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漫画の児童ポルノ規制で都議会が混乱

2010年03月18日 23時45分00秒 | 社会・経済
「アニメ、漫画の児童ポルノ規制で都議会が混乱」
 子供の過激な性描写を掲載した漫画やアニメなど「2次元児童ポルノ」を規制する東京都の条例改正案をめぐり、「賛成」「反対」が入り乱れている。「過激な漫画が子供の価値観をゆがめる危機感がある」とするPTA団体などに対し、漫画家や作家らは「表現が狭められる」と訴える。きょう19日の都議会総務委員会で6月議会への先送りが決まる見通しだが、今後も議論の紛糾は必至で、改正案の行方は不透明だ。

「反社会的」な表現が規制対象なら、「革命を起こそう」なんて政府転覆を目指すような作品も、当然、規制だね。
永井豪の『ハレンチ学園』が、どう終わるか、ご存知だろうか?

日本の風紀を乱すハレンチ学園を滅ぼすために、日米軍が攻撃してくる。
それと戦う生徒たち。
準主役のイキドマリが、主人公のヤマギシに、こう言う。
「戦争って楽しいっすね」
ヤマギシが聞く。
「死ぬのが、こわくねえのか?」
イキドマリが答える。
「だってオレたちは主役だから死なないでしょ」
ヤマギシが言う。
「この作品の作者はそんなに甘くねえ。主役でも容赦なく殺す人間だよ」
イキドマリはパニックになり、「オレは死にたくねぇ」と言って逃げ出し、砲弾に当たって四散した。

当時の『少年ジャンプ』には「はだしのゲン」も連載されていたが、こっちのほうがよほど怖かった。
ただ、当然ながら『ハレンチ学園』はその頃からずっと「有害マンガ」のレッテルを貼られ続けている。

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