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また親族殺人――二男を逮捕・鹿児島

2007年12月03日 06時22分00秒 | 社会・経済
鹿児島市で50歳代の夫婦が行方不明となっていた事件で、夫婦の二男が逮捕された。
香川の事件の記憶も覚めやらないうちに、また親族殺人かという感じ。
犯行動機等はまだ明らかにされていないが、容疑者は26歳でアルバイト従事ということらしく、そのあたりが両親との軋轢になっていたような気がする。

就職しなかったのか、できなかったのかは分からないが、経済的理由が犯行に繋がった可能性が捨てきれない。香川の事件も金銭トラブルが大きな要因のようだ。

空前の長期に渡る好景気と言われ(ただし原油高等で陰りは見られるが)、ミニバブルなどとも言われてきたが、バブル時代との大きな差は恩恵が広く行き渡らないところにあるだろう。先頃、生活保護費引き下げが発表されたが理由はワーキングプア世帯の生活費が保護世帯を下回っているから。
特に地方の貧困層は非常に困窮しており、日本列島のスラム化が始まっている印象すら受ける(事件の世帯が貧困層と言う訳では無いので念のため)。
基本的に構造改革、市場主義導入には賛成であるが、下層生活者のケアを真剣に考えなければ、さらに荒んだ事件が多発していくことは否めないだろう。


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