今日11時頃。
通りがかりに、目の端におかしな光景。
うわ!! 金魚かーさんが死んでいる!!!!
ここ数日食欲がなかったのは、水温が下がったせいではなく、水質が落ちていたからなのでしょう。
気がつけよ!! (;;)バキッ☆\(--;)
フナは? ギンブナちゃんは!?
と見れば、こちらは異常なく泳いでいます。
すっかり横になって浮かんでいる金魚かーさんを、ナデナデ・・・
「何で死んじゃったの?
まだ6年くらいでしょう:涙」
ぴく・・・・・
んん??
まだかすかに生きている?
呼吸はしていませんが、かすかに尾の筋肉が動いた気配が、手に伝わってきました。
それからは、もうドタバタドタバタ
ママちんをたたき起こし。
45cmプラケースを引っ張り出し。
水を作って、金魚かーさん移動。
プラケースの中に移しても、まったく動きナシ。
体が横になって浮いてしまいます。
でも、体の色は悪くないんです。
普通駄目な時は、抹消の血管の異常であちこち皮下出血していたり、内臓に異常があればその部分が黒ずんでいたり。
その点、目の表面が少し白くなっている(水質低下だと傷めやすい)位で、ヒレの根元も、えら蓋もお腹も頭も綺麗です。
見た目も触ってみても、腸内発酵して腹部が腫れている様子も無い。
あ 目が動いた♪
まだ完全に死んでいるわけじゃない。
でも下手すれば一晩横になっていたはず。
こうなると大型動物と同じです。
横になっていると、腸内のガスなども偏ってたまっているはずですし、血行も偏ってしまって、このままじゃ良くなるわけがない。
と言うわけで、金魚かーさんの体を正常の状態に保ってみることにしました。
といったって魚の体を正位置に保定しておく方法なんてありません。
あったとしても、道具も何もない。
あるのは、両手だけ。
頭の方は下から、尾のほうは上から、両手で支えて指で少しなでてみる。
しばらくしたら、口をかすかに動かした♪
目を少し動かした。
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結局2時間そうしていて、初めはたまにだった呼吸が、やや安定してきました。
それは良いのですが、浮き袋が機能していないのか横になったままですし、ヒレを動かしてバランスを取ることが出来ない。
バランスをとったり、前後に動くには胸ビレが動かなくてはいけません。
背びれと尻びれはまっすぐ姿勢を保つだけ、腹びれは安定版、尾は推進力です。
ちょうど脳梗塞をおこした人間と同じなのでしょう。
もっと早くに気がついていれば、また違っているでしょうが、横になって循環系がおかしくなってから時間がたっているので、浮き袋もおかしくなり、神経もだいぶダメージを受けているのではと思います。
出来る事は、ひたすら姿勢を正常に保って、魚の回復力に頼るしかない状態です。
結局4時間立って、呼吸は完全に安定してきました。
2度ほど方向転換しようとしましたので、ヒレの神経も生きていることは生きているらしい。
でも狭い場所で不自由な体ですから、怪我でもされたらたまりません。
ヒヤヒヤしながら支え続けました。
冬ではないのが幸いでしたが、さすがに体が冷えてきました。
水槽を掃除して、水の全とっかえをしてくれたママちんが、温かい紅茶を入れてくれました。
何とか片手でも支えられる様になったので、ちょっと一息。
そのうち気がついた。
「ねぇ、水温が高いよね?」
「当たり前じゃない。かーさんがずっと両手を入れているんだから」と、ママちん。
あ そうか(^^;;
人間も冷える代わりに、体温36度の手はプチヒーターの役目もしていたのです。
と言うわけで、何とか他のもので保定出来ないかと考えた。
最初はアクアショップで手に入れている大きな袋に水をいれ、それで体を押さえられないかと思ったのですが、水に入れるとビニール袋が光るのか、金魚かーさんが嫌がるのです。
うーーーん
うーーーーーーん(--)
あ!!
