一体誰が思いつくのか、また何か新しい「令和流」を思いついたようです。
全国植樹祭 オンラインで参加の天皇陛下 初の「御収穫」を赤坂御用地から会場へ配信 島根県5/28(金) 19:38配信 日本海テレビ30日に大田市で開催される全国植樹祭について、大会初となる「御収穫」が行われることとなった。
全国植樹祭は、30日大田市の三瓶山で開催され、天皇陛下はオンラインで参加される予定となっている。大会では、例年のお手植え、お手播きに加え、1971年に三瓶山で昭和天皇がお手植えされた樹木を収穫する「御収穫」が行われることが決まった。大会初となる天皇陛下による「御収穫」。樹木は東京に送られ赤坂御用地で行われることになっている。島根県 丸山達也知事:「同じ会場で2回目の植樹祭を開催されるのも初めて。循環型林業を陛下のご収穫の中で盛り込んでいけることを光栄に思っております。」 御収穫の様子は大会会場に配信されるという。
気になります。
前回昭和天皇がお手植えされた樹木は1本ではないでしょうが、全部伐採してしまうのでしょうか?
全国植樹祭は既に2巡目に入っていますが、これから次々と前回お手植えされた樹木を切って行くのでしょうか。
天皇がお手植えされた樹木は記念樹のようなもので伐採せずに行跡を讃えるものだとばかり思っていたのですが。
昭和天皇が国土緑化の願い込めて植えられた樹木を次から次からへバッサバッサと切って回って良いものでしょうか?
2巡3巡するうちに昭和天皇お手植えの樹木が全て切り倒されてしまうのなら、もう「全国植樹祭」は止めたほうが良い。
「全国植樹祭」の矛盾と欺瞞姓を指摘する声も多くなってきています。
今回伐採される三瓶山、昭和天皇お手植えの松
松の寿命は1000年とも2000年とも言われ。国内には樹齢500年くらいの松も珍しくない。
1971年に苗木として植えた松などまだ若木と言ってもよい。
500年の後世に昭和天皇お手植えの松が残っている光景も素晴らしいではないか。
愛媛県のお手植えのスギ。
こちらもいつか伐採されてしまうのか?
スギの寿命は1000年。林業資源として植えられた杉は35~50年で伐採される。
天皇お手植えのスギを、かっては1000年スギが立ち並んでいたであろう国土を偲ぶために、そのまま残して置いても良いと思うのですが。
>循環型林業を陛下のご収穫の中で盛り込んでいける
現在、日本の林業は衰退しています。衰退したのは林業政策の失敗が原因ですね。
今回の『御収穫』行事には政治と利権の匂いがプンプンします。
政治家は、陛下をこれからの林業に利用して行くつもりなのでしょう。
陛下の御趣味「水問題」と林業は密接な関係があります。
陛下は煽てられて林業問題にもすぐに手を出してしまうのでしょうね。
水も林業も「土地」すなわち国土を離れては論じられません。じわじわと政治に引き入れられて行く天皇。政治に決定権を持たない天皇が政治に関われば、利用されるだけの立場となる。そのことに陛下は気付いているのでしょうか。それとも気付いていても「利用されても我と我が雅子、愛子さえ安泰ならそれで良い」と諦観されているのでしょうか。