時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

センスの欠けたコピー

2008年03月26日 08時09分00秒 | トピックス
今日26日の朝日朝刊コラム「青鉛筆」が面白かった。
鳩山法相が裁判員制度広報の立て看板にクレームを付けた話。
立て看板には「裁判員 参上!」、「よろしく裁判員」などと書かれており、この文句に「センスが悪い」と言う。
日頃からトンチンカン発言が多い同法相だが、今回ばかりは同意(笑)。
確かに暴走族がスプレーで落書きしそうな文句だ(黒薔薇団 参上!・夜露死苦 緋桜団――みたいな)。

この立て看板は「節約のため外注せず、職員たちで文言を考えた」そうだ。広告代理店に発注してプロのコピーライターに考えてもらえば、ずっとマシなコピーになったろう。だが外注すれば当然、料金を取られる。真偽は定かでないがコピーライター時代の糸井重里氏には「1行ン千万円」という伝説があった。西武百貨店やパルコなどの有名なコピー(『おいしい生活』や『不思議、大好き』など)のコピーライト料がその単位だったと語り継がれている。
仮にそんな料金で外注していたら国会で「たった1行の文句にン千万円の税金を使った。これは税金の無駄遣い」と追及されるのは必至だろうな(笑)。
お役所仕事も意外と難しい時代かもしれない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高橋尚子三連闘 | トップ | 新銀行東京と共産党 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

トピックス」カテゴリの最新記事