ただいま戻りました!
時計を見たら、10:40。 もちろん夜の(^^:::::
先生 終わったかなぁ。
きっと おうちに帰ってご飯している頃かしら?
ちゅんちきさん(富士山のふもと)も、そろそろ着く頃かな?
今日の予約は、17:30~18:30の間で、定時予約の方の合間。
出掛けに、こゆのお尻をフッカフカにして、ブラッシングをしていたので、ついたのが18:00。
その時点で、まだまだ待合室はあふれていました。
ほどなく、ちゅんちきさんが「ハクたん、ぺこ君、ユキちゃん、はる君」をつれてご入場。
二人でコンニチワをしていたら、7月の定期健診の時にご一緒したこゆきちゃんのママもコンニチワ。
ほとんどのウサギさんが定期健診のようでしたが、後からも定時予約の方がいらしたので、20時近くになってもまだ順番が来ない。
こゆきちゃんのママとちゅんちきさんと3人でお話していたので、「きっとまた、最後になるわねぇ:笑」。
遊びたい盛りのペコちゃんは、ケージから身を乗り出してお目目きらきら♪
沢山のウサギさんがいるちゅんちきマミーに、ゆっくり抱っこしてもらってご機嫌。
(その間、別ゲージにいるハクたんは、ジト目でにらんでおりました:笑)
こゆきおねーちゃまにコンニチワしたら、鼻をよせたこゆきおねーちゃま「ふん!」って(^^;;
次にこゆきにコンニチワしても、こゆはまったく反応せずにそっけないったらありゃしない(--)
ぺこ君 : ねぇねぇ 僕とあそばない?
こゆきちゃん: んーーーーン? イヤ! あなた ご用はないわよ。
こゆき : わたち ひとづまなのにょ。 しちゅれいね(--)
なーんて、3人でアテレコしておりました(^0^)
先にこゆきちゃんが呼ばれ、次にシミこゆ。
この時点で、すでに20:30近く。
「今日は、先生10時かもね~」と、ちゅんちきさんと笑っておりました。
先生やスタッフさんにしたら、笑うどころではありませんよね(^^;;
その上今回は、シジミは「9歳記念特別メニュー」で血液検査とレントゲンをお願いしてあるのですが。
<こゆき>
今日二人の入ったケージを担いだ時とってもずっしりきたので、てっきり増量かと思ったのですが・・・
2620g 先月より40g減。
「あれれ? てっきり増えたと思ったのに、こちらが疲れていたのかしら?」
「あー そうかもしれませんよ?」
「夏ばてでしょうかしらね:笑」
「卵1つ分(減ったの)は、すごいですよ(^^)」
あちこちチェックを始める先生。
「そういえば、今日来る時に触っていて、肩の当たりにかさぶたのようなものが。フケ?ダニかしら?」「どれどれ? 気がつかなかったなぁ」
「このあたり・・・ あれ? 印つけておけばよかったなぁ」
「あー ありました。これですね。念のために、顕微鏡で見てみましょう。」
皮膚がかさかさになって、フケのようなものがついています。
とかく脂ぎっているこゆですから、フケと言うのもありですが、夏場ですからダニというのもあり得ることで。
セロテープでフケをとって、顕微鏡に。
結局何も見つかりませんでした(^^)v
いつもどおりに他は問題なし!
「体重以外は、何も問題がないんですよねー(^^;;;」
ということで、こゆはあっさり終了♪
<シジミ>
2160g +40g♪♪ こゆきが減った分、シジミが増えた(^^)
2200はほしいんですね。予備体力が欲しいですから。
それにしても、あれだけバナナを食べて、ブルーベリーを食べて、やっと40g+。
年をとると、食べても本当に効率が悪いですね。
涙目の経過をお話しました。
「起きた時と、私が帰宅した時、台所に先回りしてバナナを待っているなら元気。
それが来なくて、「バナナ いるヒト~」って呼んでくれば、まぁまぁ。
呼んでも来ないで、持っていくと食べるときは要注意。
それで食べなければ、病院へすっ飛んでくるのですが、一応食べていたので様子見していました。
でも、体を伸ばして横になっている時、シジミは決してそのままなでさせないのですが、今回はなでてもそのままだったので、やっぱりお腹が痛かったのかなぁ。
例の、透明ゼリーも点々と落ちていることがあって・・・
バナナとかブルーベリーとか柔らかいものは食べやすいようで、ペレットは途中でやめてしまうんですよね。
だから、バナナを好きなだけ食べさせていました。多い時は、一日1本食べていたかなぁ」
「腸炎を起こしているんだと思うのですけどね。」
「でも様子は変わりなくて、一過性なんですよね。
人間と同じに、高齢になると大腸ポリープなんかができていたりして?