さっきママちんが、台所に発泡スチロールの箱があるって言ってた♪
と言うわけで、こんなものを作りました。
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手で支えるほど完全には、正常な姿勢は保てませんが、まぁ水温上昇より良いとしましょう。
と言うわけで、何とか手が離れました。
それから2回ほど、方向を変えたいのか暴れてヒヤヒヤ。
ここまでで5時間半。
ちょっと心配だけど、夕飯のお買い物に出かけました。
歩きながら考えた。
うーーーん。
状態としては難しいかなぁ。
幸い血行不良は見られないのですが、このまま寝たきりと同じ状態になったら、エサを食べられないから、いずれは衰弱死。
浮き袋の異常や腸内異常発酵は、予後不良が多いのです。
で、22時頃。
何度か支えを嫌がって、金魚かーさんが暴れます。
そのたびごとに、なだめて(人を怖がらないのが良いところ)、また定位置に戻す。
暴れるくらいの気力が出たのは良いのですが、横になってしまうのでは支えははずせない。
でも暴れて、狭いところにはまったら・・・・・・
こりゃ 今晩はソファで寝ることになるかな?
(ソファのすぐ後ろが金魚かーさんのいるテーブルです。)
で、先ほどの23時過ぎ。
またまた暴れる金魚かーさん。
でも、何となく胸びれも尾びれも動かしているようです。
試しに支えをはずしてみたら、傾きながらも横倒しにはならない♪
うーーーん。
このまま状態が良くなったら、元の水槽に戻すに戻せなくなるぞ。
(金魚かーさんをすくうような大きな網はありませんし、タオルで包んで移動は、弱っている今はしたくない)
それならば、今のうちに戻そうか。
それにひょっとしたら、水深のある水槽の方が水圧がかかるから、安定するには良いかもしれない。
と言うわけで、急遽ママちんに手伝ってもらって、プラケの水ごと水槽に戻してみました。
さすがに、暴れることなくスルッと入りました。
ホッ
何とか浮かんでくることなく、横になることなくいます。
先に戻っていたギンブナちゃんが、さっそく寄り添っています。
そして30分後。
体もだいぶ安定してきたようです。
まだ底の隅っこでじっとしていますが、背びれも立っていますし、胸びれも尾びれも使っています。
このまま元気になってくれるといいなぁ。
それにしても、今日は何も予定がない日で本当に良かった!!
オマケ : こんな時でなければ出来ないので、金魚かーさんの体長を測ってみました。
きっちり30cmありました。
6年で30cm。 ただの和金。 出産経験あり(笑)
この成長率は、遺伝的なものかしら?
通りがかりに、目の端におかしな光景。
うわ!! 金魚かーさんが死んでいる!!!!
ここ数日食欲がなかったのは、水温が下がったせいではなく、水質が落ちていたからなのでしょう。
気がつけよ!! (;;)バキッ☆\(--;)
フナは? ギンブナちゃんは!?
と見れば、こちらは異常なく泳いでいます。
すっかり横になって浮かんでいる金魚かーさんを、ナデナデ・・・
「何で死んじゃったの?
まだ6年くらいでしょう:涙」
ぴく・・・・・
んん??
まだかすかに生きている?
呼吸はしていませんが、かすかに尾の筋肉が動いた気配が、手に伝わってきました。
それからは、もうドタバタドタバタ
ママちんをたたき起こし。
45cmプラケースを引っ張り出し。
水を作って、金魚かーさん移動。
プラケースの中に移しても、まったく動きナシ。
体が横になって浮いてしまいます。
でも、体の色は悪くないんです。
普通駄目な時は、抹消の血管の異常であちこち皮下出血していたり、内臓に異常があればその部分が黒ずんでいたり。
その点、目の表面が少し白くなっている(水質低下だと傷めやすい)位で、ヒレの根元も、えら蓋もお腹も頭も綺麗です。
見た目も触ってみても、腸内発酵して腹部が腫れている様子も無い。
あ 目が動いた♪
まだ完全に死んでいるわけじゃない。
でも下手すれば一晩横になっていたはず。
こうなると大型動物と同じです。
横になっていると、腸内のガスなども偏ってたまっているはずですし、血行も偏ってしまって、このままじゃ良くなるわけがない。
と言うわけで、金魚かーさんの体を正常の状態に保ってみることにしました。
といったって魚の体を正位置に保定しておく方法なんてありません。
あったとしても、道具も何もない。
あるのは、両手だけ。
頭の方は下から、尾のほうは上から、両手で支えて指で少しなでてみる。
しばらくしたら、口をかすかに動かした♪
目を少し動かした。
