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矢シカ発見、保護。

2010年03月14日 01時11分00秒 | 社会・経済
「奈良のシカ、腹部に矢。文化財保護法違反容疑で捜査」
 13日午前10時10分ごろ、奈良公園(奈良市)内の春日大社表参道で、通行人の男性が腹部に矢が刺さったメスジカを発見。通報を受けて駆けつけた財団法人「奈良の鹿愛護会」の職員がシカを保護した。奈良署は悪質ないたずらとみて、文化財保護法違反容疑で調べている。

むかし「矢ガモ事件」があったが、いつの世にも、こういう無慈悲な行為をする不届者がいますね。
「動物愛護法違反」かと思ったら「文化財保護法違反」とか。
「公園内の大部分は芝生に覆われ、約1200頭に上る鹿が徘遊する。このシカは奈良公園や周辺に生息する、国の天然記念物に指定されている野生動物である(所有者はいない。放し飼いでもない)」 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

どっちが重いのか調べてみると、
「文化財保護法 第107条の2 史跡名勝天然記念物の現状を変更し、又はその保存に影響を及ぼす行為をして、これを滅失し、き損し、又は衰亡するに至らしめた者は、5年以下の懲役若しくは禁錮又は30万円以下の罰金に処する。」 (文化財保護法)

「動物の愛護及び管理に関する法律 第四十四条  愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。 」 (動物の愛護及び管理に関する法律)

懲役が五倍も違うんですね。罰金が動物愛護法のほうが高いのは成立時の関係でしょう。ともかく文化財保護法違反のほうが「重い罪」といえそうです。
罪の重さに関わらず、むやみに動物を傷つけるのはやめてほしいです。

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