ともかく腸の動きが順調ではなかったようです。」
「ポリープかぁ」
本当に、ゼリーポトポトは訳わかりません(--)
人間のように大腸検査するわけにもいかないし。
ともあれ、腸の働きが万全ではないということで。
「夏場はクーラーで冷えるということがあります。
特に1kgぐらいウサギさんは、冷えすぎることがあって、この間も暖めてもらいました。」
「小さいだけに、気温に敏感に反応しちゃうんですね。
うちもこの間、なんとなく様子が変だったので、クーラーつけながら、下は暖かいようにホットカーペットつけましたよ:笑」
「ホットカーペットはいいですね(^^)」
「あれ? シジミ君 以前のような腫れが出ていますよ。」
臭腺チェックをしていた先生が、気がつきました。
右側は良いのですが、左側の臭腺周辺部分が腫れているのです。
「え? 例のたらこ唇ですか?!」
あの時は何が原因かわからず、どの治療が良かったのかも分からず、あれこれやっているうちに自然治癒的に事なきを得て、結局は「免疫系の抵抗力が落ちていた。」という感じだったのですが。
また? 厄介だなぁ。
「それで お尻がきれいじゃなかったんだ。
いつもフカフカにきれいな子が、なんとなく汚れ気味だったんです。
で、先日ベッドから降りていったら、ちょこっとお漏らししていたんです。
必ずトイレでする子がお漏らしする時は、調子が悪い時なんですよね。」
かーさんは、てっきりお腹の調子が悪かったのだと思っていたのですが、お尻の炎症のせいだったのでしょう。
「調子が悪いと、お漏らししますね。
デルモゾールを、1日2回を1週間つけてください。」
はーい。
これでムズムズがなくなれば、お漏らしもしなくなり、いつもどおりのフッカフカのお尻に戻るでしょう。
歯をチェックしていた先生が、
「うーん この前歯は、今日は処置しましょう。」
とても素敵にギザギザ。
奥歯を見ていて
「あー これかな? 右はいいけれど、左が舌に触っているようです。
きれいに並んでいるのかと思ったら、全部が舌に触っているんです。
これをカットすれば、大丈夫じゃないかな?」
ということで、前歯をチュイーンと削って、臼歯のとんがりをパチパチして、ヤスリで滑らかにして。
これで涙目が、治るといいな。
「涙腺洗浄しておきますか?」
「はい♪」
左右ともしていただいて、鼻からきれいな洗浄液が出てきたので、炎症はない(ok♪)
さてさて、これからが本番スペシャルメニュー。
レントゲンを撮る前に、造影剤を。
人間ならバリウムというところですが(バリウムを使うこともありますが)、先生が使うのは透明サラサラの液体。
これだと万が一胃腸のどこかが詰まっていたとしても、バリウムのように負荷をかけることなく流れていくので、安心とのこと。先生のお気に入りです。
シリンジで飲ませるのですが、先生だとおとなしく飲むんだな、これが(--)
どこのウサギさんも、診察台だと観念するんでしょうかしらね?
