両手にいっぱいの荷物を持ちながら、ブチブチと文句をいう卯月をみて、
主人は「禁じ手のレストラン」へと案内した。
「パークハイアット ホテル」のレストラン「ザ・パーク」は
上質イタリアンがいただけるとのこと。
うむうむ、いいネタを持っているではないか!
ガレリアにも近い素敵な立地のこのホテルは言わずと知れた高級ホテル。
外は喧騒、中はとても穏やかな空気。
今回は「ザ・パーク」でちょっとゆったりとランチをしました。
お昼のお客さんは少ないようですね。
私たちを含め3組。
スタッフが常に監視・・いえ気配りをしてくれます(笑)。
うーん、すっごく美味しそうなパンたち。
見た目どおり美味しいです。
さてチーフのような男性スタッフにたくさんあるワインを具体的に聞いてみても、
さほど詳しくもない私。
暖簾に腕押し?状態。
仕方なく、「バローロ」を注文。
これなら分かる、と何の根拠もなく・・・・選択した。
男性スタッフ、にっこりと納得の表情。
いいチョイスだね!といわんばかり。
ボトルから注がれる様をみて感動。
美しいROSSO!
透明感といい、香りといい。
そして口にしたら思ったよりもライトでそれでいて芳醇な味。
あくまでも個人的意見ですが、この赤なら魚料理にも合う気がした。
あれ?何年ものだっけ?200・・6だっけ?
こんなあやふやな私には猫に小判ですね(笑)。
さて、お昼はお勧めのランチコース50ユーロ/一人にしました。
前菜とメイン、ドルチェ、珈琲がついています。
こちら、卯月のチョイス↑
チーズがドーンと覆いかぶさっていますが、すごく贅沢にトリュフがちりばめられています。
お肉は薄切りで、マスタードソースが濃厚。
うわさどおりに美味しい!のでひとまず安心。
主人は野菜たっぷりサルシッチャ。
色鮮やかな野菜の味をひきたたせる塩加減。
疲れた胃に優しい一品です。
トマトソースのシンプルなパスタなんだけど、
生麺だったからかモチモチ感が半端ない!
すっごく美味しかった。
米大好き主人は「リゾット」選択。
リゾットはこうあるべき!とお手本にしたいような出来映え。
お楽しみのドルチェは、りんごパイとチョコのスープ。
正式な名前は記憶に無い。
これらのドルチェも大人な味で美味しかったのだが!!
最後に珈琲と登場したお菓子たちはどれも絶品!
特に奥のヨウジがささったやつ(笑)。
笑えるほど美味しかった。
ふわっふわのスポンジをチョコでコーティング。
優しい甘さで10個くらいなら余裕で胃袋にはいっただろう。
ベリーの甘さも尋常じゃない。
このホテル、スイーツのレベルは高いと聞いていたけど、ほんとその通り。
ミラノに行ったら是非!
ちなみにあの「バローロ」のグラスワイン、15ユーロとお値打ちでした。
あと2-3杯飲めばよかったんだろうけど、昼から酒でふらつくのもねえ。
(ちなみに主人のオレンジジュースは12ユーロ・・・・)
「Park Hyatt Milano」
Via Tommaso Grossi 1
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