地獄のように蒸し暑い・・・・
そんな車内をキンキンに冷やすには時間がかかるけれど、おかげさまで私たちのレンタカーはわりと性能が良かった。
吹き出し口からMAXの風を出し、離島ターミナルから向かった先は「サーターアンダギー」のお店。
ひと味違うと評判で、誰もが必ず買うと聞く。
その名も「さよこの店」。
見た目も年季が入っているけど、もちろん中もそう。
店内撮影はNGだったので、外観だけ。
正直、こんな暑いのにサーターアンダギーが欲しいかと聞かれればそれはNOである。
ただ、味わいたかった。
他とは違うという其れを。
なるほど。
様々な種類の味があるらしく、焼き上がる時間もまちまち。
私たちが行った時には「黒糖」だけが並んだいたが、むしろそれが目的だったので問題ない。
で、6個入りを購入。
390円くらいだったか。
安い。
ホテルに帰って早速一個食べてみたけれど、他のものよりほんのり柔らかくて、確かに美味しいと感じた。
ちなみに自宅に持ち帰り、時間も経ったけれど、それでもまだ美味しい。
牛乳に合うこと間違いなし。
目的を一つ達成し、ちょっと満足した私は、更に別の店を目指す。
外観を撮り忘れる失態。
(男子学生達がベンチに座って食事中だったから、撮りにくかったのもある)
こちら知念商会さんは度々メディアにも登場している「オニササ」で有名なお店。
といっても、中は普通の食料品店で、こぢんまりとした感じだ。
B級グルメとして、石垣島の人達に親しまれている「オニササ」。
なんだそれ?と言う方もいらっしゃるだろうから、簡単に説明します。
オニはおにぎり、ササはささみ
おにぎりとササミのフライを一体化した、手軽な食べ物のことなのです。
ビニール袋に入れた状態で、上から握るらしい。
おにぎりは色んな種類があり、私は今回じゅーしぃをチョイス。
(お店の人一押しだった)
見て解るとおり、ササミフライはどでかくて、かなりボリューミー。
調味料コーナーにはマヨネーズやケチャップ、ソースなどがあり、自分好みの味付けをする。
後はぎゅううっと握って完成。
詳しくはこちらのサイトへ丸投げ。
これもホテルに帰ってから頂いたんだけど、絶対食べきれないだろうと思っていても、ペロリといけちゃう不思議な食べ物でした。
味は想像を越えませんが、美味しかったことは確かです。
もう一つ、購入したのは「ヒラヤーチー」。
私、沖縄本島でヒラヤーチーに嵌まってから、色んなヒラヤーチーを食べていますが、
やっぱり「瀬底島」のものが一番美味しかった。
でもこれ、100円ですよ?
安い!
シンプルな料理だから、色々工夫が出来そうなヒラヤーチー。
家でも作ってみようと思います。<チヂミとはちょっと違うんです
知念商会さんの裏口からそっと入っていく猫。
可愛い・・・・きっと店の飼い猫。
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一旦ホテルに戻った後、私はこれから増えるであろう土産(大荷物)に頭を悩ませ、結局段ボールが必要だよねとの結論を出し、マックスバリューへ単独で向かった。
無論、I村さんの分も確保するためである。
普段、イオン系列の店には「大量の段ボール」がサービスで置いてある。(ガムテープも)
だが店が小さいのか、誰もそんな段ボールを必要としていないのか、どこを見渡しても一枚も無い。
最終的にサービスカウンターのお姉さんにストックから出してきてもらい、何とか三つゲット。
全部同じ大きさなのは想定外だったが、贅沢は言っていられない。
ガムテープを買い、ひとまずお土産を物色することに。
段ボールさえ手に入ればこちらのものだ。<強気
スパムは様々な種類があって迷うけれど、やっぱり定番、そしてちょっと辛めのヤツを手に取った。
どうやら沖縄の人達は「TULIP」も愛しているらしく、こちらも籠の中へIN。
あとはタコライスの素、イカ墨ジューシーの素、シークァーサージュース、ちんすこう・・・等など、定番の商品をカゴ一杯買い漁る。
一瞬目を疑ったのがこれ。
安いのか??ん?どうなんだろう?
手は伸びなかったが、やっぱり気になる。
すると不意に現れたおばあちゃんが、袋にギュウギュウと押し込んで、お買い上げされていた。
なるほど需要はあるらしい。
で、最後まで迷ったのはこちら、「ゆし豆腐」。
できたてのお豆腐が、定期的に届けられる為、すごく温かい・・・というか熱い。
これはうれしいサービスです。
けれど持ち帰るのは難しいシロモノですよねえ。
ほくほく顔でマックスバリューを後にした私は(この時点で段ボール箱一つ完成していた)、
道路を挟んだ向かいにある鮮魚店(鮪専門)に目を奪われた。
解体された鮪の色んな部位が売られている。
刺身も揚げ物も煮物も・・・そしてもちろんカマも。
だが持って帰ることは出来ない。
夜のツマミにしようかと思ったが、今日ばかりはそれも難しいと判断した。(理由は後で分かります)
で、結局海ぶどうを追加で買う・・・・(笑)。
鮪専門店に来て、海ぶどうしか買わない私はかなり奇異な目で見られていた。
そんなこんなで、一人きりの買い物は思いがけないほど大量になってしまい、(誰も止める人間がいない)
ホテルに戻ってからもしばらくの間、I村さんに報告できなかった。 (馬鹿にされそうで・・・・)
其の八へ続く
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