赤カブ不動産屋の独り言

 赤かぶを作り、漬けて30余年。今年は焼畑は止めて漬けるだけ。
 不動産や広告で起業して10年になります。助けられて。

仲直りは出来ないが、仲良くなることは出来る…

2016-03-03 18:21:33 | 日記
 昨夜は埼玉日経懇話会で安倍首相の御夫人の講演がありました。
 安倍首相の総裁選や首相就任などのこと。
 人となりをね。
 夫人の活躍で首相も助かってるなーと、そんな感想です。
 大変良い講演会でした。



 ご活躍の中でも地域創生に注力されてることが、目を引きました。
 地元下関や福島の復興などね。
 そんな中でこんな事が。

 夫人は山口県で無農薬の酒米、山田錦を栽培して。
 お酒を造っています。
 お願いしたのは会津若松市の末広酒造、新城社長に。
 新城社長は地元でも有名な長州嫌いと。

 そう、戊辰戦争で長州は官軍。
 会津は幕府軍で、悲惨な戦いが行われたのはご存知の通り。
 会津と長州の間なのです。

 その新城社長が言うには。
 「水に流して仲直りは出来ないが、仲良くなることは出来る」
 「仲良くなるためのお酒を造っている」と。
 その酒は「大和の心」と言うのだそうだ。

 会津は火の海になりましたが。
 越後も幕府軍だったんです。
 越後村上藩は降伏、開城しましたが。
 27歳の家老が一人城下を出て、戊辰戦争を戦いました。

 そのおかげで城下は火の海にならなかったんです。
 今でも村上の町家そして屏風・雛人形などが残っているのです。
 大変な観光資源になっています。

 その家老は多くの減刑嘆願にもかかわらず。
 切腹したのです。
 これが江戸時代最後の切腹と言われています。

 奥羽越列藩同盟がありましたが、会津の悲惨さは歴史に残るものです。
 簡単には水に流すことが出来ないのは分かりますが。
 しかし仲良くなれるとは、目から鱗でしたね。

 夫人の講演は大変良かったんですがね。
 長州のお米で会津の末広で酒を造る話はね。
 こんな事を思い起こさせました。
 特に新城の縁戚が同僚にいましたのでね。

 「仲直りは出来ないが、仲良くなることは出来る」
 今日も応援いただきありがとうございました。
 
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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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懐かしい話でした (Unknown)
2016-03-04 06:58:14
末廣の新城さんは、幼稚園の時に新城たえこちゃんと言う幼なじみがいて、酒蔵で良くあそばせてもらいました。
会津と新潟は近いですね~
返信する
ありがとうございます (赤カブ不動産屋)
2016-03-04 10:03:24
 何度も末廣酒造は何度か見学に行きました。新城社長は会津魂をお持ちですね。
 家内は会津若松で、僕が新潟です。ですから会津から磐越道で新潟村上に行っております。
 以前の同僚新城さんは銀行出身で前職でご一緒しまして、彼も会津魂を持っておりました。
 拙いブログですが、たまにご笑覧いただければ嬉しいです。コメントありがとうございました。
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