uparupapapa 日記

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トイプードルが警察犬に、茨城 殺処分免れ、審査に合格

2016-01-16 03:37:04 | 日記
茨城県警の嘱託警察犬にトイプードルの「アンズ」(雌、3歳)が選ばれ

15日の嘱託式で、警察犬章のメダルを授与された。

飼育放棄されて殺処分になるところを引き取られ、審査会で合格した。

嘱託期間の1年間、行方不明者の捜索や犯人捜査で活躍する予定だ。

 

アンズは生後間もない2013年春、

県動物愛護推進員で警察犬の指導もしている茨城県東海村の鈴木博房さん(65)に保護された。

当初は最低限のしつけを受けるだけだったが、

鈴木さんが一緒に飼っていたシェパードの訓練に興味を示し、ともに訓練を受け始めた。


-共同通信社-



環境省の発表によると

平成25年度の犬の殺処分は28,569匹、猫は99,566匹だという。

負傷犬猫の殺処分も合わせると、138,268匹の犬猫が平成25年度に殺処分された。

平成26年度の犬・猫は犬21,593匹、猫79,745匹、合計101,338匹。

-PEACE 活動ブログ-



犬・猫が生きてゆくにはとても厳しい時代。


そんな中での殺処分を免れた犬の警察犬登用は私にとってうれしいニュースだ。



私自身17年前に、殺処分を担当する地元の動物管理センターから、

殺処分寸前の犬を引き取り飼育した経験があったから。


その時のセンターの職員の方から、涙を流さんばかりに

とても喜ばれたことが印象に残る。

彼らにとっても、決して殺処分などしたくはないのだ。



犬は人の心を豊かにする。

そして人を優しくさせる。


その時に得た、私の飼育の感想だ。



二日前に観た記事が頭に蘇る。





≪「なぜ犬は僕たちより早く死んでしまうの?」6才児の答えに世界中が感動≫



愛犬が末期ガンにおかされ、安楽死という苦渋の選択をしたある家族のエピソードです。

苦しみから愛犬を解放するために、安楽死を選んだある夫婦は、

6才の息子のシェーンも、その最後の時に立ち会わせることにした。

シェーンはとても落ち着いていて、最後まで、愛犬のベルカーをやさしくなで続けていた。

数分後、ベルカーは、静かに息を引き取った。

シェーンは、その死を穏やかに受け入れているようだった。

最後を看取った後、立ち会った獣医師と夫婦は

「愛する動物たちが人間よりもずっと早く死んでしまう」という悲しい現実について話していた。

すると、そのときシェーンが突然言った。

「ぼく、その理由を知ってるよ」

夫婦と獣医師たちは驚き、シェーンを見つめていた。

シェーンが説明した”その理由”に、

いま世界中のたくさんの人が、かつてないほど心が慰められている。

シェーン言った言葉。それは

「人は生まれてきてから、だれかを愛すことや、幸せに生きる方法を覚えるでしょ?

でも、犬はその方法を初めから知ってるんだよ。だから、長く生きる必要がないんだよ。」



このエピソードは現在海外メディアでも大きく取り上げられ、

たくさんの人たちに、命の尊さを考えるきっかけを与え、

愛する家族を失った悲しみを癒している。


-grape-





昨日私が再就職の面接に行ったことは、

昨日の日記で公表済み。



私が受けたのは介護関係の職場。

その時の面接の中で質問された言葉を何度も自問した。


「あなたは昨今の事件報道で、介護の職場で発生している虐待をどう思いますか?」

「あなたは利用者であるお年寄りに優しく接する事ができますか?」


当然受けるべき質問であるが、

とても重い、重い、重要な質問であった。



面接の終了時、「合否の通知は、後日電話でします。」

と云われたが、帰宅して一時間もすると電話が来た。



「25日から来てください。3か月は試用期間になりますが、

その間に双方が納得できるようなら本採用となります。」と。


私は今、殺処分を免れ、警察犬に登用された

トイプードルの気持ちが分かったような気がする。


勤続40年を経て退職後、半年近くプータローを経験し

世間から遊離した生活を送っていたせいかもしれない。



記事のトイプードルに負けないような社会貢献と、

人をひたすら愛する犬の習性をお手本とし、

もう少しの間だけでも頑張ってみようと思った。




仕事復帰に向け、減量途中であることを気にするオヤジが一句。





私にも まだできる事 あったのね





お粗末。