♪ 卯月の非日常 ♪

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イタリア・ミラノ旅 六日目 ~帰国の途に就く 其の一~

2011年04月02日 22時18分56秒 | @ミラノ

 

 

出発の朝。

もう一度「ドォーモ」へと出掛けました。
本来は「サンタ・マリア・ノヴェッラ」で最後の買い物をする予定だったのだけど、
オープンが10時だったので諦めることに。

 

 

 

 

朝早くてもチェックは厳しいのだ。

 

 

美しいステンドグラス。
陽の光がほどよく透けてとてもロマンチックです。

 

燭台が素晴らしいね。
ほんと別世界を感じます。

 



これでよく通ったこちらの広場ともさよなら。
イタリア国旗をじーっと眺めながらのお別れです。
また来るけどね!!

お世話になった「ウナ・メゾン・ミラノホテル」。
スタッフの人たちに御礼をいい、タクシーで駅へと向かいます。
この時も奇遇にプジョーだった。



トラムにもメトロにもお世話になったね~。
次来たときもバンバン利用するからね。

 



 


 

マルペンサエクスプレス

マルペンサ・エクスプレスに乗り込む。

荷物も多いので、ベンチ感覚の座席に座る。
30分の短い距離だけど、座椅子はやっぱりちょっと堅かった。

 



マルペンサ空港に到着!

 

 

スーツケースなどをビニールでグルグル巻きにしてもらってもよし!ですがお金はかかる。

 

空港に到着して、まずはチェックイン。
開始時刻をまずチェックしたあと エミレーツのカウンターへ。

 

 



タックスフリー手続きはチェックイン後 搭乗券を受け取ってからとなります。
この辺りで色々あったのだけど、後の記事に書くことにします。

 

 



「 TAX FREE REFUND」 の流れを簡単にかくと・・・

 

何はともあれ、航空会社カウンターでチェックイン。
その時、タックスフリーの商品は別にしておく。
大きなものにはタグをつけてもらう。<今回で言うとスーツケース



チケットをもらう。<搭乗券のこと




タックスフリーの用紙
購入品(未使用)
搭乗券または航空券
購入品のレシート



並ぶ時もあるが、私たちの場合はほとんど人はいなかった。
「税関スタンプ=Customs  Stamps」の看板目指してどんどん進むと到着します。



日本人の場合なのか、ほとんど荷物のチェックは受けず、あっさりスタンプを押してくれます。
そしてそのスタンプをもらった用紙を握りしめ、Cash Refund Officeに向かいます。

大型の商品(スーツケースなど)の場合は、税関スタンプ横から流してもらいます。


マルペンサ空港の場合、まずはGATE  A or B へ向かい(航空会社カウンターでもらった搭乗券に書いてある)
セキュリティチェックを受け、その後パスポートコントロールを通ります。

 

パスポートコントロールを過ぎたところに、「Cash Refund」できるカウンターがあります。

ここにも実は「税関スタンプ」のコーナーがあるのですが、対象商品を機内持ち込みをする場合はそこで済ませてもいいでしょう。
しかし混雑することまちがいありません。

 



私は「現金」で「Cash Refund」してもらいましたが、もちろんクレジットカードなどを通して振り込んでもらうことも可能です。



 

一息ついたところで・・・・お約束のランチタイム。
空港内でのランチが楽しみで!

 




 

 

お!リガトーニのトマトソースだ。もちろんこれはもらいますよ~。
お肉も生からチョイスし、焼いてくれます。

 

 

フィッシュフライ、ラザニア、カプレーゼ、生ハム、リガトーニと・・・食い納めのような量。

 



カプレーゼと生ハムはイマイチ。
他は美味しかったです~。

32.4ユーロ。

デザートに「Venchi」のアイスクリームを食べ、のんびりベンチでくつろいでいると、
主人が「猫の折りたたみ傘」を買ってきた。

タグには「Due」の文字が。

二匹の猫のモチーフなので「Due」なのかな。


 

 

 

エミレーツ航空で一路、経由地ドバイへ!向かいます。

 

バイバイ、ミラノ!楽しかったよ~。

 

遠くのアルプスの山々もそれは美しく見えました。

 


 

 

 

 

 


次の記事へ・・・・・

 








 

 

 


イタリア・ミラノ旅 五日目 ~ディナー~

2011年04月02日 22時12分03秒 | @ミラノ

 

 

 

 

パークハイアットでのランチからすぐにホテルに帰還し、買ってきたものを広げたり、詰めたりの作業開始。

明日はもう日本へ向けて帰らなくてはなりません。
スーツケースは3個。
そのうちに一つ(買ったばかりの黄色いもの)に免税対象商品のものを詰め込みます。

ウーノの出番が少なかった訳・・・それは「観光地にあまり行っていないこと」。

 


ホテル待機が多かったウーノ。
ごめんねえ。

 


 

 

 

 

 

一休みしてから夕方、「ホテルのスタッフ」に頼んでとあるレストランを予約してもらう。
主人の愛読本Gambero Rosso ガンベロ・ロッソの中からチョイスしたお店だ。

スタッフの一人=イケメン兄さん」が
「ここは遠いけどタクシー呼ばなくていいかい?」と聞いてくる。

いやいや・・遠いからこそトラムでGOでしょ?タクシーだったら高くなるよ~。


トラムの地図を広げてスタッフ総がかりでレストランの位置を調べる。
なんと最寄りのトラム駅があるではないか?

