チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

お献茶

2008-10-13 21:51:11 | お茶会・席札
いつもは茶席の裏で待っているのですが、今回は献茶を覗いて見ました。
以前にも一度だけ、玄関口から姑が行くのを見たことはあるのですが、本堂の中までみたのは初めてです。

先導する人たちが、上人の出待ちです。
とても興味深い装束だったので、ハレーションをおこして残念。


やがて行列が動き始めます。お坊様たち、お上人(と呼ぶのかしら?それとも導師かしら?)と続き、その後を、家元に家元の方々、先生たちと続きます。

(たこ焼きやさんも、神妙に見送っている様子にくすっと笑ってしまった)





本堂の中でも撮影禁止でなかったので、ちょっと失礼。

向かって右端で、お家元がお茶をたてています。

立てたお茶は、お坊様によってお大師様の元に運ばれます。

お上人によって、護摩が焚かれていきます。


火がどんどん高くなっていきます。

護摩をくべるほどに、火の粉があがりとても美しいのですが、これで火事にならないのだから大したものだ、と変に感心したり(^^;;

脇に控えるお坊さんの顔があかあかと照らされている様子に、火の強さがわかります。
これで熱くはないのだろうか?
いやいや。それこそ「心頭滅却火もまた涼し」と言うところなのでしょうね。

本堂の外側では、参拝客がお参りをしています。


立派な、大変美しい五重塔が、まさに威風堂々と立っております。


お正月には何万人とニュースになる参拝客も、この時期はまばら。
きっと来月になって、七五三の時期になると、またかわいらしい姿でお参りする姿でにぎわうのでしょう。



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秋のお茶会

2008-10-13 20:54:15 | お茶会・席札
昨日日曜日は、お茶会in川崎大師でした。
朝7時半に迎えに来てもらい、ママちんと一緒に出かけました。

川崎大師のお茶会は献茶が目的ですので、江戸千家だけのお茶会です。
場所は、お大師様の書院にて。
お部屋は光聚庵です。

でもいつものように、いつもの道具立てから。
って、今回はとても狭くてドタバタしたせいで、お茶碗を撮り忘れましたが(^^;;

お釜のしつらえです。
この時期は畳の一部を切ってしつらえる炉ではなく、風炉になります。

風炉の中には灰が入れてあり、ここへ炭を入れて、釜をかけます。

これが風炉の中。

最初の写真で、炉の前面に穴があいているのが分かると思います。
空気の通り道がなければ火力が落ちますので、当たり前なのですが、そのままでは前に座るお手前の人は熱くて仕方がありません。
それで内側の穴の手前に、かわらけを立ててあるのです。

今回の水指。
オリエンタル風の狩猟紋。秋に合わせて、雁でも狩っているのでしょうか。


水指の上に乗せる、なつめです。


今回の床のしつらえ。


花は「時のもの」 ピンボケです(TT)
1)われもこう 2)おみなえし 3)シャジン 4)オケラ
5)ノノジギク葉 6)ジョウロホトトギス 7)レンゲショウマ 8)ユキヤナギ紅葉
9)キンミズヒキ 10)トリカブト 11)ヤマシャクヤク(実)


床の香合は、虫蒔絵。


お菓子は「稲穂」です。


でもなんで、お茶碗を写すのを忘れたのかしら?
前の晩、寝つきが悪くてボーっとしていたからなぁ(--)

水屋(裏方)はとても狭かったけれど、茶席はなんと見通しよく気持ちの良い事!


今回は内側の席とその外側と、2重に並んだので、お運びが大変。
多い時は、33人も入ってしまったので、一時てんてこ舞いになってしまいました。

やっぱり内側の席だけの方が、ゆったりと出来ますね。


そしてこれが、窓の外の庭のしつらえ。



水は細いながらも、静かに溢れ続けています。


やはり緋毛氈は陽を浴びると美しく、格子戸も情緒があります。




では、お次は献茶の様子をどうぞ。

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