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「中」に「じゅう」読み追加

2008年11月12日 17時20分00秒 | 学術・教育
常用漢字「中」の読み方に「じゅう」を追加…文化審議会
 文化審議会の漢字小委員会は11日、日常的に使う漢字の目安となる「常用漢字表」(1945字)にある「中」の字について、新たに「じゅう」という音読みを追加することを決めた。
 「中」の読みはこれまで、「ちゅう」と「なか」の二つだったが、「世界中」「学校中」など「じゅう」という読み方が定着しているため、新たな読み方として定めることとした。


そもそも「ぢ」を「じ」と表記するからおかしな事になっていく。
「世界中」、「学校中」は「せかいじゅう」、「がっこうじゅう」ではなく「せかいぢゅう」、「がっこうぢゅう」。
これは単に連濁です。
「日中」は「にっちゅう」だが「一日中」となると「いちにちじゅう」となる。また「四六時中」は「しろくじちゅう」が正しいが「しろくじじゅう」と言う人もいる。これらから考えても「じゅう」は「ちゅう」の連濁と考えて間違いないだろう。

「旅人」や「出来事」が、「たびひと」や「できこと」ではなく「たびびと」や「できごと」になるのと一緒。
「人」や「事」に「びと」や「ごと」って読みは無いでしょ?

【参考URL】
内閣訓令第1号「現代仮名遣い」の実施について


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