しばし待ってから、採血とレントゲン。
またまたしばし待って、呼ばれました。
「言えばあちこちチョコチョコないでもないですが、大きな問題はないですね(^^)」
まずは血液検査。()内はウサギの参考正常値。
TC(総コレステロール) 50mg(10~80)
AST(GOT) UNDER10(14~113)
うん 肝臓はOKです。
GLU(血糖値) 132mg(75~155)
すい臓も大丈夫。
BUN 11mg(9~29)
CRE 0.7mg(0.5~2.5)
Na(ナトリウム) 136mmol(131~155)
K(カリウム) 4.5mmol(3.4~6.9)
Cl(クロール) 121mmol(92~112) (ちょっと高いけど、気にすることはありません:先生)
おおー 心配していた腎臓もクリア~♪♪
WBC(白血球数) 40(3100~12500)
RBC(赤血球数) 515(452~790)
HGB(ヘモグロビン) 11.7(11.6~23.5)
HCT(ヘマトクリット) 35.8(40~55)
PLT(血小板) 33.5(20~30)
問題になるところは、ありません。
なんと!生検的に問題は見つからず(@@)
てっきり老化による腎機能の低下ぐらいは多少あるだろうと覚悟していたのですが、健康そのもの。
お次はレントゲン。
「ここに毛球が、膀胱に砂がありますが、まぁ いいでしょう。」
胃の底側にそってソラマメ型に白い陰が、毛球。
無いにこした事はないのですが、真っ白(ぎゅっと詰まった状態)ではないし、砂も結石にはなっていない。
毛球は、多毛のこゆきの毛づくろいをするし、このところあまいあまいペレットばかりだったせいでしょう。
牧草ペレットとブレンドしてみましょう。
明日葉が市場から消えて、野菜をとる量も減っていますので、そうしたあれこれが作用していると思われます。
早く明日葉出ないかなぁ。
「腸にガスが見られますね。」
それで、ゼリーウンチが出たりしたのかな?
いまいち順調な状態じゃないということ。
「歯のせいで食生活が乱れていましたから、そのせいかもしれませんね。
食生活が元に戻れば、大丈夫じゃないかな?」
ともあれ、今すぐどうこう対処しなければという状態には見えません。
経過観察で良いと思うんですね。
「イヤー 背骨がきれいに出ていますねー。
頚椎が、多少骨粗しょう症気味かなぁ(^^;;」
骨粗しょう症って・・・わぁ やっぱり年寄りだぁ(笑)
本当に、それ以外脊椎も尾てい骨から尾に至るまで、お手本のようにきれいなんです。
もちろん骨盤も大たい骨もとてもきれい。
どこか腰が悪いかと思っていたのに、まったく問題なし。
「心臓の大きさはどうですか?」
「頭部まで入れたかったので横からは見にくくなっていますが、心肥大を起こしていると消化器が上に持ち上がるので分かります。大丈夫ですよ。」
腹ばい状態のレントゲンでは、きれいに肺の間に収まっています。
横からは肋骨が邪魔をしているのですが、のどから胃への通り道がきれいにすんなり伸びています。
このあたり、造影剤のおかげでよく見えるんですね。
「あー 歯。
上より下の方が気になっていたのですが、上の方が炎症起こしていますね。」
「下も多少ありますが、上はもう石灰化していて、抜歯は無理ですね。
でも このあたり(眼孔)まできていないので、いいですよ。」
上は極端に言えば、歯根群が団子状態に白く見えるんです。
下の方が、まだ一本一本数えることができる。
もっとも、歯の髄が白っぽく炎症を起こしているのもありますけど。
年齢から考えれば、まだましな状態でしょう。
この先ますます、硬いものは与えないように気をつけなくてはなりません。
バナナと野菜主体で、ペレットもふやかした方がいいくらいかも。
シルバーブルームをふやかして与えるかなぁ~。
ふやかせば水分も十分で、膀胱にもいいぞ。
ともあれ、9歳のスペシャルコースの結果は、思いもよらないほど良い結果で一安心。
後は腸内環境を整えることと、免疫系の強化かな?
免疫系の強化といっても、何らかのサプリメントというのもあまり信じていないので、まずは腸内環境を整えて、良い食生活を目指します。
ということで、大いに安心したし、こゆきママさんとちゅんちきさんともおしゃべりして気分良く帰宅できました。
ほんと、思ったより疲れていません。
これで検査結果に問題があったら、どん底状態でとぼとぼ帰ってきたのでしょうけれど。
今日は、はる君もレントゲンだったけど、結果はどうだったかな?
本日のはる君は、最初からハク・ゆきちゃんと一緒に入っていたので、とってもご機嫌できらきらしていましたけど(^^)
一番小さいのに、大きなウサギにマウンティングして、鼻歌が聞こえてきそうでした。
10歳になって、兄弟のあい・まい君がいなくなっても、元気そうでほっとしました。
まだまだ元気でがんばってね!!
