※青字はセミナー内容ですが、あくまでも私が聞き取ったことですので、間違いがあったらコメントをお願いしますm(_ _)m
昨日の斉藤先生のセミナーは、前回よりかなり内容が多くて、簡単にまとめるのは(^^;;
ま、簡単に言ってしまえば
「ウサギの毛球症は、致死率が高いものではないけれど、急激に具合が悪くなった場合や、慢性的に食欲不振になっていて受診が遅れた場合には、死にいたる場合がある。毛球症の予防は、食餌の管理が第一である」
と言うことです。
斉藤先生は、参加者が分かりやすいようにと「毛球症」と言っておられるのだと思いますが、最近は「毛球症は2次的症状であって、本来は消化器官の機能停滞・不全が大元の原因であることから、「消化管運動機能低下症候群」などという呼称のほうが適切ではないか、とも言われております。
そして私も、毛球があるから食欲不振や食滞があるのではなく、食欲不振や食滞の結果、もともと胃の中にあった毛や食餌かす(食渣)が送り出されることなく水分がなくなり、毛球症といわれる状態になる方が多い、と思っています。
つまり、胃の中に多少の毛球があっても(これは年齢とともに、動物には必ず存在するものと言われています。)徐々に排出されている(つながりウンチ、じゅず球ウンチ)なら、問題ないわけで。
もっとも、大量に毛が入り込み、胃の中で玉になり胃の出口あるいは腸内に詰まってしまう(イレウス:閉塞)の場合は、「毛球症」の方が分かりやすいとは思いますが。
さて、ROCですね(^^;;
ウサギの消化機能障害が生死を分ける訳とは
・ウサギは食物を取らずに長期間生理的均衡(健康な状態)を維持できない動物である。
・消化機能障害が起こると「腸毒素血症」「二次的腎不全」「二次的肝不全」を引き起こす。
ウサギは同じ草食動物でも脂肪分や炭水化物のある実ものなどカロリーの高い餌を食べることなく、低栄養・高繊維の草を食べるように適応して進化している。 つまり、ウサギは複雑で高性能な消化管を持つ動物である。
と言うことは、もともと低栄養のものを効率よくエネルギーに換えるわけですので、炭水化物豊富な小麦を使った製品は、他の動物よりハイカロリーになるわけですね。
「ほんのちょっとだけよ」のシジミのおコメも、ダイエットさせるにはやめた方が早いようです。
胃の特徴
・胃壁は薄く、拡張性は低い(つまり薄くて柔軟性がない)
・嘔吐できない(胃の形と、胃の入り口の筋肉のしまりが強くて逆流できない)
・正常時には、食塊と盲腸糞が常時胃内に残存する
・酸性度が高い
消化器の特徴
・他の動物に比べ、食物の通過速度が非常に高い(通常食べたものは6時間で排泄される)
・盲腸便栄養を営む
・盲腸便は匂いがなく、柔らかく、粘液に覆われている(経験から言うと、つぶした内容はかなり匂います)
・盲腸便はタンパクが豊富(ビタミンも)
通常、消化機能障害は血液検査に異常はない。
(では何故血液検査をするかと言うと、他の隠れた大元の病気がないことを確認するため)
異常便
・小粒便 ・超小粒便(カケラのようなもの) ・軟便 ・ジュズ便
元気な時の自分のウサギの糞の大きさを確認しておく。繊維質が高い食餌をしているほど、糞が大きい。(その他、ウサギの品種によっても、大きさが違う気がしています。ミックスは比較的小さめではないかと・・・?)