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結局2時間そうしていて、初めはたまにだった呼吸が、やや安定してきました。
それは良いのですが、浮き袋が機能していないのか横になったままですし、ヒレを動かしてバランスを取ることが出来ない。
バランスをとったり、前後に動くには胸ビレが動かなくてはいけません。
背びれと尻びれはまっすぐ姿勢を保つだけ、腹びれは安定版、尾は推進力です。
ちょうど脳梗塞をおこした人間と同じなのでしょう。
もっと早くに気がついていれば、また違っているでしょうが、横になって循環系がおかしくなってから時間がたっているので、浮き袋もおかしくなり、神経もだいぶダメージを受けているのではと思います。
出来る事は、ひたすら姿勢を正常に保って、魚の回復力に頼るしかない状態です。
結局4時間立って、呼吸は完全に安定してきました。
2度ほど方向転換しようとしましたので、ヒレの神経も生きていることは生きているらしい。
でも狭い場所で不自由な体ですから、怪我でもされたらたまりません。
ヒヤヒヤしながら支え続けました。
冬ではないのが幸いでしたが、さすがに体が冷えてきました。
水槽を掃除して、水の全とっかえをしてくれたママちんが、温かい紅茶を入れてくれました。
何とか片手でも支えられる様になったので、ちょっと一息。
そのうち気がついた。
「ねぇ、水温が高いよね?」
「当たり前じゃない。かーさんがずっと両手を入れているんだから」と、ママちん。
あ そうか(^^;;
人間も冷える代わりに、体温36度の手はプチヒーターの役目もしていたのです。
と言うわけで、何とか他のもので保定出来ないかと考えた。
最初はアクアショップで手に入れている大きな袋に水をいれ、それで体を押さえられないかと思ったのですが、水に入れるとビニール袋が光るのか、金魚かーさんが嫌がるのです。
うーーーん
うーーーーーーん(--)
あ!!
さっきママちんが、台所に発泡スチロールの箱があるって言ってた♪
と言うわけで、こんなものを作りました。
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手で支えるほど完全には、正常な姿勢は保てませんが、まぁ水温上昇より良いとしましょう。
と言うわけで、何とか手が離れました。
それから2回ほど、方向を変えたいのか暴れてヒヤヒヤ。
ここまでで5時間半。
ちょっと心配だけど、夕飯のお買い物に出かけました。
歩きながら考えた。
うーーーん。
状態としては難しいかなぁ。
幸い血行不良は見られないのですが、このまま寝たきりと同じ状態になったら、エサを食べられないから、いずれは衰弱死。
浮き袋の異常や腸内異常発酵は、予後不良が多いのです。
で、22時頃。
何度か支えを嫌がって、金魚かーさんが暴れます。
そのたびごとに、なだめて(人を怖がらないのが良いところ)、また定位置に戻す。
暴れるくらいの気力が出たのは良いのですが、横になってしまうのでは支えははずせない。
でも暴れて、狭いところにはまったら・・・・・・
こりゃ 今晩はソファで寝ることになるかな?
(ソファのすぐ後ろが金魚かーさんのいるテーブルです。)
で、先ほどの23時過ぎ。
またまた暴れる金魚かーさん。
でも、何となく胸びれも尾びれも動かしているようです。
試しに支えをはずしてみたら、傾きながらも横倒しにはならない♪
うーーーん。
このまま状態が良くなったら、元の水槽に戻すに戻せなくなるぞ。
(金魚かーさんをすくうような大きな網はありませんし、タオルで包んで移動は、弱っている今はしたくない)
それならば、今のうちに戻そうか。
それにひょっとしたら、水深のある水槽の方が水圧がかかるから、安定するには良いかもしれない。
と言うわけで、急遽ママちんに手伝ってもらって、プラケの水ごと水槽に戻してみました。
さすがに、暴れることなくスルッと入りました。
ホッ
何とか浮かんでくることなく、横になることなくいます。
先に戻っていたギンブナちゃんが、さっそく寄り添っています。
そして30分後。
体もだいぶ安定してきたようです。
まだ底の隅っこでじっとしていますが、背びれも立っていますし、胸びれも尾びれも使っています。
このまま元気になってくれるといいなぁ。
それにしても、今日は何も予定がない日で本当に良かった!!
オマケ : こんな時でなければ出来ないので、金魚かーさんの体長を測ってみました。
きっちり30cmありました。
6年で30cm。 ただの和金。 出産経験あり(笑)
この成長率は、遺伝的なものかしら?