帰宅後。
長時間ケージの中だったこゆきドンはおかんむりで、帰ってきてもハンスト状態。
ま、最近いつものことですので、ダイエットにもなるのでほっておきます(^^;;
そうそう、今日はイヤミのお漏らしはなかったな(笑)
シジミは、検査疲れの様子もなく、大喜びでバナナをパクついております。
歯の調子がよくなったみたいね。 よかったねー。
これで涙目が収まれば、歯の調整はOKということです。
お尻の腫れも、収まってくれれば言うことなしなんですが。
それにしても、私の次がちゅんちき家4匹で、その後最後のお一人で、先生は今日もロングラン。
前回も9時過ぎだったし、どうも最近の土曜はこんな調子のようです。
先生 大丈夫かしら?
スタッフの方たちも、帰るわけにいきませんし。
今日も、駐車場には近隣各市・各県のナンバーがずらりと並び、ご夫婦連れ・ご家族でつれて見える方も多く、患者さんは増える一方。
待っているこちらは、おしゃべりしていればすみますけど、今日は騒がしかったかしら?
「長時間待っていただいている間、飼い主さん同士でお話が弾んでいると、こちらもうれしいんですよ」
と、先生はおっしゃってくださったけれど・・・。
確かに待ち時間の長さも、飼い主さん同志の交流の時間になれば、それは良いことなのですが。
幸い今日は深刻な状態のウサギさんがいないようでしたから良いですが、もしも重篤のウサギさんがいたら、もっと気を使ってあげなくてはと、ちょっと反省です。
心配な子を抱えているそばで、にぎやかしは心無いことですものね。
こゆきちゃん
長時間 立っちしていて、疲れなかったかな?
(待っている間、ずーっとバッグのふちに手をかけて、立った状態でおしゃべりに参加しているんですよ。)
今頃は、すやすや夢の中かしら?
JW&はる君
はる君 結果はどうだったかな? 今日はみんな一緒で楽しかったかな?
ハクたん 今度はもっと抱っこしてあげるわね。
(診察室の中、白い大きなのがあふれた時に、かーさん乱入してハクたん抱っこしてしまいました。)
ユキちゃんも、今度はだっこだっこね♪
ペコ君は、手術がんばって、真っ白ウサギになって会いましょうね♪
時計を見たら、10:40。 もちろん夜の(^^:::::
先生 終わったかなぁ。
きっと おうちに帰ってご飯している頃かしら?
ちゅんちきさん(富士山のふもと)も、そろそろ着く頃かな?
今日の予約は、17:30~18:30の間で、定時予約の方の合間。
出掛けに、こゆのお尻をフッカフカにして、ブラッシングをしていたので、ついたのが18:00。
その時点で、まだまだ待合室はあふれていました。
ほどなく、ちゅんちきさんが「ハクたん、ぺこ君、ユキちゃん、はる君」をつれてご入場。
二人でコンニチワをしていたら、7月の定期健診の時にご一緒したこゆきちゃんのママもコンニチワ。
ほとんどのウサギさんが定期健診のようでしたが、後からも定時予約の方がいらしたので、20時近くになってもまだ順番が来ない。
こゆきちゃんのママとちゅんちきさんと3人でお話していたので、「きっとまた、最後になるわねぇ:笑」。
遊びたい盛りのペコちゃんは、ケージから身を乗り出してお目目きらきら♪
沢山のウサギさんがいるちゅんちきマミーに、ゆっくり抱っこしてもらってご機嫌。
(その間、別ゲージにいるハクたんは、ジト目でにらんでおりました:笑)
こゆきおねーちゃまにコンニチワしたら、鼻をよせたこゆきおねーちゃま「ふん!」って(^^;;
次にこゆきにコンニチワしても、こゆはまったく反応せずにそっけないったらありゃしない(--)
ぺこ君 : ねぇねぇ 僕とあそばない?
