憂国の花束

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新嘗祭の夜

2021-11-24 01:16:52 | 皇室
陛下が国の安寧など祈り…皇居で「新嘗祭」
2020/11/23(月) 19:48 日テレNEWS24
皇居では23日、天皇陛下が国の安寧と五穀豊穣を祈る「新嘗祭(にいなめさい)」が行われています。

 「新嘗祭」は、天皇陛下がその年に収穫された米などを神々に供えて自らも食べ、五穀豊穣に感謝し、国と国民の安寧を祈るもので、1年で最も重要な宮中祭祀といわれています。

 陛下は、23日午後5時過ぎ、皇室に伝わる三種の神器とされる「剣璽(けんじ)」=「剣(つるぎ)」と「勾玉(まがたま)」とともに皇居に入られました。 

今月8日に「立皇嗣の礼」を終えた秋篠宮さまも皇居に入られました。「皇嗣」として初めて殿上で拝礼されます。

 新嘗祭は、午後6時からの「夕(よい)の儀」と、午後11時からの「暁(あかつき)の儀」がそれぞれ2時間行われ、陛下が皇居で育てられた米も使われます。 
三種の神器と共に皇居へ入られる陛下。

😐 心なしか眼の光が弱々しい。皇室への信頼が薄れていることをなんとはなしに感じて、御心が弱っておられるのでしょうか?

冷え込む夜に火の気の無い神殿での儀式は初老の陛下、秋篠宮殿下ともにお身体にこたえることでしょう。



本来は非公開の神事なので、画像は平成25年に平成の天皇が記録として残したこの画像しかない。

新嘗祭は皇室の神事の中でも、とりわけ有り難く感じられる。







皇后は祭典終了までお慎み。同時刻に遙拝。
皇太子は神嘉殿で拝礼。
参列の皇族は前庭で拝礼。

召し上がるもの
両陛下 朝餐 昼餐 夕餐ともに和食の献立。

夕餐時、新嘗祭で供される特別な御神酒。白酒(しろき)黒酒(くろき)が供される。白酒は白濁した酒。黒酒は久佐木という植物を蒸し焼きにした炭を白酒に加えた黒灰色の酒。



昼餐 夕餐後、大膳職が調製した和菓子が供される。


新嘗祭等、祭儀が終了するまでお夜長を過ごす折りは、両陛下と皇太子皇太子妃両殿下で加薬うどんを取り交わす。

加薬うどん
上段 加薬(具)下段 うどん(大膳職製手打ちうどん)葉蘭の飾りきり。
梨地菊花紋の御重。

1,湯引き家鴨
2,天麩羅才巻海老
3,紅葉糝藷
4,公孫樹大根
5,菊花人参
6,末広竹ノ子
7,木の葉椎茸
8,菠薐草
9,粒銀杏
山形に飾り切りした葉蘭で仕切り
柚子皮を散らす。

😇 美々しく、清らかに調えられた加薬うど御重を送り合う。優雅ですね。
このような宮中伝統の食文化は、是非とも伝えて残していただきたいです。




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2 コメント

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Unknown (如意)
2021-11-25 02:03:46
かえでさん

このような「清らかさ」を日本人は大切にしてきたのではないでしょうか。

加薬の具の一つ一つとりわけ高価なものではないですが、食材として最高のものを丁寧に調理してあるのでしょうね。
きっと美味しいはず。食べてみたいなぁ~。
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Unknown (かえで)
2021-11-24 15:35:10
簡素にして清らか。
美しいですね。
こういう伝統はそのまま受け継いでほしいと思います。
貴重なお写真ありがとうございます。
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