ウサギの下痢は危険
・特に子ウサギの下痢は、元気のあるなしに関わらず死亡率が高い。
個体差もある。お腹の弱い子、強い子がある。
さて、続きは明日・・・(^^;;
<今日のウサご飯>
セロリ 明日葉 シソ サラダ菜 小松菜 ブロッコリー パサンチュ 生ニンジン
※セリが高くて手が出ませんでした(;;) セロリ危機の次は、セリの端境期でしょうか(--)
小松菜 とか ブロッコリーなどが登場するあたり、かなり切羽詰っている感じ。
昨日の斉藤先生のセミナーは、前回よりかなり内容が多くて、簡単にまとめるのは(^^;;
ま、簡単に言ってしまえば
「ウサギの毛球症は、致死率が高いものではないけれど、急激に具合が悪くなった場合や、慢性的に食欲不振になっていて受診が遅れた場合には、死にいたる場合がある。毛球症の予防は、食餌の管理が第一である」
と言うことです。
斉藤先生は、参加者が分かりやすいようにと「毛球症」と言っておられるのだと思いますが、最近は「毛球症は2次的症状であって、本来は消化器官の機能停滞・不全が大元の原因であることから、「消化管運動機能低下症候群」などという呼称のほうが適切ではないか、とも言われております。
そして私も、毛球があるから食欲不振や食滞があるのではなく、食欲不振や食滞の結果、もともと胃の中にあった毛や食餌かす(食渣)が送り出されることなく水分がなくなり、毛球症といわれる状態になる方が多い、と思っています。
つまり、胃の中に多少の毛球があっても(これは年齢とともに、動物には必ず存在するものと言われています。)徐々に排出されている(つながりウンチ、じゅず球ウンチ)なら、問題ないわけで。
もっとも、大量に毛が入り込み、胃の中で玉になり胃の出口あるいは腸内に詰まってしまう(イレウス:閉塞)の場合は、「毛球症」の方が分かりやすいとは思いますが。
さて、ROCですね(^^;;
ウサギの消化機能障害が生死を分ける訳とは
・ウサギは食物を取らずに長期間生理的均衡(健康な状態)を維持できない動物である。
・消化機能障害が起こると「腸毒素血症」「二次的腎不全」「二次的肝不全」を引き起こす。
ウサギは同じ草食動物でも脂肪分や炭水化物のある実ものなどカロリーの高い餌を食べることなく、低栄養・高繊維の草を食べるように適応して進化している。 つまり、ウサギは複雑で高性能な消化管を持つ動物である。
と言うことは、もともと低栄養のものを効率よくエネルギーに換えるわけですので、炭水化物豊富な小麦を使った製品は、他の動物よりハイカロリーになるわけですね。
「ほんのちょっとだけよ」のシジミのおコメも、ダイエットさせるにはやめた方が早いようです。
胃の特徴
・胃壁は薄く、拡張性は低い(つまり薄くて柔軟性がない)
・嘔吐できない(胃の形と、胃の入り口の筋肉のしまりが強くて逆流できない)
・正常時には、食塊と盲腸糞が常時胃内に残存する
・酸性度が高い
消化器の特徴
・他の動物に比べ、食物の通過速度が非常に高い(通常食べたものは6時間で排泄される)
・盲腸便栄養を営む
・盲腸便は匂いがなく、柔らかく、粘液に覆われている(経験から言うと、つぶした内容はかなり匂います)
・盲腸便はタンパクが豊富(ビタミンも)
通常、消化機能障害は血液検査に異常はない。
(では何故血液検査をするかと言うと、他の隠れた大元の病気がないことを確認するため)
異常便
・小粒便 ・超小粒便(カケラのようなもの) ・軟便 ・ジュズ便
元気な時の自分のウサギの糞の大きさを確認しておく。繊維質が高い食餌をしているほど、糞が大きい。(その他、ウサギの品種によっても、大きさが違う気がしています。ミックスは比較的小さめではないかと・・・?)
ウサギの下痢は危険
・特に子ウサギの下痢は、元気のあるなしに関わらず死亡率が高い。
個体差もある。お腹の弱い子、強い子がある。
さて、続きは明日・・・(^^;;
<今日のウサご飯>
セロリ 明日葉 シソ サラダ菜 小松菜 ブロッコリー パサンチュ 生ニンジン
※セリが高くて手が出ませんでした(;;) セロリ危機の次は、セリの端境期でしょうか(--)
小松菜 とか ブロッコリーなどが登場するあたり、かなり切羽詰っている感じ。