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森光子さんに国民栄誉賞

2009年05月30日 02時47分31秒 | 音楽・芸能
森光子さんに国民栄誉賞

偉大な女優だと思う。
しかし「大女優」という呼称はイマイチしっくりしない。
筆者が「大女優」という言葉から連想するのは山本富士子であり、杉村春子であり、吉永小百合だ。
森さんはそんなイメージと違う。

ひとつは「大女優」という言葉には「雲の上の人」みたいな手が届かない印象を受ける。しかし森さんといえば『時間ですよ』の松の湯の女将さんであり、あるいはドリフとコントをしているような、「庶民派」の印象が強い。「大女優」というよりも「お茶の間女優」というほうがしっくりくる。
もうひとつ、「大女優」と呼ばれる方々の多くは10歳代から舞台や映画で活躍されている方が多い。その時代はアイドル的存在で、優等生的発言が多い。そのまま品行方正なイメージのまま活躍される方も多い。それに対して森さんは決して優等生ではない。かなり不良っぽい発言もある。現在でも「ヒガシが大好き」なんて公言しているのだから、とんでもない不良婆さんだ(笑)。だが、その不良っぽさが若さの源のように感じる。国民栄誉賞だそうだが、今後も品行方正になることなく、不良婆さんのままで長くご活躍してください。森さんなら心配無用だろうが。

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