チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

ROC(ウサギのセミナー) その4

2007-04-18 23:29:57 | うさぎ
※青字はセミナー内容ですが、あくまでも私が聞き取ったことですので、間違いがあったらコメントをお願いしますm(_ _)m

胃毛球症
・被毛の飲み込み 換毛期・偽妊娠などの時に多い
・幽門閉塞 詰まった時が毛球症で、発病が急
・レントゲンは臼歯過長・腎臓・肝臓・尿石症などではなく、毛球症であることを確定する為
・本症が命取りとなるのは「完全イレウス(閉塞)」と「胃穿孔」
 この場合は手術対象となるが、「AであればB]という原則論ではなく、症例の総合的評価で治療方針を決める。
・基本的には内科治療で改善できる、軽症のもの。ただし下記は例外
 急に重篤になった場合は、致死率が高い
 亜急性(徐々に悪くなる)は、あまり長期に様子を見た後などでは、少なからず死に至ることがある。
・死因としては「胃潰瘍→胃穿孔→疼痛性ショック あるいは腎肝併発症であるが、全体としての死亡率は2~3%か?
・繰り返す個体は、飼い主が「いつものことだから、いつもの治療で治る」と楽観し勝ちだが、いつか致死性の状態になることもある。いつもの治療で×なことは、起こり得るということ。
・相当重症でも、多少の食餌を取っていることや、全身状態がひどく悪くても平気で食べる事もある。胃の張りが著しい個体は、慎重な予後判定を必要とする。

病態(病状)
・腸管うっ滞(腸管の蠕動低下)
 徐々に低下する食慾。小粒便・ジュズ便(つながりウンチ)・軟便・便が出ない・粘液だけが出る。
 お腹が鳴る。
 便と共に、白ないし透明な粘液を排出。
 元気はあまり低下しない。

 ※白ないし透明~薄いオレンジ色のゼリーのような粘液は、腸管がただれてはがれたもので、腸炎を起こしているからです。
・盲腸便秘
 盲腸内は大量の半流動物、もしくは異常な固形物
・粘液性腸症
 結腸から大量の粘液分泌。盲腸の運動低下で、盲腸内容物が酸性化する。
・鼓張症
 盲腸を中心に、大量のガスが貯留
・多くの原発性疾患に続発して起こることが多い。
 毛球症
 臼歯の過長等、食慾低下するすべての疾病
 全身麻酔後(外科手術後)
 長時間の絶食
 ストレスに起因する、蠕動低下と採食停止

予防
・牧草の多給 
 特に軟便の見られる個体でえは、高繊維食を徹底する。
・ヘアボールレメディー(ミネラルオイルのペースト)
 良く酵素系のものが良い(たんぱく質を溶かす)といわれるが、先日「胃潰瘍やびらんが出来ている場合には、胃壁そのものを溶解して胃穿孔になる恐れがあるのではないか」と言う話に、なるほどと思っている。

パパイヤやパイナップルが良い(ただし生)と言う話は多いのですが、実際に効果があると言う話と、根拠のないもの(酵素は毛自体は溶かしません)とする話と、両方あります。効くとすれば、おそらく消化器官内の毛や食物のかすのかたまり内のたんぱく質を溶かして、ほぐれやすくするといったところではないかと思っています。
ちなみに毛球予防のペーストは、潤滑油のようなものだと思ってください。ですから、完全にカチカチに固まってしまったのもは、かえって表面をコーティングして水分の吸収を妨げてしまいます。
以前他の獣医さんに聞いたところでは「発症して数日くらいなら、ペーストを使う。そうした状態の時の胃腸にメスを入れても、あまり予後がはかばかしくないので、基本的には内科治療」と言うような事を、おっしゃっていました。
・ストレスの回避
・特に長毛種の場合は、ブラッシング


以上、羅列してしまいましたが、いかがでしたでしょう?
内容的には獣医さん向けだったのですが、こうした事は飼い主も頭に入れておくと、獣医さんの説明が理解できたり、獣医さんがどのあたりを視野に入れて治療しているのかが分かり、より良いインフォームドコンセントが築けると思います。

最近色々と見聞きした話から総合すると、
・消化管機能低下に対しては蠕動を促す薬を投与。
・毛球をほぐし、脱水症状を改善するために皮下点滴。
・痛みがひどい場合は鎮痛剤投与。
・症状によっては、最低単位の抗生物質投与。
・腸内ガスを消滅させる薬の投与。
・必要なら強制給餌。
などが基本ラインであるように思っています。

獣医さんにしてみれば、「とにかく牧草を食べさせて欲しい。」なのですが、牧草主体が良いのはわかっていても、それぞれのウサギさんの個性もありますからねぇ(^^;;
それで飼い主さんは苦労するのです。
また「これが理想」とされるものや、「これは平気」と言われるものでも、そのウサギさんには合わないものもあるはずです。(我が家のユキはニンジンの葉は大好物ですが、必ず軟便になります。)
その点は、やはり飼い主さんが毎日良く観察して、「うちの子」の個性や特徴をつかみ、「うちの子」にとってのより良い生活を考える事が大事だと思いますよ。


コメント
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新入り(^^;;

2007-04-18 02:00:13 | 植物
最近うちに来た人たちです。
半分 自棄になってきています(笑)

オレンジの中輪のバラ  名前がありません(;;)


ラベンダー 
ラベンダーの仕立て方を復習しなくちゃ。
上手く夏を越せるのでしょうか?
植え替えた方が、良さそうです。


モッコウバラ
来ちゃいましたねぇ。
丈夫で良いんですけどね。バラ好きは、やっぱり手を出すのですけれどね。
ほっておくと際限なく大きくなります(--)


これも、ついに登場ってかんじ。
モンタナです。これも木に巻きついて、はるか高みにまで登る子です。


で、つい自棄になっちゃったかーさんが連れ帰った子(爆)
盆栽仕立てをどうやって維持するのでしょうか?
まぁ、藤は切り戻しに強いですからね。
毎年2・3個花が見られればヨシとしましょう。



コメント (4)
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ママちん あそぼ♪

2007-04-18 01:47:48 | うさぎ
ダダダダダーーー

ママちーーーーん♪

なにちてるの?


ねぇ ママちん


あそぼ♪♪


ねぇ ねぇ あそぼうってばぁ~


うるさいなぁ~
ユキ あっちいってよー

かーさん ユキうるさい
連れてってよー


と言いながらも、結局ユキをナデナデしているママちんです(^^)


コメント (2)
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