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「らき☆すた」住民票大量売れ残り

2010年03月14日 22時16分16秒 | 社会・経済
「らき☆すた」住民票大量売れ残り、廃棄の危機
 埼玉県鷲宮町が閉町記念に発売した、人気アニメ「らき☆すた」のキャラクター画入り特別住民票が約7500枚売れ残り、新「久喜市」移行を前に廃棄処分の危機にある。
 焦った町は、町最後の日となる22日、特別販売所の設置を計画、「少しでも多くの人に購入してほしい」と、神頼みの体だ。
 特別住民票は1枚300円。2008年4月に第1弾として1万枚発売し、約4か月かかって完売。第2弾は、3万枚を製作し、昨年の大みそかの夜から売り出した。正月三が日で約1万2000枚を売り上げたものの、鷲宮神社の参拝者が落ち着くと徐々に売り上げも下降線をたどり、最近は数枚しか売れない日もあるという。
 町は、合併まで3か月足らずの期間に3万枚も製作したことに見通しの甘さを認めつつも、「22日には、特別領収書に町の最後の日付が入る。ファンでなくても記念に喜んでもらえるのでは」と、多くの来客を期待している。


「ファンでなくても喜んでもらえるのでは」って……。
こんなものを喜んで買うのはアニ☆オタだけだろ?
しかも町役場HPによると「(2)郵便等による申込み、また発送はいたしません」って……。最初に1万枚も売れたほうが驚き。
ダイヤ改正前日に列車に群がる撮り鉄といい、わざわざ埼玉県まで住民票を買いに行くアニオタといい、マニアって本当に必死だと思う。

ともかく、こんな殿様商法やってたら絶対に売れ残るのは確実。
今からでもネット販売に踏み切れば、かなり売りさばけるはず。
……といっても、たぶんやんないんだろうなあ。
そういう「メンドウで余計な仕事」をするぐらいなら、町民の税金をドブに捨てるほうがいいと考えてんだろうから。



矢シカ発見、保護。

2010年03月14日 01時11分00秒 | 社会・経済
「奈良のシカ、腹部に矢。文化財保護法違反容疑で捜査」
 13日午前10時10分ごろ、奈良公園(奈良市)内の春日大社表参道で、通行人の男性が腹部に矢が刺さったメスジカを発見。通報を受けて駆けつけた財団法人「奈良の鹿愛護会」の職員がシカを保護した。奈良署は悪質ないたずらとみて、文化財保護法違反容疑で調べている。

むかし「矢ガモ事件」があったが、いつの世にも、こういう無慈悲な行為をする不届者がいますね。
「動物愛護法違反」かと思ったら「文化財保護法違反」とか。
「公園内の大部分は芝生に覆われ、約1200頭に上る鹿が徘遊する。このシカは奈良公園や周辺に生息する、国の天然記念物に指定されている野生動物である(所有者はいない。放し飼いでもない)」 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

どっちが重いのか調べてみると、
「文化財保護法 第107条の2 史跡名勝天然記念物の現状を変更し、又はその保存に影響を及ぼす行為をして、これを滅失し、き損し、又は衰亡するに至らしめた者は、5年以下の懲役若しくは禁錮又は30万円以下の罰金に処する。」 (文化財保護法)

「動物の愛護及び管理に関する法律 第四十四条  愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。 」 (動物の愛護及び管理に関する法律)

懲役が五倍も違うんですね。罰金が動物愛護法のほうが高いのは成立時の関係でしょう。ともかく文化財保護法違反のほうが「重い罪」といえそうです。
罪の重さに関わらず、むやみに動物を傷つけるのはやめてほしいです。