ふむふむ・・・余裕!といった表情の主人。

それでもイケメン兄さんは「夜だし、心配だからタクシーのほうが・・」と言う。

強引にOKを出し、お姉さんスタッフに予約までとってもらった。

 

さてトラムに乗り込んで20分強。
思ったより近いじゃないか!と思ったレストランは、民家の中にひっそりとあった。

よくもまあ、迷わず来れたものだ。

 

 

Innocenti  Evasioni

何故かサイトの日本語ヴァージョンがあってびっくり。
http://www.innocentievasioni.com/japan/

 

 

ちらりとドアの向こうから笑顔のスタッフがお出迎えしてくれた。
よかった怪しい日本人と思われなくて。
さすがにホテルの予約はありがたい。

 

 

おお、あったかそうな雰囲気。
かわいい椅子。

英語とイタリア語はOKです。

メニューをみて・・・初めはアラカルトにしようかと思ったけど、
なんともコースのほうが得な感じがしたのでコースに。
メインなどはチョイスする。

 


まずはアペリティーヴォ!シャンパンで乾杯!

いい味~!
イタリア最後の夜にふさわしいわー。

 

毎日歩き疲れている身体に染みこむようです。


次にワインリストを見ながら・・どれにしようか迷っていると、
主人が「私がローマでいたく気に入っていたワイン」を発見。

 



こんな感じのワインが好きなんですけど、オススメはどれですか?」と聞くと
同じワイナリーのSauvignonを出してきてくれた。
2008年もの。

さらにフルーティな飲み口。
このワインは初心者好みの味だと私は思っています。

 



ボトル開けたからには飲んじゃうぞと。

 

 

まずはアンティパスト。
パイです。
中にはカボチャのペースト状の甘いものが・・・。

・・・・・唖然  旨い・・・・・・・・・・・・・・。

うん、ガシっと胃袋が掴まれました。

 

 

 

プリモ、セコンドときましたが、どれも素晴らしいお料理です。
出してくるタイミングも文句はありません。

 

特筆すべきは下のラビオリ。
松の実・・・たっぷり、レーズンたっぷり。

 

弾力のある生地ながらも口の中でとろーりとほどけるラビオリ。
スープは主人が大絶賛。

 

 

 

どのお料理も野菜との絡ませ方が上手。
上のお肉もかぼちゃのピューレとともに。
程よい弾力。お肉の旨味。
どれをとっても最高の一皿でした。

 

 

 

 

 

いつの間にか、客席がうまっている。

一本空けたワインがほどよく廻ったところで、ドルチェの登場。

 

 

今まで食べたことのない美味しさのドルチェに・・・無言。

美味しい・・・美味しいわ~・・・
感激した。

で・・酔っぱらいもどきの卯月は刻まれた苺の繊細な甘さしか覚えていないのでした(笑)。

 

 

 



小菓子も見事な出来映え。

 

トリュフチョコ最高!マカロンの上品な甘さにうっとり。

とにかく どのお料理も気合いとセンスがピリっと光っていて素晴らしいコース内容でした。

 

二人で139.5ユーロ

 


 

 

 

 

綺麗な月。

無理矢理主人にカメラをもたせ・・・撮らせることに成功。

イタリアではみっともなく酔っぱらえないので出来るだけ静かにしていたのだけど

 

 


トラムの中ではワインの酔いと疲れが一緒くたになり、眠気が襲ってきた。
そりゃあもう、身体が限界だったんだろう。

前屈みになり眠ろうとしていた時、乗り合わせたお姉さん?がなんとミカンをくれた。

私が「ぐったりと気分悪そうにみえた」らしい。

なんとも優しいお姉さん。
私は彼女の目の前で酸味あるみかんを食べ始めた。


それをみてちょっと安堵したようだ。

人の温かさはどこにでも転がっている。


私が出会ったイタリアの人たちは皆すごく優しかった。一般の人も、お店の人も。

生活している訳ではないので深くは知ることが出来ないが、少なくとも今回のミラノ旅ではたくさんの優しさに触れたような気がするのです。

 

 


 

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