もうソースをご紹介する必要もないだろうが、年金保険料約5.000万件の支払い記録が紛失した。
国会ではこの問題について与野党間で激しい遣り取りが行われた。
支払った証明が必要という与党。証明できなければ泣き寝入りしろというのか?!という野党。
ひとつの事件を思い出した。
2002年9月のことである。当時は牛肉偽装問題で社会が揺れていた。
大手スーパーの西友・札幌店でも表示が偽装された牛肉が販売されていたことが判明した。
西友は「この期間中に当店で牛肉をお買い上げになったお客様には代金を返却します」と発表した。レシート等の持参は一切不要で、ただ「買った」と申告すれば代金を返却してもらえた。
その結果、期間中に販売された牛肉の売り上げが1.400万円だったのに対して、西友が返却した金額は4.900万円となった。正規に購入した客の倍以上にあたる3.500万円が実際には買っていない客(?)に返却されたのである。
残念ながら人間とはこういう欲深い生き物だ。野党がいう「証明なしでも認めろ!」の主張を飲めば安倍総理の危惧が現実となり、これまで年金を払っていなかった人間たちが「これ幸い」とばかりに押しかけることだろう。
しかし「30年前の領収書を取っておく人間がいるか?!」というのもごもっともである。
王手飛車取りだ。もうこの問題は、どちらかに目を瞑るしかないだろう。すべて認めて浅ましい人間たちにも得をさせるか?、あるいは証明を義務付けて善良な人間を泣かせるか?
この問題は社保庁のミスであるから、善良な納付者を泣かせることは許されないだろう。唯一の解決策としては、便乗して虚偽の納付申告を行った者を厳罰に処すことを付加して、納付申告を証明無しで認めることだろう。残念ながら、それ以外の解決法は思い当たらない。
国会ではこの問題について与野党間で激しい遣り取りが行われた。
支払った証明が必要という与党。証明できなければ泣き寝入りしろというのか?!という野党。
ひとつの事件を思い出した。
2002年9月のことである。当時は牛肉偽装問題で社会が揺れていた。
大手スーパーの西友・札幌店でも表示が偽装された牛肉が販売されていたことが判明した。
西友は「この期間中に当店で牛肉をお買い上げになったお客様には代金を返却します」と発表した。レシート等の持参は一切不要で、ただ「買った」と申告すれば代金を返却してもらえた。
その結果、期間中に販売された牛肉の売り上げが1.400万円だったのに対して、西友が返却した金額は4.900万円となった。正規に購入した客の倍以上にあたる3.500万円が実際には買っていない客(?)に返却されたのである。
残念ながら人間とはこういう欲深い生き物だ。野党がいう「証明なしでも認めろ!」の主張を飲めば安倍総理の危惧が現実となり、これまで年金を払っていなかった人間たちが「これ幸い」とばかりに押しかけることだろう。
しかし「30年前の領収書を取っておく人間がいるか?!」というのもごもっともである。
王手飛車取りだ。もうこの問題は、どちらかに目を瞑るしかないだろう。すべて認めて浅ましい人間たちにも得をさせるか?、あるいは証明を義務付けて善良な人間を泣かせるか?
この問題は社保庁のミスであるから、善良な納付者を泣かせることは許されないだろう。唯一の解決策としては、便乗して虚偽の納付申告を行った者を厳罰に処すことを付加して、納付申告を証明無しで認めることだろう。残念ながら、それ以外の解決法は思い当たらない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます