だけど、未だにそっちの分野は遅れてるんでしょうか?

それにしてもプールに熱湯が湛えられていたら、かなりの熱量を放出してる筈だから、近付いたら熱気を感じそうなものだが……。
そんな暇もなく飛び込んじまったってことか?

記事では「高温サウナ室→水風呂(上がって生ビール)のコースは日本でも定番の“癒やし”」なんて書いてあるが、実は気をつけないと結構危険。
「社団法人日本サウナ・スパ協会」のホームページでも「サウナ室から出た後、身体をクールダウンさせるのですが、いきなり水風呂に飛び込む人を多く見かけます。これは心臓に良くありませんので、心臓に遠い手足から水を掛け、徐々に冷ましてから入って下さい」、「サウナ後の冷水浴は、血管の反応を強く引き起こしますので、動脈硬化症・高血圧症・高度の糖尿病の人などは避けなければならないし、心臓病の人は思わぬ突発事故も起こしかねません」と注意書きが記されている。

さすがに日本じゃ「沸点にまで達していた熱湯」が満たされたプールはないだろうが、ちゃんとした水風呂でも無茶な入り方をすれば危険なことに変わりないのでご注意あれ。