YNWC的な多摩暮らし

北多摩で始めた新生活のあれこれをについて書いています。ynwcは横浜ネイチャーウォッチングクラブの略

秋の北多摩で虫の観察

2023-09-18 08:46:00 | 昆虫や蜘蛛など
久々の野川公園。
秋は虫も多いです。


キイロテントウ


ハートが目印!エサキモンキツノカメムシ
チョウやトンボ、バッタなんかもたくさん見かけるのですが、なかなかカメラには収まってくれず…

チョウトンボ入り口からずっと私の前を飛び続け、ついに良い位置に止まってくれたのですが、それでも遠い…



そんな中、カリガネソウの花の周りを飛び回るクマバチ。



カリガネソウっていうのは、やたら雌蕊と雄蕊が飛び出した、ちょっと印象的な秋の花です。

なんでそんなに蕊が長いのかと不思議に思っていたのですが…




どうやら虫の背中に花粉をつけているようです!!!

たか、その成功率は100%ではないようで…



時には捕まり損ねて花から落ちることもあったり…



それにしても、生き物の体のつくりというのは、本当によくできています。



【昨夜のおうちごはん】

ぴよよんスペシャル

今日もいい日になりますように!


野川公園秋散歩

2023-09-17 07:00:00 | ウォーキング
まだまだ暑い毎日ですが、朝晩の風は涼しくなってきました。金曜日に久しぶりに野川公園を訪れたら、森の中はすっかり秋の花に様変わりしていました。


ヤブラン(濃紫色が秋に似合います)


シモバシラ(冬に氷の花を咲かせます)


ミズヒキ(上から見ると赤、下からは白い花)


ギンミズヒキ(ミズヒキの白バージョン)


キンミズヒキ(ミズヒキとは科が違います)


ユウガギク(ノギクの識別は難しい…)


ヒヨドリジョウゴ(艶々の赤い実をつけます)


ツリフネソウ(ぱちんと弾ける実が待ち遠しい)


キツリフネ(ツリフネは釣船。風に揺れます)


ママコノシリヌグイ(酷い名前…)


イシミカワ(名前は地名かもという説あり)


イシミカワの実(丸い托葉の上に固まってます)


ガガイモ(種子にはふわふわの綿毛)


ヤブツルアズキ(実は小豆のような細長い鞘状)


ヤマハギ(花札!!)


オミナエシ(鮮やかな黄色が綺麗です)

中には真夏の暑い時期から咲き続けているものもありますが、どれも秋を感じさせる植物たち。

何より木の実が熟し、豊穣を感じる季節です。


コナラ


エノキ


ハンノキ


アオギリ


ムラサキシキブの実↑は、緑から紫へだんだんと変わってきていました。

お土産もたくさん♪



楽しい季節の開幕です!!



【昨夜のおうちごはん】

・モロヘイヤ納豆丼
・アジフライ
・グリーンサラダ
・ミニトマト


今日もいい日になりますように!






ヒガンバナの開花始まる

2023-09-16 09:05:00 | 植物
お彼岸の頃になると突然現れるヒガンバナ。野川公園の自然観察園では、蕾が伸び始め早いものがいくつか咲き始めました。



葉はどこにも見当たらず、花茎だけがニョキニョキと伸びてきます。



「葉見ず花見ず」という呼ばれ方の通り、ヒガンバナの葉は花が枯れ落ちてから出てきます。そして冬の間に栄養を蓄え、春から初夏にかけ他の植物が勢いを増すと姿を消して休眠します。なんとも不思議なサイクルで生きる植物です。

韓国では「想思華(サンシチョ)」という名で呼ばれています。花は葉を思い、葉は花を思うという意味だそうです。中国には天の神様に背いて逢瀬を重ねた2人がヒガンバナの花と葉に姿を変えられて永遠に会えなくなってしまうというお話があるとか…。



なんとも不思議な生態と、この目立つ花の姿には、想像力を掻き立てられる何かがあるのかもしれません。

国内でも様々な呼ばれ方をしていて、その数は100を超えるとも言われています。

さて、そんなヒガンバナの花をよく見てみると…



これまた不思議な形をしています。
どうやらいくつかの花が集まって咲いているようです。
一つの花を見てみると…。



ユリに似た花の作りをしています。

蕾を見ると、花が集まっていることがわかりやすいのかな↓



苞が開くと、いくつかの蕾が確認できます。



ユリもそうですが、ヒガンバナの萼は花弁と同化しています。でもよくよく見てみると、外側についていることがわかりますし、触ってみると花弁よりもやや肉厚です。こうした花の場合は、花弁を「内花被」、萼片を「外花被」と呼んだりするようです。



