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肉親愛は科学的ではない

2006年06月26日 06時12分00秒 | 社会・経済
大阪の大学生2名が女性関係のトラブルから集団リンチされて生き埋めにされたとされる事件。土曜日のエントリーでは、女子高生コンクリート詰め殺害事件や栃木リンチ殺害事件と同じく凄惨な事件と書いた。
しかし、事件の詳細が分かってきて、これらの事件とは様相が異なることが判明した。
加害者グループと被害者グループは、互いに相手を拉致して暴行していたらしい。
まるでヤクザの抗争みたいだ。大学生にもなって、いったい何をやってんだろうね。

警察は、小林容疑者の自供を元に、火曜日にも産廃処理場を掘り返して調べるらしい。
なんで火曜日なんだ?
「生き埋め」ならば、1秒でも早く探すべきだろう。
日曜日は人命救助もお休み? そんな馬鹿な……。

科学的に考えれば、生き埋めにされた人間が生存している確率は限りなく0に近いかもしれない。しかし中越地震でがけ崩れに巻き込まれた自動車に残されていた子供さんが、数日後に救出された例もある。
仮に、被害者がご遺体となって現場から発見されたとすれば、ご遺族の方々は、「すぐに捜索してくれていれば、あるいは……」という思いが絶対に残るのではないだろうか。
肉親愛は科学的ではない。


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