こゆきちゃん: んーーーーン? イヤ! あなた ご用はないわよ。
こゆき : わたち ひとづまなのにょ。 しちゅれいね(--)
なーんて、3人でアテレコしておりました(^0^)
先にこゆきちゃんが呼ばれ、次にシミこゆ。
この時点で、すでに20:30近く。
「今日は、先生10時かもね~」と、ちゅんちきさんと笑っておりました。
先生やスタッフさんにしたら、笑うどころではありませんよね(^^;;
その上今回は、シジミは「9歳記念特別メニュー」で血液検査とレントゲンをお願いしてあるのですが。
<こゆき>
今日二人の入ったケージを担いだ時とってもずっしりきたので、てっきり増量かと思ったのですが・・・
2620g 先月より40g減。
「あれれ? てっきり増えたと思ったのに、こちらが疲れていたのかしら?」
「あー そうかもしれませんよ?」
「夏ばてでしょうかしらね:笑」
「卵1つ分(減ったの)は、すごいですよ(^^)」
あちこちチェックを始める先生。
「そういえば、今日来る時に触っていて、肩の当たりにかさぶたのようなものが。フケ?ダニかしら?」「どれどれ? 気がつかなかったなぁ」
「このあたり・・・ あれ? 印つけておけばよかったなぁ」
「あー ありました。これですね。念のために、顕微鏡で見てみましょう。」
皮膚がかさかさになって、フケのようなものがついています。
とかく脂ぎっているこゆですから、フケと言うのもありですが、夏場ですからダニというのもあり得ることで。
セロテープでフケをとって、顕微鏡に。
結局何も見つかりませんでした(^^)v
いつもどおりに他は問題なし!
「体重以外は、何も問題がないんですよねー(^^;;;」
ということで、こゆはあっさり終了♪
<シジミ>
2160g +40g♪♪ こゆきが減った分、シジミが増えた(^^)
2200はほしいんですね。予備体力が欲しいですから。
それにしても、あれだけバナナを食べて、ブルーベリーを食べて、やっと40g+。
年をとると、食べても本当に効率が悪いですね。
涙目の経過をお話しました。
「起きた時と、私が帰宅した時、台所に先回りしてバナナを待っているなら元気。
それが来なくて、「バナナ いるヒト~」って呼んでくれば、まぁまぁ。
呼んでも来ないで、持っていくと食べるときは要注意。
それで食べなければ、病院へすっ飛んでくるのですが、一応食べていたので様子見していました。
でも、体を伸ばして横になっている時、シジミは決してそのままなでさせないのですが、今回はなでてもそのままだったので、やっぱりお腹が痛かったのかなぁ。
例の、透明ゼリーも点々と落ちていることがあって・・・
バナナとかブルーベリーとか柔らかいものは食べやすいようで、ペレットは途中でやめてしまうんですよね。
だから、バナナを好きなだけ食べさせていました。多い時は、一日1本食べていたかなぁ」
「腸炎を起こしているんだと思うのですけどね。」
「でも様子は変わりなくて、一過性なんですよね。
人間と同じに、高齢になると大腸ポリープなんかができていたりして?
ともかく腸の動きが順調ではなかったようです。」
「ポリープかぁ」
本当に、ゼリーポトポトは訳わかりません(--)
人間のように大腸検査するわけにもいかないし。
ともあれ、腸の働きが万全ではないということで。
「夏場はクーラーで冷えるということがあります。
特に1kgぐらいウサギさんは、冷えすぎることがあって、この間も暖めてもらいました。」
「小さいだけに、気温に敏感に反応しちゃうんですね。
うちもこの間、なんとなく様子が変だったので、クーラーつけながら、下は暖かいようにホットカーペットつけましたよ:笑」
「ホットカーペットはいいですね(^^)」
「あれ? シジミ君 以前のような腫れが出ていますよ。」
臭腺チェックをしていた先生が、気がつきました。
右側は良いのですが、左側の臭腺周辺部分が腫れているのです。
「え? 例のたらこ唇ですか?!」
