※青字はセミナー内容ですが、あくまでも私が聞き取ったことですので、間違いがあったらコメントをお願いしますm(_ _)m
ウサギの食餌
・野生のウサギはいつも食べている。
・フードは短時間で食べられる。
その結果は、臼歯の磨耗異常と消化管の臼歯時間が長くなる。
・いずれの牧草も繊維質は30%前後。
アルファルファはチモシーよりたんぱく質もカルシウムも多い。
したがって、成長期の子ウサギや授乳中の母ウサギさんにはアルファルファは良いけれど、大人のウサギさんには高カロリー・高カルシウムになってしまう。一般的にアルファルファの方が嗜好性が高い。
それぞれの特性をつかんでおく必要がある。
特にネザーは歯が悪くなりやすいので、牧草を勧める。
・野菜の摂取過剰
嗜好性が高いので多給になり、軟便をすることが多い。
水分が多く、満腹感の割りに繊維が少ない。
つまり、野菜を過剰に食べるとフードや牧草を食べる割合が減り、トータルとして繊維質が不足して、軟便になる。野菜の多給は、栄養バランスの問題から削痩(さくそう:やせる)ことがある。
うーーーん。これには多少異議アリです。実際問題、与える野菜の内容と、個々のウサギの腸内細菌藪の問題で、野菜の与え方次第だと思います。実際問題、シジミは太ってしまったし(--)
ちなみに、我が家のウサギは「野菜主食で牧草食べ放題。ペレットは無し」です。 ただし、野菜主食にする健康上のメリットはありますが、お財布には限りなくデメリットしかありません(笑)
この話は長くなりますし、斉藤先生にご理解いただくには時間がありませんでしたし、第一他の飼い主さんがいるところでお話しする事ではありませんでしたので、今回は黙っていました(^^;;
理想の食餌
牧草主食で無制限。ペレットは1日あたり体重の1.5%g以下を、2回以上に分けて与える。
ここで質問しました。「やはり人間と同じように、年をとるほど基礎代謝量は減りますか?」
だってシジミが太ったのは、年齢によると思ったのです。
去年から与える量は変わっていません。でも冬場動きが少なくなっただけでなく、この夏で4歳。基礎代謝量も減ったのじゃないかと思ったわけです。だから、今までと同じ量を食べても太ってしまう。
ユキは特別ガンガン飛ばす子だから良いのですが、シジミは普通のウサギさんと同じ。
人間でも、基礎代謝量は年をとると若い時ほど必要としません。だから同じように食べていたら、必ず太る(^^;; かーさんがそうなのですよね。食べる量は減っているくらいなのに、太っちゃう。
先生の回答は「イエス」 で、
5・6歳以上は、体重の1%以下にしないと、牧草を食べる量が減ります。
ストレスと消化機能
・ウサギはストレスに対して、過敏に反応する傾向がある。
ストレスは消化活動を低下させ、腸内環境を悪化させる。
・ストレッサー(ストレスの原因)になり得るもの
恐ろしいものに追われる
競争相手との接近
階級序列の不安定(上下関係の逆転等)
仲間(人間家族含む)との離別
住環境の変化
肉体的ストレス(痛み)
その他 ウサギにとって耐え難い様々なもの
この中で、仲間との別離とは「群れの一部が消える→環境・群れに危険が迫った(食べられちゃった)→ストレス」と言う構造ではないかと話しておられました。
もともとウサギはゆるい群れの中で暮らしています。群れが安定している時は安全な環境なわけで、ストレスがない。
人間に飼われているウサギは、人間も群れの一員として認識しており、結婚だ一人暮らしだので家族が増えたり減ったり、何かイベントがあって家庭内の様子がいつもと違うのも、群れの変化と感じてストレスになることもあるそうです。
なるほど。去年ユキがいきなりショック状態に陥った時は、息子夫婦が出産後我が家で暮らしている時でした。
具合が悪い時、入院させるべきか?大変悩ましい問題。
胃腸障害では、昼夜点滴等が必要ならともかく、入院・通院も控えた方が良いと思っている。
入院・通院は飼い主が安心したいだけ。
なので、通常は診察後1週間分のお薬と指示をだして、家庭看護にしているようです。
で、「だからこそ」と言いたいのが、定期健康診断です。
まぁ、その子の性格もあるのですが、できれば数ヶ月ごとの定期健診をすることにより、病院にも先生にも慣らしておくと良いのですね。
我が家ではお出かけキャリーがいつもサークルの中にあります。
いじける時、追いかけられた時、逃げ込んだりして、キャリーの中は自分達の領地です。
だからキャリーの中にいる限りは、かなり安心していられるのです。
また2ヶ月に1度の健診ですから、通い始めて2年。今では先生にも慣れ、診察室でも出歩こうとします。ほっておいたら、ユキなどあちこち遊びまくるでしょう(^^;; コードなどあって、隙間もあって、さぞや魅力的な部屋に見えていることでしょうね。
ただし、これも個性による、です。
とても臆病なウサギさんは、どうやってもなれないでしょう。
人間より家に付くのは、ネコさんと同じですね。
ただ小さい時から連れ歩いていると、中には飼い主とならどこでもOKというウサギさんもいるのは確かです。