タイムラプスで開花の様子を撮影したところ、蕾が開くとまず雌蕊が伸びて、それから外花被、内花被と開いていくことがわかりました。



ちなみにヒガンバナは三倍体(染色体が3セットあるため減数分裂して交配できない)の植物のため、通常種子は作れません。普通、三倍体というと「種なしスイカ」や「種無しブドウ」など人為的に作りだすイメージですが、ヒガンバナがなぜ三倍体なのかは定かでないようです。

自然界で偶然に三倍体ができることもあるのでしょうが、中国に自生するヒガンバナが2倍体なのに対し、はるか昔に日本に伝わったものは三倍体だったとのこと。

いろいろと謎の多いヒガンバナです。


2023.9.15@野川公園自然観察園

このところお彼岸よりも早めに咲くことが多かった印象がありますが、今年はちょうどお彼岸の頃から見頃になりそうな感じです。

ご近所のヒガンバナスポットや、有名どころの群生地への花散歩はいかがでしょうか?

去年の巾着田の様子です↓





【今朝のおうちごはん】

・ベーコンと野菜炒めサンド
・モロヘイヤ入り春雨スープ

今日もいい日になりますように!





経る時〜季節は巡る〜

2023-09-14 21:13:00 | 雑感
今日の記事はなんてタイトルにしようかなぁと思った時、ふと「経る時(ふるとき)」というユーミンの楽曲が頭に浮かびました。

今年も誕生日を迎え、気づけばあと5年で還暦だそうです。



まだ何も始まっていないうちに人生が終わってしまうような、そんな焦りを感じてしまうのは、きっと私だけではないんだろうなぁ…。

22歳で働き始め、32歳で父を、42歳で母を亡くし、そして仕事を辞めました。52歳の時にコロナ禍がスタート、同時に北多摩で働き始めました。振り返ると10年ごとに節目があった気がします。


お花をいただきました

10年といえば、突然世界一周の旅に出かけてから今年でちょうど10年。この10年は楽しいことを追い続け、なんだかフワフワとあっという間に過ぎ去った気がします。

このままでいいのかなっていう焦りのような、後悔のような…。
いや、悔いているってことではないですね。だって十二分に楽しい毎日だし♪


一部はドライフラワーに

ただ10年とか5年とかっていう単位で自分を見直した時に、もう少し何か、やり遂げたものがあってもいいような…。

楽な方に流されている毎日。忙しいことや、苦労することからは遠く離れていたいと思う一方、楽ばかりしてると不安になってしまうのですから不思議なものです。


夜明け前のの月と金星@北多摩

5年後の自分を思った時、なんかこう、もっと人間的に成長できていたらいいなぁ。

さて、タイトルのユーミンの「経る時」なんですが、こんな感じで始まります。

窓際では老夫婦が
ふくらみだした蕾をながめてる
薄日の射す枯木立が
桜並木であるのを誰もが忘れていても何も云わず やがて花は咲き誇り
かなわぬ想いを散らし 季節はゆく


久遠寺の枝垂れ桜(2022.3.28)

そうなんですよね。
365日、毎日綺麗な花を咲かせているばかりではいられないのです。日々の暮らしは地味に淡々と積み重なっていくもの。花は咲いたと思ってもやがては枯れ、そしてまた咲くのです。繰り返される季節の中で。

還暦を迎える時、もう少し人間的になんとかなっていたいということと、この歌のように積み重ねた時を静かに振り返れるような、そんな自分でありたいなあと…。

この世に生を受けたという奇跡。そして自分が自分らしくあり続けられる幸せ。それを無駄にしないよう、よりよく生きるために少しくらいはがんばりたいと思います。

少しくらいは…(^^;;



55歳もよろしくお願いします!



【昨日のスイーツ】

夏の間ずっとお休みだった蔵リビングさんが再開♪
・フルーツあんみつ¥430


明日もいい日になりますように!


黄色い花畑〜昭和記念公園〜

2023-09-12 16:56:00 | ウォーキング
2023.9.11
昭和記念公園「花の丘」の様子です















黄花コスモス(レモンブライト)が見頃ですよ〜 !!

みんなの原っぱのブーケガーデンは少しくたびれモードになっていましたが、まだまだ見頃。







こんなに素敵な状況で、まさかのバッテリーの接続コード忘れ(T ^ T)

バッテリーは2本も持っていっていたのに…。ものすごくテンション下がりながらぐるっと一周してきました(^^;;

日本庭園の池。清掃作業中のため、今なら水のないレアな姿が見られますよ。カメラなくて残念(T_T)


【昨夜のおうちごはん】
・きのこ入りカニソースのパスタ
・水キムチサラダ
・ローズレモン水