あの時は何が原因かわからず、どの治療が良かったのかも分からず、あれこれやっているうちに自然治癒的に事なきを得て、結局は「免疫系の抵抗力が落ちていた。」という感じだったのですが。
また? 厄介だなぁ。
「それで お尻がきれいじゃなかったんだ。
いつもフカフカにきれいな子が、なんとなく汚れ気味だったんです。
で、先日ベッドから降りていったら、ちょこっとお漏らししていたんです。
必ずトイレでする子がお漏らしする時は、調子が悪い時なんですよね。」
かーさんは、てっきりお腹の調子が悪かったのだと思っていたのですが、お尻の炎症のせいだったのでしょう。
「調子が悪いと、お漏らししますね。
デルモゾールを、1日2回を1週間つけてください。」
はーい。
これでムズムズがなくなれば、お漏らしもしなくなり、いつもどおりのフッカフカのお尻に戻るでしょう。
歯をチェックしていた先生が、
「うーん この前歯は、今日は処置しましょう。」
とても素敵にギザギザ。
奥歯を見ていて
「あー これかな? 右はいいけれど、左が舌に触っているようです。
きれいに並んでいるのかと思ったら、全部が舌に触っているんです。
これをカットすれば、大丈夫じゃないかな?」
ということで、前歯をチュイーンと削って、臼歯のとんがりをパチパチして、ヤスリで滑らかにして。
これで涙目が、治るといいな。
「涙腺洗浄しておきますか?」
「はい♪」
左右ともしていただいて、鼻からきれいな洗浄液が出てきたので、炎症はない(ok♪)
さてさて、これからが本番スペシャルメニュー。
レントゲンを撮る前に、造影剤を。
人間ならバリウムというところですが(バリウムを使うこともありますが)、先生が使うのは透明サラサラの液体。
これだと万が一胃腸のどこかが詰まっていたとしても、バリウムのように負荷をかけることなく流れていくので、安心とのこと。先生のお気に入りです。
シリンジで飲ませるのですが、先生だとおとなしく飲むんだな、これが(--)
どこのウサギさんも、診察台だと観念するんでしょうかしらね?
しばし待ってから、採血とレントゲン。
またまたしばし待って、呼ばれました。
「言えばあちこちチョコチョコないでもないですが、大きな問題はないですね(^^)」
まずは血液検査。()内はウサギの参考正常値。
TC(総コレステロール) 50mg(10~80)
AST(GOT) UNDER10(14~113)
うん 肝臓はOKです。
GLU(血糖値) 132mg(75~155)
すい臓も大丈夫。
BUN 11mg(9~29)
CRE 0.7mg(0.5~2.5)
Na(ナトリウム) 136mmol(131~155)
K(カリウム) 4.5mmol(3.4~6.9)
Cl(クロール) 121mmol(92~112) (ちょっと高いけど、気にすることはありません:先生)
おおー 心配していた腎臓もクリア~♪♪
WBC(白血球数) 40(3100~12500)
RBC(赤血球数) 515(452~790)
HGB(ヘモグロビン) 11.7(11.6~23.5)
HCT(ヘマトクリット) 35.8(40~55)
PLT(血小板) 33.5(20~30)
問題になるところは、ありません。
なんと!生検的に問題は見つからず(@@)
てっきり老化による腎機能の低下ぐらいは多少あるだろうと覚悟していたのですが、健康そのもの。
お次はレントゲン。
「ここに毛球が、膀胱に砂がありますが、まぁ いいでしょう。」
胃の底側にそってソラマメ型に白い陰が、毛球。
無いにこした事はないのですが、真っ白(ぎゅっと詰まった状態)ではないし、砂も結石にはなっていない。
毛球は、多毛のこゆきの毛づくろいをするし、このところあまいあまいペレットばかりだったせいでしょう。
牧草ペレットとブレンドしてみましょう。
明日葉が市場から消えて、野菜をとる量も減っていますので、そうしたあれこれが作用していると思われます。
早く明日葉出ないかなぁ。
「腸にガスが見られますね。」
それで、ゼリーウンチが出たりしたのかな?