と言うことで、本日はこれまで。続きは、また明日。
ウサギの食餌
・野生のウサギはいつも食べている。
・フードは短時間で食べられる。
その結果は、臼歯の磨耗異常と消化管の臼歯時間が長くなる。
・いずれの牧草も繊維質は30%前後。
アルファルファはチモシーよりたんぱく質もカルシウムも多い。
したがって、成長期の子ウサギや授乳中の母ウサギさんにはアルファルファは良いけれど、大人のウサギさんには高カロリー・高カルシウムになってしまう。一般的にアルファルファの方が嗜好性が高い。
それぞれの特性をつかんでおく必要がある。
特にネザーは歯が悪くなりやすいので、牧草を勧める。
・野菜の摂取過剰
嗜好性が高いので多給になり、軟便をすることが多い。
水分が多く、満腹感の割りに繊維が少ない。
つまり、野菜を過剰に食べるとフードや牧草を食べる割合が減り、トータルとして繊維質が不足して、軟便になる。野菜の多給は、栄養バランスの問題から削痩(さくそう:やせる)ことがある。
うーーーん。これには多少異議アリです。実際問題、与える野菜の内容と、個々のウサギの腸内細菌藪の問題で、野菜の与え方次第だと思います。実際問題、シジミは太ってしまったし(--)
ちなみに、我が家のウサギは「野菜主食で牧草食べ放題。ペレットは無し」です。 ただし、野菜主食にする健康上のメリットはありますが、お財布には限りなくデメリットしかありません(笑)
この話は長くなりますし、斉藤先生にご理解いただくには時間がありませんでしたし、第一他の飼い主さんがいるところでお話しする事ではありませんでしたので、今回は黙っていました(^^;;
理想の食餌
牧草主食で無制限。ペレットは1日あたり体重の1.5%g以下を、2回以上に分けて与える。
ここで質問しました。「やはり人間と同じように、年をとるほど基礎代謝量は減りますか?」
だってシジミが太ったのは、年齢によると思ったのです。
去年から与える量は変わっていません。でも冬場動きが少なくなっただけでなく、この夏で4歳。基礎代謝量も減ったのじゃないかと思ったわけです。だから、今までと同じ量を食べても太ってしまう。
ユキは特別ガンガン飛ばす子だから良いのですが、シジミは普通のウサギさんと同じ。
人間でも、基礎代謝量は年をとると若い時ほど必要としません。だから同じように食べていたら、必ず太る(^^;; かーさんがそうなのですよね。食べる量は減っているくらいなのに、太っちゃう。
先生の回答は「イエス」 で、
5・6歳以上は、体重の1%以下にしないと、牧草を食べる量が減ります。
ストレスと消化機能
・ウサギはストレスに対して、過敏に反応する傾向がある。
ストレスは消化活動を低下させ、腸内環境を悪化させる。
・ストレッサー(ストレスの原因)になり得るもの
恐ろしいものに追われる
競争相手との接近
階級序列の不安定(上下関係の逆転等)
仲間(人間家族含む)との離別
住環境の変化
肉体的ストレス(痛み)
その他 ウサギにとって耐え難い様々なもの
この中で、仲間との別離とは「群れの一部が消える→環境・群れに危険が迫った(食べられちゃった)→ストレス」と言う構造ではないかと話しておられました。
もともとウサギはゆるい群れの中で暮らしています。群れが安定している時は安全な環境なわけで、ストレスがない。
人間に飼われているウサギは、人間も群れの一員として認識しており、結婚だ一人暮らしだので家族が増えたり減ったり、何かイベントがあって家庭内の様子がいつもと違うのも、群れの変化と感じてストレスになることもあるそうです。
なるほど。去年ユキがいきなりショック状態に陥った時は、息子夫婦が出産後我が家で暮らしている時でした。
具合が悪い時、入院させるべきか?大変悩ましい問題。
胃腸障害では、昼夜点滴等が必要ならともかく、入院・通院も控えた方が良いと思っている。
入院・通院は飼い主が安心したいだけ。
なので、通常は診察後1週間分のお薬と指示をだして、家庭看護にしているようです。
で、「だからこそ」と言いたいのが、定期健康診断です。
まぁ、その子の性格もあるのですが、できれば数ヶ月ごとの定期健診をすることにより、病院にも先生にも慣らしておくと良いのですね。
我が家ではお出かけキャリーがいつもサークルの中にあります。
いじける時、追いかけられた時、逃げ込んだりして、キャリーの中は自分達の領地です。
だからキャリーの中にいる限りは、かなり安心していられるのです。
また2ヶ月に1度の健診ですから、通い始めて2年。今では先生にも慣れ、診察室でも出歩こうとします。ほっておいたら、ユキなどあちこち遊びまくるでしょう(^^;; コードなどあって、隙間もあって、さぞや魅力的な部屋に見えていることでしょうね。
ただし、これも個性による、です。
とても臆病なウサギさんは、どうやってもなれないでしょう。
人間より家に付くのは、ネコさんと同じですね。
ただ小さい時から連れ歩いていると、中には飼い主とならどこでもOKというウサギさんもいるのは確かです。
と言うことで、本日はこれまで。続きは、また明日。