いまいち順調な状態じゃないということ。
「歯のせいで食生活が乱れていましたから、そのせいかもしれませんね。
食生活が元に戻れば、大丈夫じゃないかな?」
ともあれ、今すぐどうこう対処しなければという状態には見えません。
経過観察で良いと思うんですね。
「イヤー 背骨がきれいに出ていますねー。
頚椎が、多少骨粗しょう症気味かなぁ(^^;;」
骨粗しょう症って・・・わぁ やっぱり年寄りだぁ(笑)
本当に、それ以外脊椎も尾てい骨から尾に至るまで、お手本のようにきれいなんです。
もちろん骨盤も大たい骨もとてもきれい。
どこか腰が悪いかと思っていたのに、まったく問題なし。
「心臓の大きさはどうですか?」
「頭部まで入れたかったので横からは見にくくなっていますが、心肥大を起こしていると消化器が上に持ち上がるので分かります。大丈夫ですよ。」
腹ばい状態のレントゲンでは、きれいに肺の間に収まっています。
横からは肋骨が邪魔をしているのですが、のどから胃への通り道がきれいにすんなり伸びています。
このあたり、造影剤のおかげでよく見えるんですね。
「あー 歯。
上より下の方が気になっていたのですが、上の方が炎症起こしていますね。」
「下も多少ありますが、上はもう石灰化していて、抜歯は無理ですね。
でも このあたり(眼孔)まできていないので、いいですよ。」
上は極端に言えば、歯根群が団子状態に白く見えるんです。
下の方が、まだ一本一本数えることができる。
もっとも、歯の髄が白っぽく炎症を起こしているのもありますけど。
年齢から考えれば、まだましな状態でしょう。
この先ますます、硬いものは与えないように気をつけなくてはなりません。
バナナと野菜主体で、ペレットもふやかした方がいいくらいかも。
シルバーブルームをふやかして与えるかなぁ~。
ふやかせば水分も十分で、膀胱にもいいぞ。
ともあれ、9歳のスペシャルコースの結果は、思いもよらないほど良い結果で一安心。
後は腸内環境を整えることと、免疫系の強化かな?
免疫系の強化といっても、何らかのサプリメントというのもあまり信じていないので、まずは腸内環境を整えて、良い食生活を目指します。
ということで、大いに安心したし、こゆきママさんとちゅんちきさんともおしゃべりして気分良く帰宅できました。
ほんと、思ったより疲れていません。
これで検査結果に問題があったら、どん底状態でとぼとぼ帰ってきたのでしょうけれど。
今日は、はる君もレントゲンだったけど、結果はどうだったかな?
本日のはる君は、最初からハク・ゆきちゃんと一緒に入っていたので、とってもご機嫌できらきらしていましたけど(^^)
一番小さいのに、大きなウサギにマウンティングして、鼻歌が聞こえてきそうでした。
10歳になって、兄弟のあい・まい君がいなくなっても、元気そうでほっとしました。
まだまだ元気でがんばってね!!
帰宅後。
長時間ケージの中だったこゆきドンはおかんむりで、帰ってきてもハンスト状態。
ま、最近いつものことですので、ダイエットにもなるのでほっておきます(^^;;
そうそう、今日はイヤミのお漏らしはなかったな(笑)
シジミは、検査疲れの様子もなく、大喜びでバナナをパクついております。
歯の調子がよくなったみたいね。 よかったねー。
これで涙目が収まれば、歯の調整はOKということです。
お尻の腫れも、収まってくれれば言うことなしなんですが。
それにしても、私の次がちゅんちき家4匹で、その後最後のお一人で、先生は今日もロングラン。
前回も9時過ぎだったし、どうも最近の土曜はこんな調子のようです。
先生 大丈夫かしら?
スタッフの方たちも、帰るわけにいきませんし。
今日も、駐車場には近隣各市・各県のナンバーがずらりと並び、ご夫婦連れ・ご家族でつれて見える方も多く、患者さんは増える一方。
待っているこちらは、おしゃべりしていればすみますけど、今日は騒がしかったかしら?
「長時間待っていただいている間、飼い主さん同士でお話が弾んでいると、こちらもうれしいんですよ」
と、先生はおっしゃってくださったけれど・・・。
確かに待ち時間の長さも、飼い主さん同志の交流の時間になれば、それは良いことなのですが。
幸い今日は深刻な状態のウサギさんがいないようでしたから良いですが、もしも重篤のウサギさんがいたら、もっと気を使ってあげなくてはと、ちょっと反省です。
心配な子を抱えているそばで、にぎやかしは心無いことですものね。
こゆきちゃん
長時間 立っちしていて、疲れなかったかな?
(待っている間、ずーっとバッグのふちに手をかけて、立った状態でおしゃべりに参加しているんですよ。)
今頃は、すやすや夢の中かしら?
JW&はる君
はる君 結果はどうだったかな? 今日はみんな一緒で楽しかったかな?
ハクたん 今度はもっと抱っこしてあげるわね。
(診察室の中、白い大きなのがあふれた時に、かーさん乱入してハクたん抱っこしてしまいました。)
ユキちゃんも、今度はだっこだっこね♪
ペコ君は、手術がんばって、真っ白ウサギになって会いましょうね♪